2020/07/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアンヤさんが現れました。
アンヤ > ふあぁーっと大欠伸、誰に見られても減るものでもなしと、口を大きくあけての大欠伸である。

時間はもう真夜中。
山賊にモンスターが跳梁跋扈してもおかしくない刻限に緊張感もゼロで欠伸しながら灯りも持たず歩く人影一つ。

何、灯りは持っていないが隻眼がほんのりと輝く。
闇夜を暴く特異な眼であるが、それが夜の闇にぼんやりと輝くのだから、見る人が見れば鬼火と勘違いするだろう。

実際に瞳が輝くのではなく、瞳に鬼火が浮かんでいるような輝き方をしているから、余計に勘違いをさせてしまうかもしれない。

――…さて何ゆえ灯りも持たずこんな時刻に王都に向けて街道を歩いているかと言うと、『乗合馬車にのる金で酒を買った』と言うたった一つのシンプルな応えである。

見た目こそ東方の神職者ッポイが残念ながら神職者どころか人ではない、精霊や悪霊に近しい荒神なんて一部で呼ばれて入るが神様になんて足元におよばない悪鬼羅刹の類である。

それは片目を封じる様に帯状の眼帯を巻いて隠し、もう片方の眼をボワリと輝かせながら、まるで真昼の草原を歩くかのごとくのんびりとした足取りで歩いている。

で、また欠伸。
眠そう、というより退屈で死にそう。
表情を見ればそんなところである。

実際に退屈。
折角の上物の酒も1人で飲むには勿体無く。
肴がほしいと、そう強請る度に欠伸を重ねていくのであった。

アンヤ > 何度欠伸を重ねただろうか。
退屈に退屈をかけて退屈を足したような退屈に……
一体何を考えているんだ我は……等とまさに退屈で錯乱しかけながらものんびりとした足取りで闇の奥へと消えていくのであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からアンヤさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にクリスティンさんが現れました。
クリスティン > 昼間の釣りがついつい釣れすぎ持ち帰れなくなってしまい。
仕方なく途中にあった村に大半を売ってお小遣いを稼いだ帰り道。
本来ならもう王都に戻れていたのだが寄り道のお陰で暗くなってもまだ王都には到着せず。

「後少しなのにな……馬車を逃したの痛かったよ」

お陰で月明かりの中を一人街道を歩き王都へと向かうしかなく。
途中で馬車でも馬でも通らないかなと期待を少し持っておぼとぼと歩く。