2021/04/20 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 乗合馬車の乗り場で、遥か彼方の馬車の幌をみつめる冒険者。
小さく舌打ちをつくその姿を見れば、乗り過ごしたものだとわかるだろう。
馬車の往来が多い時間というわけでもなく、夕方の便まではまだまだ時間もありそうだ。
空を見れば、雲も厚く見える。
雨が降り出したら、その予定もどうなるかわかったものではない。
とはいえ、徒歩で向かって雨に降られるのもめんどくさい。
小屋のような待合室が設えられた停留所だ。
せっかくだし、利用させてもらうとしよう。
奥の方へ向かうとわりとちゃんとした部屋がある。待ち時間が長いせいか
仮眠用のベッドまであるのはこの状況ではありがたい。
ノミ対策か毛布などはついていないが…それでも横になるには不自由しない。

「つかわせてもらうか…」

ごろりとベッドに横になりくあーと、大きなあくび。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にルイーズさんが現れました。
ルイーズ > 街道を進んでいく馬車の幌を見送れば草むらが揺れ特徴的な形のフードが生える。
周囲を念入りに確認すれば大きな袋を抱えて草むらから抜け出し停留所へ。
雲に覆われた空を見上げると手早くしなければと停留所へと駆け込んで。

「こういうのは手早くやるのが一番っすねー。
次の馬車まで時間があるのが救いですよ」

停留所に入れば手早くやってしまうと荷物から掃除道具を取り出し床を履いて椅子を拭いては綺麗にしていき。
破損個所がないかなどを確認すると奥を見て。

奥には確かベッドがあり、乗り遅れた者や旅人が時々に使っているので汚れている事も多く。
それを綺麗にするのが今回の依頼、時間はあるが早く済ませようと奥の部屋へと踏み込み。

「……ブレイドにいさん?」

奥に入ればベッドに寝転がり知った少年が目に入り目を丸くする。

ブレイド > 目を閉じて少し昼寝と洒落込むかと考えていれば
入口の方から名前を呼ぶ声がする。
少し眠たそうに目を開ければ、見慣れた少女の姿。
ちいさな体躯に特徴的なフードをかぶり、自分をにいさんと呼ぶものは
一人しかいない。

しかし、こんなところで出会うとは思わなかったので目を丸くする。

「んぇ?ルイーズか?どーしたんだよ、こんなとこで…」

もういちどあくびを漏らして、少し外を確認するが雨はまだ降っていないか。
時間もそんなに経っているようには見えなかった。
身を起こして、愛する少女に向き直ればとりあえず手招きして

「ま、立ちっぱなしってのもあれだろ。すわれよ」

ルイーズ > 「それは私のいう事ですよー。
馬車はもう行っちゃってますよ?」

誰もいないと思い仕事にとりかかったが予想意外に人が、しかも好意を持つ少年だったので驚き。
馬車が行ってしまったのにどうして残っているのか不思議そうにあくびをする少年を見て。

「そうっすねー。それじゃそうします」

窓の外を見て雨はまだ降りそうになく、馬車は行ったところで誰も来ないと考え。
少年の誘いに頷き掃除道具を置いて近寄り、隣へと腰を掛けて。

ブレイド > 馬車はいってしまっている。それは知っている。
先程幌馬車の背中を見送ったところだ。それをツッコまれると
すこし眉根を寄せて

「しってるよ、乗り過ごしたんだっての…
つか、ルイーズは馬車にようじゃねぇのかよ」

馬車乗り場だというのに、まるで馬車が行ってしまったことを承知しているような言い方。
こんなところに馬車に乗る以外に何のようなのか…首を傾げつつ
隣に少女を迎え入れる

「とはいえなぁ、雨も降りそうだしな…
このあと馬車も来るかどうかわかんねーし
歩いてる間に雨に降られてもメンドーだしよ、ここで一晩過ごすのもありかなってな」

隣りに座った少女の頭に手を乗せて

ルイーズ > 「そうだったんですかー。
悪い事を聞いちゃったっすね。
私は仕事ですよ、ここの掃除のお仕事なんです」

だから馬車を見送ってから来ましたと、馬車ではなくこの停留所に用だと答え。
乗り遅れたという少年に悪い事を聞いてしまったとは思うが会えた事は素直に嬉しく笑顔。

「空も暗いっすからねー。
馬車は来るとは思いますけど何時かは判らないっすから。
ここでっすか?人が来たら大変な事にならないですかー?」

座り頭に手が乗せられると甘えるように頭を擦りつけ。
一晩過ごすと聞くと大丈夫です?と心配そうにみて。

ブレイド > 「そっか、そりゃわるかったな
掃除だってならじゃまになっちまうだろうに
つか、雨も降りそうだってのにこんなとこまでご苦労なこった」

自分も乗り遅れたことは運が悪いと思っていたが、少女と出会えたのであれば
むしろ運が良かったのかも知れないと笑顔を返す。
甘えるように頭を擦り付けてくれる少女のフードの中に手を滑らせれば頬に触れて

