2016/05/08 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の中の小屋」にクロイツさんが現れました。
■クロイツ > 街道を脇に逸れ広がる自然地帯の森の中。かろうじて住めるように修繕された小屋。
元は猟師小屋か何かであった建物は今は一人の少年の別荘のような場所になっていた。
小さな道具をいくつか持ち込んだ以外は元のままの内装。今は街で見つけた本を片手にボロボロなテーブルに向かい何かを作っている。
小さな乳鉢で薬草をすり潰して、そこに更に不気味な色の液体を流し入れてはゴリゴリと音を立てそれを続ける。
■クロイツ > 「確かこれで火を通せば完成のはずだよね?」
すり潰し液体と混ぜたものをガラス容器に移して台に乗せ、下から小さな魔力で起こした火で沸き立たないように注意しながら温める。
時折に掻き混ぜ均等に火が通る様にして手元の本に視線を落とす。
「問題は完成しても自分だと効果が解らない事なんだよね」
それなりに効果の強い薬らしいがこの程度なら自分には効果がないのが解っているだけに完成したらどうやって効果を試そうと考える
■クロイツ > 「やっぱりよく効く人に使うのが一番だよね」
説明通りに液体を暖め終えれば別の入れ物にと移して封をする。
後は冷えればいいとあるので涼しい場所にと置く。
「たぶん効きますで売って後で効果を効く方がいいかなー」
完成すれば手持ちぶさになる。
本を閉じて足を揺らして完成した薬をどうするかと悩み。
使用した道具はスケルトンを呼び出し片付けさせる。
■クロイツ > 「よし、そうしよっと」
薬の扱いを決めれば勢いよく立ち上がりぼろ袋を手に取る。
売るには量が足りないだけにその材料を採取するために。
丁度森に材料は幾らでも生えている…一部以外は。
「ここの警備は任せるよ。じゃね」
片づけを終え静かに佇むスケルトンに声をかければ小屋を出て森の深い場所へと向かっていく。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の中の小屋」からクロイツさんが去りました。