2021/05/28 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にクロミヤさんが現れました。
■クロミヤ > (王都からとある街へと向かう馬車に揺られること数時間。聞いた話によると荷物の積み込みに少し時間を要した為、予定より進みが遅くなってしまっている。よって、少し暗い時間ではあるが予定の場所まで進む・・・そういう話を聞いて、普段はあまり馬車を走らせない時間ではあるが進むこと数時間。その馬車に乗り合わせた少女も最初は起きていたものの、既に遅い時間であることに加え少し疲れていたのか、いつの間にかうとうとと船を漕ぎ始め、ついすやすやと寝息を立ててしばらく経った頃。突然、身体が浮いた。
横転する馬車、ガタガタと荷馬車が倒れ、荷物が崩れる音。ヒヒン、と馬が鳴く声に、何者かの怒号と悲鳴。それがとある夜のメグメールの街道。その外れにて響いて。)
しゅう、げき・・・?
(寝ていたとはいえ、馬車が横転したとなれば流石に目を覚ます。匍匐する形で、横転した馬車の中から這い出てどうにか状況を把握しようと馬車から顔を出す。一体何が起こったというの?賊?魔物?それとも事故?
どれだったとしてもロクな状況ではないのは確かであるが、今、一体何が起こっているのか把握しないことには始まらない。)
■クロミヤ > (そうして、どうにかこうにか馬車から這い出れば女の顔に差す人影。夜の中にギラリと輝く銀の刃にぽたり、と地面に垂れる真っ赤な血液。それが一つ、二つ、三つ・・・、と増えていき馬車を、ミレーの女を囲む。顔をあげなくてもわかる。これは、絶体絶命のピンチ、というやつだ。じっと考える。この窮地を脱する手段を。今、私が取るべき行動は・・・!)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からクロミヤさんが去りました。