2021/05/27 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にトリシアさんが現れました。
■トリシア > 日も暮れ始めた王都へと続く街道。
日の高い間は人の往来も多い街道も日が暮れ始めればその数も減る。
そんな街道を東の国の服装をし、肩に背嚢を背負い歩く。
腰には片刃の剣を下げ、片手には地図を持ち時折に視線を向ける。
「このペースだと王都…?に着くのは日暮れになっちゃうかも。
途中に宿場があるならそこで一夜を明かす方がよさそう」
地図に視線を向ける間は足を止め、今度は軽く空を見上げて小さくつぶやく。
地図の尺図を信じての目測では何もなければ今日中に目的地に到着できるが、何かあればたどり着けない。
途中に宿場があればそこで一夜を明かすのだが地図にはそういう物はなく。
とりあえず進み、先の事はもっと日が暮れてから考えればいいと結論付けると歩くのを再開して。
■トリシア > だんだんと日が暮れていく中を歩き、時折に旅人などとすれ違う。
そんな姿を見ればもうすぐ宿場なりがあるのかと考えはするも何も見えず。
「ケチらずに乗ればよかったかな」
もし宿場もなければ野宿になるかもしれないと思い始めたころ。
後ろから聞こえた音と馬の鳴き声に街道の脇に寄れば駅馬車が通り過ぎていく。
あれに乗れば確実に街にたどり着けていたと思えば馬車代を節約したことを後悔し。
後悔後を絶たずと溜息を吐くと馬車を追いかけるように歩いて。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からトリシアさんが去りました。