2016/03/12 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にイーヴィアさんが現れました。
■イーヴィア > (鍛冶屋の仕事は、木材を大量に必要とする
溶鉱炉こそ特別製の代物では在れど、倉庫に堆く積み上げられた薪を
一週間程度で殆ど使い尽くしてしまう事だって良くある事だ。
大抵は、例えばきこりや山男から買い付けたりする事が殆どだが
稀に、其れだけでは到底備蓄が間に合わないという時が在る訳で――)
―――……仕舞った、何処だ此処。
(――そう言う時は、ちょこっと店を休んで、自分で採りに来るのだ
……が、少々作業を粘り過ぎた結果、森の奥まで踏み込み過ぎた
メグメールの自然地帯にはこうした森も多く残っているのだが
今回足を踏み入れた森は、特段良質な木材が手に入るとお気に入りの場所
ただ、一つ注意しなければならないのは――)
―――……参ったな…どの辺から境界線だか判らんぞ、これは。
(この森が、一定の領域から先、人の領地である、と言う事。)
■イーヴィア > (背中に背負った薪は既に、相当な量になっている。
若木は残し、枯れ木を優先し伐採したなら、良く乾いた良い木材と為る
ただ、これが手付かずの自然だったなら良い物の、私有地と為ると
流石に権利だとか礼儀だとか、色々な部分で面倒な事に為る
一応、王国に店を構える程度には社会の中で生きているが故に
その辺り、信用と言うものは大事であるからして――怒られるのは、勘弁願いたい。)
―――……さぁて、最悪真っ直ぐ突っ切れば帰れるっちゃ帰れるだろうけど…。
……欲張らずに、最初のトコでもう少し切り倒しとけば良かったなァ…。
(別段、遭難した、と言う程の気分ではない。
採掘の為に何日も山や洞窟に篭る事も在るのだから、焦る様な状況じゃないのだが
満足、と言うにはもう少々物足りないのが惜しまれる
とは言え、今己の立っている場所が何処か把握できない以上
これ以上伐採するのは、伐採して、見付かったりするのは流石にヤバイ
致し方なし、と半ば諦めつつに歩みを進めれば
自然森の奥へ、奥へ、自分がどちらの方角を進んでいるのか判らないまでも
とにかく、真っ直ぐに歩いて行こう)
■イーヴィア > (森の中は静寂だ、故に、方向感覚と言う物が狂う一端に為るのだが
今は兎も角、歩くしかない。 歩いているうちに、見覚えの在る場所へ戻るやも知れぬ
或いは、森林地帯を突っ切って、平原まで戻る事が出来るやも知れぬ
最悪、数日間森の中を彷徨う程度の事だ、と楽観的に考えながら
樹木生い茂る獣道すらも無い茂みの奥へと、姿を消して――)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からイーヴィアさんが去りました。