2016/02/20 のログ
■セリア > 詰所から持ち出した水筒を片手に、訪れる野原。
以前野盗を討伐した際に目をつけておいた場所だが――いずれ再訪したいと考えていた。
風に吹かれながら揺れる木々と、雑多に生える草。
それらを眺め回しつつ一口、ここまで歩いてきて乾いた喉を潤す。
いつか部下を伴い、ピクニックまがいのことをしても良いかもしれない――と、そう考えていた。
■セリア > 地面に向けて腕を振れば、地表が盛り上がって小さな腰掛が出来る。
そこに腰を下ろし一息ついた。
「―――最近忙しいわね。ホントに……」
愚痴めいて吐き出した言葉。ふと今更気づいて脇に手を当てる。
剣が無い。―――詰所に置いてきてしまったようだ。
■セリア > 「気づかなかったなんてね。……忙しいのも程々にしたいものだけど…」
呆れるように頭を抱える。水筒からまた一口、喉を潤す。
特にこういった場には不可欠な道具だというのに。
多忙を緩和する為にも、もう少し人手を集めるべきか。
そんなことを延々と考えているのだ。
■セリア > それから暫くは、其処で時を過ごす。
片手に持っていた水筒が空になるまで風景を愉しんだ後は――
小さくため息を吐きながら仕事へと戻っていく。
ちょっとした休憩の時間。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からセリアさんが去りました。