2016/08/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「───くーわわわ……」

夜。
木々の鬱蒼と生い茂る森の中に、少しだけ開けたちょっとした広場になっている場所。
そこで、焚き火の前に座り込んで大欠伸をかましている金髪の男が一人。
普段背負っている剣は、今は横に無造作に置かれている。
目元に滲んだ涙を指で軽く拭うと、ハフ、と一つ息を吐きだし。

「んんーむ……明日はドコ行くかのう。今日行ったダンジョンはハズレだったしなあ……」

ごろりと地面に仰向けに寝転び、両手を組んで枕にしながら、軽く眉下げて独りごちる。
視界に広がるのは満天の星空。
それを目を細めて見つめながら、くわ、ともう一つ欠伸を漏らした。