2018/12/13 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にネコアシさんが現れました。
ネコアシ > ゾス村からの帰り道である。

もう少し滞在しようと思ったが思いのほか稼ぐ当てが無かったので王都に戻る為の路銀が生活費で消える前に一度隠れ家に戻り、金目の物を回収して再度ゾス村か……折角なので王都周辺をぐるりと旅して色々な都市を廻ろうと考えていた。

手には矢張り中古のランタン、錆とカビとオイルの香りがべったりとこべりついた汚い光源を片手に、もう片手はダガーの柄から離さず、唐突に何かと遭遇してもいい様に構え、周囲の気配、何か変化が有っても直ぐに感じ取れるように感覚を研ぎ澄ませる。

ネコアシに加えて周囲を探るように感覚を研ぎ澄ますのは非常に疲れるのだが仕方ない、行きと同じ様な幸運に恵まれるとは限らないし、油断して命を落すなんて事も馬鹿らしいので、気合十分、フードを深く被って顔を隠してなるべく夜の闇に気配を沈ませて、音も無く、風も揺らさずに歩く……。


「……どうかモンスターと遭遇しませんように……。」

と夜風に紛れて消えてしまうような小さな声で祈りを捧げ、軸をぶらさず背筋を伸ばして静かに…静かに……王都を目指す。

聞えるのは虫の声、時々野犬の鳴声が聞えるけども、遭遇しない距離のはず。
他に気配も感じれないし、たぶん、無事に王都へは帰れそうだ。

ネコアシ > 願いが通じたか、それが良い結果とは言い切れないのだがモンスターと遭遇せずに王都に帰ることは出来た。

だがそれは戦闘経験を積めなかったとイコールであり、この先不安が残るが……一先ずそれはそれ、これはこれ、と言う事で無事王都に辿り着くと直ぐにも隠れ家に向かい、長期のたびの仕度を始める。

次なる冒険は何処へか
一先ず出来る限り自分の足で色々廻ろうと念入りに忘れ物がないかなど、指差し確認も忘れずにと、両手で己の頬をぱしぱしっと叩き気合を入れて……。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からネコアシさんが去りました。