2020/02/27 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にイグナスさんが現れました。
イグナス > ざ、あっ。雨が降りしきる。
静かな、普通であれば午睡の時間帯だ。
—―まだ街までは、少し距離があった。

「ッああ…くっそ、……ッ!」

こういうときのために用意されていた東屋に、大男が走りこんできた。
ぼたぼたと全身から水を滴らせつつ、ぶは、と大きく呼吸。
髪をかきあげて曇天を見上げて、ええいと、忌々し気に呻いた。

「くそう、振られる、やたら振られンなおれは…!」

なんでだ!と一人で叫んでも、答えはいまいち帰ってきまい。
ともあれ、まだまだ距離もある。さあて、どうしたものか、やれやれと頭を振る。

イグナス > —―まあ、仕方あるまい。走ろう。
ええいと覚悟を決めて、その冷たい雨の下、足を踏み出すのだった

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からイグナスさんが去りました。