2016/05/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/ダンジョン」にレヴィさんが現れました。
レヴィ > 「確かこの辺りだったッスね。……あったッス」

メグメール街道から離れた森の中。
草木を掻き分けるように進んでいけば半ば埋もれるようにぽっかりと口を開ける洞窟を見つける。
目的のものを見つけたと判れば早速入口の地面を念入りに調べ満足そうに身を起こす。

「まだ誰も来てないみたいッスね。ここで一攫千金を狙うッス」

昼間にギルドにと赴きこの遺跡の事が何も方法がないという事を確かめこれは誰にも教えずに探索をするだけして報告すれば二度おいしいと計算し日が暮れてから足を運ぶ。

周りは暗くはあるが別の遺跡で見つけた眼鏡のお陰でそれなりに明るく見え、ランランなどの灯りを持たずに周囲を警戒しながら洞窟へと足を踏み入れる

レヴィ > 中にと入り込み罠を警戒して歩くがそう言ったものは見つけられず。
むしろどう見ても自然洞窟のような様相に思わず足を止め。

「もしかしてはずれッスか?」

見た目でダンジョンだと思いはしたがもしかしてただ深いだけの自然洞窟かもしれないと今更にそう思い始めれば一筋の汗が流れる。

「もしそうならまた赤字になるッス…」

肩を落として息を吐けばせめて一つでも何かあってと探索を続ける

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/ダンジョン」にアッシェさんが現れました。
アッシェ > (…  失敗した   …)

暗い暗闇の洞窟 とある空間に自然の岩台に鎮座されている炎。
その空間だけ微妙に明るいのだが その炎 独りでに燃え盛って燃え尽きる勢いがない。

…久方ぶりに此方の世界に顕現したのに 炎の姿って何。
誰かに触ってもらえないと 炎が解除されないなんて。暫く燃えておこう。
…誰も来なかったら あれだ、火の玉状態で移動してやる 位な気持ちで待機をし始めた。

レヴィ > 「これは完全に遺跡じゃなさそうッス……」

進んでも一向に遺跡のような光景は見えずに自然洞窟が続く。
途中に熊の巣のようなものを見つけただけにこれは期待が出来ないと思いこの先だけ見ておこうと思えば何故かそこだけが明るい。

「最後の最後に当たりッスか?」

その明るさが財宝か魔導具かはわかりはしないが近くで見ればわかると足を速めて近寄ったはいいが……。

「炎だけッスね。でもどんな原理で燃えてるのか気になるッス」

岩台で燃え盛る炎を見つければ他にはないのかと周囲を見回すが目ぼしいものは見つからず。
もしかしてこの炎が実は珍しい物なのかと考えて近づき近くで見ようとする。

アッシェ > (…誰か 来たな)

炎は現在も独りでに燃えている。魔導具でもなく財宝…いや財宝じゃないんだが。
最初は地味に、いや温度的に言えば低い橙色というか赤い色の炎だったが、
レヴィが体を近づけてくるにつれて どんどんと赤から
猩々緋の明るい色へとー温度が上がっていく色へと変貌していく。

然し どこからか燃料が供給されているとかはない。炎が単体だ。
炎は思っている 触ってくれまいか。

(突っついてくれんかね…や、難しいか)

レヴィ > 遠くで見るよりも近くで見る方が何かわかるだろうと距離を詰めていけば炎の色がより明るい色に変わり思わず足を止めてしまう。

「人に反応して明るくなるッスかね。燃料は何で燃えてるッスか」

炎を右左正面と見るが供給するようなものは見つけられず
ますます珍しいという目で見つめる。

「これは持ち帰ったらレアそうッスね」

運べるかなとランタンを取り出しその中に炎をしまおうとするが…

「あ……」

足が滑り炎に向け手を突き出して触れてしまう事に

アッシェ > (触ってくれ無さそうだ)

炎はやる気を出して燃えたのだが 足は止めてくれても突っついてくれない様子に
どう燃える…揺らいでみようかと考え―つつも燃えるしか芸がなかった。
炎の正体は精霊というかそんな類の為、こう変化がないと最初は人の姿になれないことに。

(ぬ、私を持ち帰る気か! ランタン壊れるわ!!  あ)

普通の炎だったらいいのだが このわたくし 炎は そこらの炎の類とは違う!
地獄の炎と間違えられ、サラマンダーだと慣れぬ突っ込みをしー一人でどこかに言い訳をしていたら
 
気づいた時には 彼女の手が炎にぴったり。…火傷?や、見た目は熱いけど変化しているだけだし 一寸熱い程度で火傷はしない筈。

カッと眩い光が洞内を照らした、炎は瞬く間に大きくなり人の形を作って―光が収まったかと思うと
髪の毛の先が燃えている少女の姿を繕ったという。

「…んん、ど、どうも」

レヴィ > お宝こそないが珍しい炎を見つけられた事に気分をよくし
まさかランタンに押し込めば壊れるなど思いもせずに実行しようとする

もっととそうなる前に足を滑られ触れてしまったわけだが…

「あつ……くないッス。それに感触があるッスね?」

炎に触れてしまったと思えば洞窟内に走る眩しい光に思わず目を閉じる手から熱い感触が来るかと思えばそれもなく何かに触れているような感触がある。
目を開ければ先ほどまで炎があった場所に一人の少女の姿。

