2016/08/23 のログ
ネネ > 「ソルみたいなヒトが、たくさんなら怖いのないのにね」

月を見上げる相手、その横顔を眺めながら膝を抱え、つま先を浮かせて
体を軽く揺らすようにしながら

「私、きれいくないよ?」

揺らしてた体が止まる、真剣な瞳に見つめられて
相手の言葉の意味が、キチンとは理解できていないけど
その瞳のまっすぐさに、言葉が続いて出てこなくて
表情がコロッとかわる様子に心配そうに小首をかしげ伺って

「ソル、だいじょうぶ?なにか、困らせる、こと言った?」

ソル・グラディウス > 「…いや、何でもない。少し考え事をしてただけだ」

微笑んで少女を心配させないように返す。

「綺麗くないって…じゃあ何か?エッチとかしたことあんのかよ?」

意外そうな表情でそう聞く。
このような少女がそういうことするなんて驚きだが
もしかしたら俺みたいに森に来た奴に既にやられているなんてことがあるかもしれない。

だとしたら相当腐っている。
正しく導く勇者様は現れないだろうか。

水面に映る月を見てそのように考える。

ネネ > 笑ってくれることに、同じくニコっと返す

「うーん…んー…わからない、エッチって?」

相手の言葉に、少し考えるけど…聞気なれないワードに眉を寄せて考える
でも、イメージさえ思い浮かばないから首をふって
わからないことに、少しシュンと肩を落とす、感情としては
わかりやすいくらいハッキリとみてとれて

ソル・グラディウス > 「…いや、気にするな。大したことじゃない」

胸を撫でおろすと安心したように息を吐き少女に答える。
自分の考えすぎかとホッとすると同時に性交のことについて聞かれればあまり気にしないようにと誤魔化す。
彼女の年はわからないが精霊ならば無理して知るようなこともないだろう。

「わからなくてもいい。そう気を落とすな」

彼女を励ますように背中を摩れば笑顔を投げかける。
優しく少女に言い放ち、背中の後は頭を撫で始める。

ネネ > 「そう?なの?」

なんだろうと気になるものの、それ以上は言葉が返ってこない
それ以上には聞けなくて

「ソルは、いっぱい、物知りね」

自分の知識以上に、生活してる環境の違い
優しい声色と頭を撫でられる
細い銀髪がサラサラとその手に滑るように撫でられていくことが嬉しいのか
照れくさいのか、少し視線を落とし、はにかむような笑顔になって

ソル・グラディウス > 「物知りなんかじゃねーよ」

笑顔の少女にこちらも笑顔で返し、撫でる手を止める。
そして立ち上がり、足を軽く伸ばすと尻に付いた汚れを払う。

「そろそろ時間だ。俺はもう行くぜ。
今度会ったらエッチについて教えてやる。それまでは誰にも言うなよ?二人だけの秘密だ」

月の角度を見ると街に帰ろうと立ち上がる。
そういう話は少女には少し早いと思うが話さないのもどうかと思う。
そのため、定期的にここに来て少女にそのような話をしようと判断する。

「今日はありがとうよ。お前と話すの…中々楽しかったぜ?」

ネネ > 「うん…わかった」


相手の言葉を聞けば頷いて、立ち上がる姿にコチラも地面に手をついて
スカートを払って

「私も、楽しかった。ソルとのひみつ、楽しみね」

何も前知識のないから、今度教えてくれるとの言葉に楽しみが増えたと
素直に喜んで

「おやすみなさい。街、帰るの気をつけてね」

手荷物もなくその身だけ、立ち上がり並ぶと背の高さで少し見上げるようになるけど
森から流れた風に体をのせれば同じくらいに視線はなるか、緩やかな風に髪を揺らしながら
相手の周りを軽く、一回りして姿が消える、そのまま風は森を目指すように

ソル・グラディウス > 「風ってマジなんだな…」

喜んだ後、風となって消え去った少女に驚きつつそう呟く。

「また来てみるか…」

少し楽しみができた。嬉しそうな声色でそういうと自身も街へ向かうため森の中へ入っていく。
森を抜けるのは難航したがどうにか公道に出ると街を目指す。

森を一回振り向くと、次回少女に会うのが楽しみになり、嬉しそうな表情で街を目指すのであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からネネさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からソル・グラディウスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタマモさんが現れました。
タマモ > 自然地帯、木々に囲まれた場所。
少し開けた場所から、どすんっ、と重いものが倒れるような音が響く。
そこに見えるのは、倒れ伏した魔物と、その側に立つ一人の少女。
くるりくるりと唐傘を回し、ぱたぱたと扇子で煽ぐ、いつもの姿だ。

「うむ、これで良いじゃろう」

うんうんと一人頷きながら、視線は側にある小さな泉と、背後へと向けられる。
後に向けられた視線の先に見えるのは、数匹の動物達だ。
別に大した事ではない、泉を占領されて困っているだろう動物達の為に魔物をのめしただけである。

タマモ > すっと扇子を持つ手を振ると、倒れたままの魔物がふわりと少し浮き上がる。
このまま置いておいても邪魔になるだけだ、適当な場所に捨ててこようと思っていた。
まだこちらを見ている動物達にひらりと手を振ると、そのまま適当な方角へと歩き出す。
その後を追うように、浮かび上がっている魔物が移動を始めた。

…うん、なんか見た目はあれだが、気にしない方向でいこう。
少女は木々の中にある道なき道を歩き続けていた。

タマモ > しばらく歩き続け、ぴたりと足を止める。
まだ続く木々の間だが、この辺りにはテリトリーとしている動物が居ない、それが分かった。

「………よし、ここならば大丈夫じゃな」

再び手を振れば、後ろで浮いているだけだった魔物が投げ捨てられるように茂みの中へと飛んでいく。
まぁ、後始末はどうにかなるだろう。

さて、本来の目的は獲物探しのはずだったのだが、気が付けば違う事をしていた。
それは良しとしておくも、あれだ…こんな場所に遊べるような相手が居るとか、考え難い。
はふん、と溜息をつくと、くるりと踵を返す。
とりあえず…まずは森を出よう、と。