「この空模様だってなら、人が来るときなんてな馬車が来るときだろ?
それこそ、ルイーズみてーにここにようがあるってわけでもねぇならよ」

とはいえ、少女がここの掃除をしに来たというのであれば
彼女もまた帰りには少しばかり時間がかかりそうなものだが。
馬車や雨の問題のせいで。

ルイーズ > 「大丈夫ですよー。
にいさんなら居てくれても全く問題ないですから。
この依頼は来るまでが大変ですけど実入りはいいんですよー、それに別の用も済ませれますから」

大変ではあるが時々に行う副業にはうってつけの依頼。
そして別の用もあるから丁度いいと笑い。
この依頼で人に会う事はごく稀にあるが、それが少年なら嬉しい事。
早く撫でて欲しいと待っていると頬に触れられて少しだけ赤くなり。

「そうでもないですよー?ここを宿代わりにする人もいたりするっすね」

そういう人も用があるうちに入りそうと告げて。
そうして室内を見回すと予想外に綺麗に見えて、これなら何もせずとも大丈夫そうと思い。
そうすると今度は空を見上げて、どうしようと考えてしまう。

ブレイド > 「そっか、ならいいんだけどよ。
つか、歩いてきたのか?そりゃお疲れさんだな。
…別の用ってのは、なんかあんのか?このあたりに」

薬草採りとかそういうものも一緒にやっているのだろうか?
袋のなかみは掃除用具…だけに見えるが。
それとも何か別の用があってきたのか。
少女の頬をなでてから、自分が好きな彼女の大きな三編みにも触れて。

「そっか…とはいっても、雨ん中で野宿ってのもアレだしな。
つか、ルイーズはどうするつもりだったんだ?」

そういう物が入るのであれば、無防備に寝るのも良くないか。
自分や、彼女は特に。
一緒に見上げた空は厚い雲。そして、灰色に染まっている。
そろそろ一雨来そうだ。

ルイーズ > 「歩きっすよー、この恰好で馬車に乗ったら襲われますし。
でも、途中で採取もできますし中々に良いですよ?
この近くに自作の野営場所があるんですよー」

ローズの下の衣装は魔術の加護があるとはいえ頼りない恰好。
これで馬車は無理だと説明し、来るまでに色々と集めていると伝え。
今持っているのは掃除道具だけ、他の荷物は野営場所にしまっていると。

「ずぶぬれになって大変な事になるっすね。
私は野営場所にいくっすよ、ブレイドにいさんも来ますか?」

基本的にミレー族や似た種族には差別的な人間が多い。
それだけに危険は多くあり、その為に色々な場所に隠れれる野営場所は必要不可欠。
そこに引っ込むが来ますか?と誘いをかけてみて。

ブレイド > 「はは、違いねぇな。逃げ場もねぇしなぁ…
採取しながらってのはなかなかにたくましいもんだ。
っつか、自作の?」

彼女の容姿にその格好。
ならず者が乗り合わせてしまえば、流石に無事ではすむまい。
個人的にはそういう自体はおもしろいものではない。
しかし、自作の野営地があると聞けば、少し驚いた様子で。

「おう、テントじゃ頼りねぇしな…この雲行きだと雨も強そうだ。
ん、そうだな…ルイーズが良ければ邪魔させてもらうかな」

ここで休むよりは、彼女の野営地のほうが安全だろう。
彼女のことだから、人や獣が立ち寄らない場所をえらんで設営しているだろう。
彼女が誘ってくれるならと頷いて。

ルイーズ > 「ですから歩きですよー。馬車から飛び降りはごめんっすから。
この辺りは王都周辺にない薬草とかも多いんですよ。
はい、作りました」

少なくとも衣服の危険さの自覚はあり、そういうのは避けていると伝え。
逃げる方法が飛び降りるしかなく、それなら乗らない方がよく。
それ以上に色々と採取できるものが多いのでそちらが優先という事もあり。