「あ、どうもッス」

触れていた手を慌てて引けばつられるように挨拶をしてしまう

アッシェ > ランタンの耐熱温度より高い温度でもって燃えていた為、
普通のランタンであったのなら 入れて数分でランタンの入れ物を壊していた事だろう。

そうなる事無く 触れられ 仮初の炎状態からうまく人の姿になったはいいが。

触れられていた部分は…頬の部分だった、離れていく手、逃げていくとかではなく
彼女はそこに留まっているではないか。

 (ふむ、気弱でもなさそうだ。)

「…此処は どこだ?…私は精霊でな。 誰かに触ってもらえないと人になれんで」

挨拶もそこそこに 正体と場所は何処かを尋ねてみよう。

レヴィ > 挨拶をしてから我にと返れば間合いを開けるように数歩下がりナイフの柄に触れる。
もし襲い掛かられても大丈夫なように警戒をするがそんな気配もなく。

「精霊ッスか?初めて見たッスよ。ここはマグメール街道近くの森の中ッス。と言っても地理は判るッスか?」

初めて見る精霊に目を丸くして見てしまい。場所を問われ思わず答えるが、その後に精霊がこの辺りを知っているのかと心配になる

アッシェ > (距離を取ったな、別に襲うつもりないんだが、いいか)

間合いは数歩くらいかそれ以上か 彼女が微妙に下がって何かこっそりしているのをちらりと見てから
此方はさも自然に動くしかない、というか襲ってどうする 見た目冒険者らしい彼女を襲って。

「うん、初めてか。…私はサラマンダーでな。…お、比較的近くに出たな。
地理というか この世界では 私は使役されているから分からないと駄目だと思っている。
マグメールの王都か、九頭龍山か…取りあえず 王都に行ければいいんだが、どっちの方が近いだろうか?」

此処そもそも洞窟だろう、その洞窟から出てどちらが近いか、を続けて質問してみよう。

レヴィ > 見られる視線にどうにも落ち着きを無くし少女を上から下へとその姿を見る。
精霊の強さなど全く知らないだけに襲われないならそれに越したことはないと肩の力を抜いて

「サラマンダーッスか?強そうな名前ッス。近く……この辺りを知ってるッスか?
そうだったッスか。それなら地図がなくても大丈夫ッスね。
王都か山ッスか?ここならかろうじて王都の方が近いッスよ」

この洞窟の位置を考えればまだ王都の方が近いと答えて

アッシェ > じっくりと観察してしまったではないか 随分と身軽な冒険者だな、と冒険者かどうかわからないが、
洞窟を探検?しているのは冒険者じゃないか、と若干の偏見を持っているのか、
仮に冒険者?にして彼女を見ていたという。正体は分からずじまいであるのは変わらない。

(それにしても こやつ 私に触れる前は火すら持っていなかったな)

そんなことを思いながら、王都の方が近いと教えてもらえれば そうかと零して

「火の精霊の中では強いと思うぞ。色々といるんだが…火の精霊は。
そうかそうか 王都だな まぁ、じゃあ 王都に行ってみるわ。
…って、ここに何しに来た?この洞窟 何もないと思うが。」

場所もわかったことだし さて動くかと足を動かしー止まって振り返ろう。

レヴィ > 感じる視線に思わず視線を逸らせるように身じろぎをしてしまう。
冒険者が本業ではあるがそれ以外も受けているだけにあまり見られるのは好きではないというようにして。

「強いッスか。それなら敵対して居なくてよかったッスよ。精霊とは戦った事がないから正直怖かったッス。
王都に知り合いがいるッスか?そうッスよ。まさに何もなかったッス。
隠れた遺跡を見つけたと思ってたッスよ」

止まった少女の後ろに着くように歩き。
振り返れば視線を合わせるように見つめていた理由を告げる

アッシェ > 後ついでに見えてしまっていたナイフについては指摘していない突っ込んでいない。
もう冒険者でいいんでないか?じっくりくっきりはっきり見てしまったが視線はそらそう。

「今 面倒だから持っていないが 人に習って刀使えるようになった。
大体 戦闘開始 即 燃やすが多くてな、薙ぎ払いで大抵…。
…いやぁ、何。 王都に知り合い…騎士が一名に狐が一匹、商人が少々か。
…遺跡か、遺跡といえばな、山の方に遺跡があるのは知らないのか。」

後ろに引っ付かれたか、あれか 王都まで連れていくしかないのか。
彼女の正体は最後まで分からなかったが、
洞窟を出るまでは後ろをひっつくのであれば そのまま 会話をしながら歩いて行った事だろう。

隠れた遺跡かどうかは分からないが あまり知られていない遺跡の話をしながら。

レヴィ > 「刀ッスか?あれは中々に難しい武器ッスよね。
でもいきなり燃やすのは駄目ッスよ。お宝も燃えるッスから。
知り合いがいるなら大丈夫ッスね。
山の方は遺跡が結構あるッスよ。だから探しているなら見つけるのが別の意味で大変ッスね」

遺跡が外れならこのまま帰るしかなく、それなら少女に引っ付いて帰ってもいいだろうと。
結局自分が何なのかは説明することを忘れたまま少女についていき、会話をしながら歩いていく事に。

余り知られていない遺跡の話に目を輝かせて

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/ダンジョン」からアッシェさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/ダンジョン」からレヴィさんが去りました。