2016/06/13 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」にシャニスさんが現れました。
シャニス > 「すっかり暗くなりましたわね。困りましたわ…。」

すっかりと暗くなった森の中、まだ街道がかろうじて見える位置で木の根元を確認するように覗き込んでいた腰を上げて呟く。
よく通う飲食店の店主のお願いでこの森にあるという変わった食材を探しに足を運んだのだが見つける事は出来ずに日も暮れてしまう。
夜目が効くために見えないという事はないのだがやはり暗いという事と日の暮れた時間を気にするように周囲を見回す。

「変なのが来ないとよいのですが…」

戦えない訳ではないのだがそういう事はあまり好みではない為に出来れば荒事は起きないで欲しいと願い。
このまま手ぶらで戻っては申し訳ないとせめて一つは見つけようと別の木の根元に屈み探すことを続ける。

シャニス > 雑草を掻き分ける様にして探し続けるが目的の物はやはりなく腰を上げればうっすらとかいた汗をハンカチを取り出して軽く押さえる。
そうして今まで探して見つける事が出来なかった木を眺め、そして森の奥へと視線を向ける。

「やっぱり入るしかありませんかしら」

森に入るには不似合いな自らの姿を見下ろし、そして森にと視線を向ければどうするかと悩む様に首を傾げてしまう。

「本当にどうしましょうか…」

入ればありそうな予感はするのだがきっとドレスのスカートは汚れてしまう。
でも手ぶらで帰り残念がられるのも悪いと考え、森の奥を眺めて考える。

シャニス > 「仕方ないですわ」

お願いとはいえ仕事は仕事、ちゃんと見つけないと。
そう心に決め、僅かにスカートを持ち上げれば森の奥へと足を踏み出していく事に…

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」からシャニスさんが去りました。