2019/08/17 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にセイバーさんが現れました。
■セイバー > 髪の毛はボサボサ、眼の下にはバッチリとクマ、眠たげな欠伸を何度も繰り返し、注意力は散漫、足取りも不安定、何故なら……昨晩野営した際にモンスターに夜襲をかけれら、それからもう落ち着いて眠れず、睡眠不足なのである。
暑いから昼間なんて眠れない、金持ちが持っているような空調魔法の掛かった道具なんてない、あるのは服とナイフと飴玉くらい、冒険者のように野営道具を持ち合わせているわけでもない、まあ悪さをした罰だと思えば格安だ。
どうせ今から戻る王都で今度こそ大仕事を成し遂げるつもりで、足取りはフラついているが重たくはないのだった。
「ったく、まさか野犬が強襲してくるとは思わなかった……。」
言葉を締め括る大欠伸、思わず両手で両目を擦り、ぼやける視界をクリアにしようと、ちなみに灯りは一切持ち合わせていない、一応夜を見通せるゴブリンの目を使い、夜の街道を歩くことで相手からも見え辛くして、為るべく安全に王都に戻ろうと考えての事だった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にティエナさんが現れました。
■ティエナ > 小さく光を灯すカンテラを片手に街道をゆっくりと歩く。
本当ならもっと早い間に王都に戻る予定であったが出先で問題が起きてすっかりと遅くなってしまう。
本当なら一夜を明かしてから戻ればよいのだが、出来れば本日中に王都に戻りたいという考えがあっての帰路の強行をしたのだが。
「やっぱり向こうで一夜明かすべきだったかもしれないわね…」
灯りのおかげで夜行性の動物は寄ってはこないが安全とは言えず。
今もまさか明りなしで誰かが歩いているなどとは思わずに前だけに注意を向けて歩き続けて。
■セイバー > 光源を持たずに歩く為に僅かな星の光でも見えるように、それに加えて熱源を捉えられるように、ゴブリンの血がなせる妖精の眼で辺りを見回しながら歩いていたが、唐突な……でもないが、意識が周囲に向っていた為に正面の漏れた輝きに気がつかず、特に欠伸を零していたのでその注意力すら散漫になっている。
――まさかそうなるとは思うまい。
誰かが正面を歩いているとは想定しておらず、普段であれば気がつくのに今宵に限って諸々の理由で気がつかず、背後から目の前をあるくカンテラの灯りの持ち主にぶつかってしまう。
もう、加減と言うよりも意識せずなので思いっきりドンッと背後からその相手にぶつかって、反動で思わず尻餅をつく。
そして、早々に顔を隠すために被っていたフードがはらりと、中より瞳を夜を見通すために輝くその眼を曝け出し、下顎に発達した犬歯が見える口を半開きにして……。
「いってぇ!!!」
と痛みをかき消すために、思いっきり大きな声で尻へのダメージを言葉にして吐き出すのであった。
意識外からのダメージは本当に痛くて、嫌味とか何も抜きに本当に痛くて声に出してしまった。