2019/07/31 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にタマモさんが現れました。
タマモ > がらがらと音を立て、街道を馬車が進む。
そして、馬車に乗る乗客の一人に、少女が居た。
………他の客?居るみたいだが、気にしない。
隅の席に腰掛ける少女は、窓全開にしつつ、顎を乗せるようにして顔を出し外を眺めていた。
なんだかんだで、久々の寛ぎモードだ。

「ふむ…やはり、この方が楽で良いのぅ」

散々歩いた後だからか、特にありがたみを感じる気がする。
ぽつりと呟きながら、顔を撫でる微風を涼しげに受けていた。

タマモ > ちらりと、窓から馬車の上に置いた風呂敷包みを見遣る。
そして、他の乗客の荷物に視線を移す。
改めて、風呂敷包みに戻す。

何だろう、荷物の見た目一つで違いを感じてしまう。
かたや旅行っぽく見え、かたや夜逃げっぽく見える。

「………まぁ、包む物があれしかないんじゃ、仕方無いか」

遠く見える風景を再び眺め、そう言葉を零した。
さて、次の目的地まで、時間は掛かりそうだ。
くぁ…欠伸を一つ、こうした乗り物の欠点は、暇な事だろう。
時に、実はこの馬車はー…みたいな感じで、なにやら起こる事もある。
気紛れが起きれば、逆にそれを起こす事もある。
どちらにしても、それはそれで…と言った感じだ。

とは言え、今のところは、何事もなく目的地まで、となろうか。
せっかくなので、一眠り…でも良いかもしれない。
疲れもあるし、のんびり出来る馬車の中での揺れもあれば、少々うつらうつらとしたりもする訳で。

タマモ > そろそろ、別の包みとか、考えないといけないか。
包みと言うか、入れ物と言うか…まぁ、色々と詰め込める物。
そんな事を、おぼろげに考えながら…

少女は、そのまま、眠りに付くのであった。
何事もなければ、村を過ぎ、街に到着をする事だろう。
まぁ、後は拾ったお宝を捌くのだが…それはそれ、また考えなければならないか。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からタマモさんが去りました。