2023/04/26 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にオークさんが現れました。
オーク > 街道からやや離れた場所で焚火を囲む大男が1人と子供が2人。
街道からは立ち上る煙の存在で、誰かがいる程度しかわからない。

大男は身長2mほど、焚火の前に胡坐をかいて座っている。人間ではない。
緑色の肌に黒い髪、下顎からはえる牙は魔族種のオーク特有のものだ。
子供に見えたものは同じく緑色の肌だが、頭部は禿げ上がっている。ゴブリンだ。

「彼等が戻ってくるまで、ここで待ちましょう」

オークはにこやかに笑うが、ほとんどの相手にとってその笑いは威嚇にしか見えない。
ゴブリン達は巡回中、縄張りに入り込んだ者を殺して装備をはぎ取るべくオークに襲い掛かった。
しかしオークは文字通り赤子の手をひねるように手玉にとり、“穏やかな話し合い”をして彼等の巣にお邪魔しても良いかを問うた。
族長の判断を仰がないといけない、という主張に頷き、ここでその結果を待っている次第だ。

ゴブリン達と彼等の言葉で会話をするが、ゴブリンの反応は良くない。彼等にとっては己の命がこの巨漢に握られているからだ。
もっとも、魔物学者である彼はそんなことはしない。ゴブリンや己を害そうとする存在がいれば、果敢に立ち向かうだろう。

オーク > やがて森の奥から、ゴブリン数体が現れる。先程オークを襲ったのとほぼ同じ数だ。

「どうやら、族長は私を歓迎していただけるようだ」

嬉しそうに二度頷くと立ち上がり、焚火を崩して消す。
ゴブリン達と共に、オークの姿は森の中に消えていった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からオークさんが去りました。