2021/04/15 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 真夜中の街道 一頭の馬を連れ、テントや寝袋 水袋 旅路の食料に地図
王都から一時離れ、戦場の鎧姿とは違う 温かい季節になったこともあっても
それは冒険者の支度服とはやや違う 黒染めの衣服に羽織り、首元の帯で止めるだけのマント
街道傍の屋根替わりの大木の下で一夜を過ごす
馬は近くで草を食み、寝入る中で焚火の火を絶やさないよう、積まれた割れ薪を時折一本ずつ入れていく
革袋に詰めていた、いくつもの青葡萄 緑葡萄 紫葡萄を混ぜ込んでつくったそれ
田舎村で呑むような、混色ワインを片手に食事はすでに終えた後
証拠に狩りか、襲撃か 焚火の傍には獣の骨が一頭転がっている
時折口に含むワインで、夜の少し冷える空気も肌が少し火照る程度には酒精が体をめぐり、珍しく穏やかな夜に浸っていた。
「明日には近くのダンジョンにも行けるでしょうけど……駄目ですわね。
穏やかな時間は肌に合いませんわ」
そういう時間は、自宅か街中で良い
亜人盗賊や、夜を狙って捕食に来るような唾棄蜥蜴でもいるほうが現実的に感じる