2019/11/13 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にさんが現れました。
> 王都まで後少し、珍しく一人で居る少女。
王都付近までの護衛の仕事を受け、それを終えて残りの道程は一人で向かっていた。
そこから王都までは、一日掛かるか掛からないか程度。
だから、一人で向かったのだが…

「うぅん…こっちで合ってるはずなのですけどねー…」

広げた地図を見ながら、首を傾げて少女は呟く。
途中までは、ちゃんと行けていた。
のだが、少し道を違え、僅かに逸れてしまっていたのだ。
まだ少し進みをずらせば、修正は可能な状況、そんな感じか。

そんな状況、一先ず少女は街道から少し外れ、休憩を取っていた。
適当な木を背凭れに、寛ぐように足を伸ばし座っている。

> 肩に掛けた鞄から、ごそごそと包みを取り出す。
取り出した包みを広げてゆけば、中から出てくるのはサンドイッチ。
護衛を終えて別れる時、おまけにと依頼主がくれたのだ。
その一切れを掴むと、はむ、と一口。
美味しいのだろう、ぱぁっと少女の表情は輝く。
もぐもぐと、最初の一切れを食べ終え、ついでに取り出した水筒の水で、こくんとそれを流し込む。

ふぁー、吐息を吐けば、一旦手を止めて、一息。
貰ったサンドイッチのお陰でお腹は満たされそう。
今はこれで乗り切れるけど、この後はどうしようか?
動物を狩って捌くまでは出来る、けど調理しようとするととんでもない事になる。
自覚はあるからこその悩み。
それが必要となる前に、王都に着くのが一番なのだけど。

二切れ目を手にすれば、再び口に運び食べ始める。

> そうして、しばらくすれば、包みの中身を食べ終えて。
もそもそと包みを鞄に仕舞えば、くてりと再び木に凭れて寛ごうと。

時間も時間か、んーっと伸びをし、小さな欠伸。
鞄から、次に取り出すのは一枚の毛布。
そのまま被れば、今日はこのまま寝てしまう予定。
雲は僅かにあるも良い天気、雨が降ったりする事はないだろう。

明日にはどうにかなれば良いな、と思いつつ、瞳を閉じるのであった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からさんが去りました。