2016/04/08 のログ
ご案内:「霧の深い森」にエレミヤさんが現れました。
■エレミヤ > つい最近新調したばかりの衣服を身に纏い、意気揚々と鉱石の採取に勇んでいる少女が一人。
少しずつ深くなっていた霧が、いつの間にやら濃度を増して辺りに立ち込めている。
「―――…早めに切り上げた方がいい、かなぁ…。」
完全に陽が落ち切るまでにはまだ時間はあるだろうけれど、こんな視界の悪い森ではまた迷子になりかねない。
小さな呟きを落としつつ、小さな鉱石を詰めた袋の紐を結び直して歩き始め。
ご案内:「霧の深い森」にナッツさんが現れました。
■ナッツ > (錬金術の材料になる貴重な功績を求めてやってきたのはいいけど。費用をケチったことと、見た目重視で選んだ護衛の冒険者と、あわよくば……なんて考えて、二人だけでやってきたのだった。そうして気づけば、少し先も見えないような霧に包まれていた。……ん、これってもしかして『あわよくば』的な状況なのでは? なんて風に、思いついて。こんなこともあろうかと用意しておいた薬を背負いカバンから取りだした。別の薬に混ぜれば、薄いピンク色の水蒸気が上がる。……その効果は、催淫とほれ薬を混ぜたようなもの。あまり強い効果はないけど、自分を頼りがいのある男に感じさせるぐらいはできるかも。それに、水蒸気も霧に紛れてくれるかも知れない。背負いカバンの中に固定して、もやもやと水蒸気を漂わせるそれを背負い直して)そ、そうだな。こういう状況だと、離ればなれになるのが一番危険だ。……もっと近くにいた方がいい。(と、告げつつ。歩き始める彼女のすぐ後ろにつけ、この先でも採取できる? と、当たり障りのないことを聞いて様子を見てみる)
■エレミヤ > まさか自身の雇い主が『あわよくば』なんて考えているなどいざ知らず、少年を背後に魔法で進路を確認。
浮かび上がる磁針の様な光が示す方向を見ていれば、霧に混ざってしまった水蒸気も気付きやしない。
「ですねぇ…離れないようにしましょう。」
肩越しに振り返って気の抜けた笑みを浮かべながら答えた。
もちろんできますよ、だとか返しつつ、歩く事暫し。少しずつ上がって来る呼吸と体温を自覚する。
遂にそれに耐え切れなくなってしまえば、足がふらついて。
■ナッツ > おお。それって、行き先を教えてくれる魔法? 便利な術があるんだな。(研究者肌の、好奇心旺盛な目で彼女の肩越しに、浮かび上がる光を覗き込み。彼女の足下がおぼつかなくなってくれば、徐々に歩くペースも落ちてくる。そうすれば吸い込む水蒸気の量も増えるはず。……勢い任せに薬を使って見たけど、よく考えればこれだと自分の方が大量に吸い込むことになって。こちらもすっかり、後ろから抱きついて押し倒したい欲求が高まってきていた)……ち、ちょっと、休憩にしたほうがいいかもしれない! ほら、エレミヤも疲れてるみたいだし! ……そ、そうだ。疲れてるなら、僕にもたれたほうがいい。(すでに理屈も通ってない。後ろから手を伸ばすと、ほら、と自分の方に引きよせようと)
■エレミヤ > 「魔力感知を応用したものなので結構カンタンなんですよー。」
元気な内はそんな返しも出来ていたが、ふらつく頃には口数は何処へと状態だ。
相手の台詞は今の自分には大変ありがたいもの。
申し訳なさそうに小さく頭を縦に揺らし、短く浅い呼気を逃がし、
「んっ……! ぁ、す、すみません…っ」
引き寄せられる儘に身を預ければ、間近に覚えたひとの体温に思わず上擦った声が零れた。
知らぬ間に薬の効果で昂らさせられた心身はその温度にすら興奮を煽る。
じり、と内腿を擦り合わせ。
■ナッツ > いや、へ、平気だよ。休もう。そう、それがいい!(頷きながら、背負いカバンを脇へ降ろし。いまだにそれは薄ピンク色の水蒸気を漂わせていることに彼女は気づくのかどうか)……え、エレミヤ、平気か?(すぐ近くにある彼女の体は熱を増し、頬は赤らんでいるように見える。これは、まさか効果が出ているのでは! 内心ドキドキしながらも、)……そ、そーだ! 疲れを取るためには、マッサージ、必要だよな!(強引すぎる理屈で手を伸ばし。下半身に指を触れさせて、ふに、っと掌をスカートの上から押しつける)