「雨が強いとテントは駄目になっちゃいますから。
にいさんならいいですよ。それじゃ行きましょうか」

作った野営場所ならばそうそう見つからないと自慢できる。
なので警戒せずに休めますと胸を張って言え。
少年だからこそ誘う訳で、頷けば早速行きましょうと笑ってみせる。

ブレイド > 「ほんと色々やってんだな。
オレより器用なんじゃねぇか?
こんなちっこいってのによ…」

占いに冒険者に採掘に薬品調合に拠点建築…
よくやるものだ。感心しながら褒めるように、少女のフードの中
頭をなでてやりつつ、立ち上がって。

「そうだな、雨に降られちゃかなわねえ。
つか、雨でも問題ねぇんだな。
結構本格的な隠れ家みてーな感じなのか?」

小さな胸を貼る少女の様子を見れば、大分自信があるようで。
笑顔を見せる少女の後を追うように歩き始める。
隣が良ければその隣にいくだろうが。

ルイーズ > 「色々とやってると楽しくなってくるっすからー。
そんなに器用じゃないですよ。きっとブレイドにいさんの方が器用ですから。
ちっこいのは関係ないですよー」

必要でやっていれば気が付けば色々と出来るようになっていたと笑い。
褒めるように頭を撫でられると嬉しそうに微笑んで。

「濡れたら乾かすのは大変ですから。
今まで浸水したことはないので大丈夫っすよ。
本格的と言えば本格的ですねー、動物の巣を参考にしましたからー」

参考にしたので出来は立派ですと自慢をして。
先導するように歩き出すが直ぐに速度を落として並ぶようにして歩き。
共に停留所を抜けると直ぐに街道を逸れ、わきの草地の中へと入っていき。
そうして周囲を警戒するように少し歩けば傾斜の浅い場所で足を止め。

「ここがそうっすよ」

一見何もない草の生えた場所を差し、小さく呪文を唱えれば草地が蓋の様に開き、四つん這いで入れるような通路が姿を見せる。

ブレイド > 「どうかな。ルイーズはけっこーすげぇと思うがな。
楽しいってなるならまだ伸びしろもあるってことだろうしよ。
っと、そうだったな、ちっこくても大人だったな」

見た目は小さいが、ちゃんとした女性であることは知っている。
一緒に歩いていると、隣に並んでくる姿を見れば
小さな子供のようにしか見えないが
自分にはそれ以上に可愛らしく見える。
思わず歩きながらフードの上からまた撫でて…
たどり着いたのは街道からそれた場所。
たしかにこんな場所に人が来ることはあまりないだろう。
そして、彼女が呪文を唱えれば入り口が開かれる

「動物の巣ってなまた…。
つか、この穴ほったのかよ。大変だったんじゃねえか?」

ルイーズ > 「そんなことないですよー、絶対ににいさんの方が凄いですから。
でも私は今でいいかなって思ってるっすよ?
そうですよ、私は大人ですよ」

どう見ても子供にしか見えないがきちんと大人だと訴え。
ただ被っているフードのデザインからはそうは見えない。
隣を歩いているとフード越しに撫でられ、一度だけ足を止めて見上げて笑うとまた歩き。
そして野営場所を見せれば凄いでしょうという顔を見せて。

「大変でしたけど安全のためっすよー。
私は入口を閉めないといけないですからお先にどうぞです」

そう言っては少年に先に入る様に進めて押し。
少年が通路に入ればその後に続いて入口を閉じ。

狭い通路を抜けて進めばその先には魔力の灯りが灯された空間。
立つことは出来ないが座ったままで大人が数人狭さを感じずに過ごせる広さの部屋があって。

ブレイド > 「悪かったよ、わかってるから
ルイーズが立派なオトナだってのはさ」

大人だと訴えつつも、撫でられて嬉しそうに笑う姿は
とても可愛らしく見えてしまう。
大人の可愛らしさというよりは、少女のそれではあるが…
そんな笑顔に惹かれている自分もいるのでこれ以上は言うまい。
そして、野営地を見せられれば、子供に見えてもしっかりものであることを
まるで見せつけられているようなりっぱなものだ。

