2019/03/08 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にイーシャさんが現れました。
イーシャ > 「だぁぁ……疲れたぁ……」

日も傾き、空の色が橙に変わり始めた頃合い。
ひとけの無い街道沿いの倒木に腰を降ろし身体を休めるミレーの青年の姿があった。
それなりに低い気温にも関わらず、青年はぜぇはぁと荒い息を整えようとしており、びっしょりと汗までかいている。

というのも、最近見つかった洞窟の探索をギルドに依頼され、その洞窟に足を踏み入れたのが1時間前。
結果としてその穴は洞窟ではなく、巨大なカメの怪物、アーケロンの巣穴であったというオチ。
おまけに穴に入った瞬間、ガッツリバッチリ目が合ってしまったりもして。
その全長30mはある怪物と追いかけっこをする羽目になったのだった。

「はぁ…俺がウサギだったらやられてたなぁ…」

冗談を言えるくらいには余裕のある青年。
一応アーケロンをまくことはできたので、それの始末はどこかの誰かがやってくれたりするだろう。
ともあれ、猫耳も尻尾もぺったりと垂れさがるくらい疲れ切った青年は、もうしばしここで休むことになりそうだ。

イーシャ > 「そろそろいいかな、風邪ひくかもだし」

一休みし、呼吸を整えた青年は倒木から腰を上げて。
身体は回復してもたっぷりと汗をかいた状態で寒空の下にいるのはまた良くはなく。
ひとまずは近くの休息所やら、郊外の宿屋にでも向かうことにしよう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からイーシャさんが去りました。