2020/11/30 のログ
ラボラス > (その、舌打ちの音から
思わず其の口元に描かれた弧は、次第に深まり
最後には、くつくつと喉奥で笑う声へと変じた。

其処は繕う所だろう、と、愉快気に告げた後で。)

「其の、最後まで己の事しか考えていない独善さも悪くない
……俺を武器として使うなら、相応の覚悟と代償が必要だと思え
俺は、加減なぞせぬからな。」

(その、覚悟が貴様にあるか、と。
告げて、そして、両掌が娘の身体を、ゆっくりと抱え上げて行くだろう
幾ら娘の体躯とは言え、余りにも軽々と宙へ浮く其の身を
真っ直ぐに見やる金色が、娘の瞳を静かに見据え

そして、其の願いを、聞き届けたなら。)

「―――――……御前が、俺のモノとして相応しいと証明しろ。
出来たなら、其の時は…御前を其の軛から解き放ってやる。
……俺に全てを捧げて見せろ、ソーニャ。」

(――家名は、呼ばなかった。
そうして其の体躯を腕の中へと閉じ込めたなら
足先も地面に付かぬだろう、其の両脚を割り開く様にして熱塊が
娘の、熱に塗れ、疼きに満ちるその肉孔へと触れ、浅く抉る
その先は、全て娘の回答次第であると、行動次第だと予感させれば

奪うのではなく、娘自身に自ら、選択させよう
誰に決められるでも無く全て、自らの決断で――踏み出せ、と)。

ソーニャ > この期に及んで、小賢しく理屈を振り翳したりはしない。
取り繕った上品さなど、この場には不要だとも思えた。

柔らかな寝台の上から、硬い腕の中へ。
抱きかかえられ、腰が、脚が、宙を掻いて揺らぐ。
ドレス越しにも解る、硬く分厚い胸板が、乱れた鼓動に弾む乳房を押し潰す。
痛いほどに尖った先端が擦れて、痛い、と思うよりも早く、濡れた吐息が零れた。

「覚悟、するのは、あなたも、同じ、よ………
 あたし、は、そんなに、安くない……の、
 ―――――― ラボラ、ス、……… ぁ、ぁ、」

腿の間へ分け入った熱い肉塊の尖端が、下着を着ける習慣の無い己の、剥き出しの秘花を捉えた。
触れて、ゆるりと擦って、ごく浅く沈み込んだ、そこはもうしとどに濡れて、
蕩けるように柔らかく解れた肉孔が、彼の穂先へ淫らに吸いつこうとする。
くちゅ、と響いた水音に、恥じ入るよりもいっそ陶然と頬を染め、双眸を細めて、

「ラボラス、あなたの、熱い、つるぎ、で……あたし、を、
 ………ソーニャ、を、突き、刺して、奥まで、一杯に、して、
 あなたの、オンナに……して、あなたの、胤で、満たし、て、

 ―――――― 父様より、あたし、より、あなたより、強い、
 こども、孕ま、せ……… て、お願、い、」

自らの意思で、脚を左右に、更に大きく、ドレスの裾が捲れ上がるのも厭わずに。
男の腰へ絡ませ、可能な限り引き寄せて、縋りついて――――
唇を、男のそれに寄せて、捧げるように、誓うように口づけを贈ろう。
蕩け合いたいと、深く混じり合いたいと願う意思を象徴するよう、
とろり、溢れ出した蜜がひと筋、温かい軌跡を、男の屹立へ滑らせる。
――――――封じられた娘の叛逆は、そうして始まった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からソーニャさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からラボラスさんが去りました。