2019/09/25 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にセイバーさんが現れました。
セイバー > 煌々と輝くオイル燃料のカンテラ一つ右手にもって、
左手は……手持ち無沙汰で先程拾った木の枝を振り回し、
ローブで顔の半分ほどまですっぽりと包んだ小柄な人影が街道を歩いている。

今夜は特に悪さをして王都を脱したわけではなく、クエストという名のお使いの途中なのである。

内容は簡単だ。
掌サイズの皮袋一つをとある場所に運ぶかとある人物に渡して
その報酬と引き換えるだけのお仕事である。

で、問題が誰が渡す主であるかが不明な点。
代わりに人に合ったら問い掛けをしてみると良いと、
秘密の暗号に符合する返答が来たら渡すのだと。

実にイージーな仕事である。
オマケに夜道を歩くためのカンテラを貰ってしまった。
皮袋の中身も順当に危険物に違いないがそれも知った事ではない。

さっさと渡して引き取ってもらって、その金で色々と必要なものを購入したいところである。

「しかしなー是で絶対ヤバイ奴だろー……。」

言葉こそ憂鬱気な感じでは有るが言葉尻は結構弾んでいる。
矛盾するかもしれないが面倒ごとを嫌がる気質と報酬の高さに色々と麻痺している所為である。

フードよりはみ出した口元も先程からニヤニヤは止まらない事を自覚しているので、
時々俯くことで周囲に表情を見せまいと。

さて街道を歩いているがもし誰か通り過ぎたら早速聞いてみようと考えた。

取引場所は王都から~としか聞いていないので、若しかしたら街道の途中で取引も有り得ると思ってのこと。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にハーティリアさんが現れました。
セイバー > 街道を暫く無言で歩き続ける。
カンテラが左右に揺れて煌々と輝く明かりも左右に揺れて。
機嫌はとてもよい、こんな簡単なクエストで装備が整えられるくらいに稼げるのだから。

しかし今夜はすれ違う人も全くなし、一度どこか中継地点を挟んで明日また歩こう。

流石に夜通しで歩き続けるには体力があっても、危険度を考えると最善とは思えない。

ゆらりとカンテラを揺らし少しばかり早足で歩き始める。
目的は確かこの辺りにある筈の農村で一夜の宿を借りて、
次なる目的地に向うために身体を休めるために……。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からセイバーさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からハーティリアさんが去りました。