「確かに、こりゃすげぇ。
しかも魔法じかけとはな…やるもんだ。
んじゃ、失礼するぜ」

這いながら奥へと向かう。
彼女が先に行かないのは、おそらくは入り口を閉めるだけではないだろうが…
それもいうまい。

たどり着いた奥の部屋は結構な広さの部屋。
高さはそれほどでもないが、座ったり寝たりには不自由しなさそうだ。

ルイーズ > 少年から立派な大人という言葉が聞ければ大満足というように笑い。
理由的に誰にも見せれず、教える事も出来なかった場所を見て貰えた事は嬉しく。
それが自分がこの人ならと認めている人だからなおの事嬉しい。

「これは場所を知らないと見つけれない自信作っすよ。
私のオリジナルの開閉呪文が無いと開かないですから」

少年が入ればもう一度周囲を確認し、素早く穴に入り込み。
念入りに魔術で蓋をすればその後を追いかけ。

「ここでしたらゆっくりできますよー。
外が判らないのが難点ですけど、大体の時間はそれで判りますから」

少年に続き部屋までたどり着けば、隅っこに掃除道具の入った袋を置き、目立つ位置に魔導機械の時計を置き。
占いで使う光る屑魔石の入ったランタンの灯りを強くすればゆっくりしてくださいと微笑んで。

ブレイド > 座り込んで荷物をおいてもまだ余裕がある。
少女が入ってきてもまだ数人分余裕があるか。
腰を落ち着ければ、息を一つついて。

「たいしたもんだ。炭鉱掘りの経験ってやつか?
ま、ゆっくりさせてもらうぜ。ありがとな」

部屋に入った少女が荷物を置き終わったり
野営地としての体を整えるのをみまもれば彼女を手招きして

「ルイーズが馬車に乗らねぇってなら、オレも時間を気にする必要はねーけどな
せっかくだし、雨が上がったら一緒に帰ろうぜ?」

もちろん、彼女が良ければだが。

ルイーズ > 「そんな感じですねー。
どんな事でもやると役に立つって事すよー。
いえいえ、にいさんが休めるなら私も嬉しいですから」

ゆっくりと休めはするが一人で過ごすには少々寂しい場所。
寧ろ少年が来てくれたおかげで今日は楽しく過ごせるのが嬉しく。
手招きをされると傍へと寄っていき。

「でも、朝か夜かもわからないですからー。
そうですね、一緒に帰りましょうか」

少年の誘いを断る訳がなく二つ返事で了承し、一緒に帰りましょうと満面の笑みを見せて。

ブレイド > 「大したもんだ。
つか、オレもお前が来なきゃあそこで寝るだけだったし
助かるっていうか…お前が一緒ならオレも嬉しい」

全幅の信頼をむけてくれるのは照れくさいものがあるが嬉しくもある。
当然、自分も思わぬ彼女とのひとときをおくれるというのであれば
もちろん、嬉しいものだ。
そばに寄ってくれるルイーズを抱き寄せて背中を撫でる。

「おう、んじゃ…そうだな。
帰るのに丁度いいくらいになったら一緒に帰るか。ったく…
ほんとに…カワイイやつだな…」

満面の笑顔の少女。
こちらも笑みを浮かべれば、頬を擦り寄せて。

ルイーズ > 「沢山褒めていいですよー?
私と同じっすねー、本当に会えてよかったですよ。
ブレイドにいさんにそう言って貰えると嬉しいです」

似たような秘密を持つだけでなく優しい少年は信用のできる人。
そんな人と一緒の時間を過ごせるのは嬉しくないはずがなく。
身を寄せると抱き寄せられ、背中を撫でられる感触に隠していた尻尾が揺れて。

「そうしましょうー、雨が止んだら帰りましょうか。
ブレイドにいさんの前だけですよー」

誰にでもではないと笑顔で言うと頬を擦り返し。
猫のように喉を鳴らして嬉しそうにして。

ブレイド > 「よしよし、たっぷり褒めてやるよ。
すげーやつだ、ルイーズは。
お前が良けりゃしばらく一緒にいてもいいがよ」

信頼し、出会えたことを喜んでくれる少女。
心を寄せ会える少女の笑顔には自分も弱いと言うかなんというか。
だからこそ、彼女がそばにいてくれることが嬉しく
抱き寄せるその体、ふわりと柔らかくいい匂いがする。

「ははっ、そうか。
じゃ、いっぱい見せてくれよ。
なんつーか、可愛い姿ってやつをよ」

少女と頬をすり合わせれば、彼女の頬を舌でなめる。
こういう猫のようなじゃれ合いを少女は好むから。

ルイーズ > 「そうですよー、私はやる時はやるっすよ。
本当ですか?でしたら王都に戻るまでは一緒ですからね」

褒められると本当に嬉しいと大喜びをして。
しばらく一緒と聞けば王都に戻るまでは一緒にとお願いし。
戻ればまた色々とお互いに忙しくなってしまうので帰るまでは少年を独占できることに喜んでしまい。
抱き寄せられるとより身を寄せて擦り付いて。

「いいですよー。いっぱい見てるっすからねー」

頬を舐められるとくすぐったそうに笑っては頬を舐め返し。
本当に猫のように擦り付いては頬や鼻先を舐め、思う存分に甘えていく。

ブレイド > 無邪気に喜ぶ姿はまるで子供なのだが…
それほどまでに喜んでくれていると思えば悪い気はしない。
しばらく一緒にいられることに関しては、自分も望むところ…
いや、それよりも

「冒険者としてもな、なんかこう…色々一緒にやってもいいかもな?
なんてな?まぁ、それこそ気が向いたらでいいんだけどな」

なんだか、彼女とできるだけ一緒にいたいと言っているようで
なんとなく照れくさくなってしまう。
抱きしめながら、お互いを舐めあう。
そうなるとこれは邪魔だ。
外套を脱ぎ捨てて、少女の外套にも手をかけた。

「見るだけで満足か?」

微笑み返せば首筋も舐めてやり、頭を撫でる。
それこそ、じゃれる子猫をあやすように。

ルイーズ > 知った人に中々に会えないからこそあった時は嬉しく。
その人が好意を持っている相手ならばその嬉しさも大きく。
一緒に居たいというお願いにも応えてくれる少年に命いっぱい甘えて。

「一緒にですかー?いいですね、そうしましょうか。
でも、私が行けそうなのは採取っすよー」

魔術は扱えるが荒事は得意ではなく、そういう依頼では少年に頼ってしまう。
それでも何かをやってみたいという気持ちはあり頷いて。
照れくさくはあるがそれ以上に嬉しく、抱き着き舐め回して。
少年が外套を脱ぎ、自分の外套に手がかかれば抵抗はせずに脱がされて。

「ブレイドにいさんはどうしたいですかー?」

何を言いたいかを察すれば少年から言って欲しいというように告げては舐め。
頭を撫でられる気持ち良さに瞳を閉じて今にも鳴きそうな顔をして。

ブレイド > こちらの言葉にも快く応えてくれる。
すっかりなついてくれた少女が腕の中で可愛らしく笑ってくれている。
そんな少女とできるだけ一緒にいたいとおもうのは自然なことで

「そうか、ならよかった。
二人なら採取の量が多いもんでも受けられるしな。
それに、力仕事なら任せてくれりゃいい」

荒事に彼女を巻き込むという事はしたくない。
自分は戦えるし、彼女も魔法で自衛や援護は出来るだろうが
それでも万が一はある。
自分が彼女を守りきれなかったら悔やんでも悔やみきれない。
外套を脱がせてしまえば、いつものように露出の多い水着のような服。
背中をなでて、しっぽに触れて、耳を甘く食む。

「ん、えーと…ルイーズがほしい」

瞳を閉じて見上げる少女の唇
そこに舌を這わせて。

ルイーズ > 安心できる場所はいくつかあるが、そこで信用している人と一緒ならば本当に安らげ。
そんな少年と一緒に居るからこそ笑顔を見せ。
この時間を少しでも長く感じたいと思うのは当然の事で。

「そうですねー、でしたらその時は変わった薬草の採取にいきましょう。
頼りにしてるっすよー」

少年がいれば大丈夫だろうが危険は少ない方がいい。
なので一緒の仕事を行う時は危険の少ない仕事を選ぼうと決め。
採取ならば二人なら一人よりも多く集める事が出来てもってこい。
外套の下は見た目は頼りなく見える水着のような衣装。
背中、素肌を撫でられる感触、尻尾にも触れられると小さく鳴き。
耳を食まれることに身震いをして。

「いいっすよー。にいさんのルイーズですから」

その言葉に小さく頷き。
唇に舌が這えばその舌を迎えるように唇で食んでいき。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からルイーズさんが去りました。