2018/09/29 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 今日も今日とて採取の依頼。
街道に生えている薬草くらい冒険者に頼む必要もないだろうに…。
だが、逆に言えばそれで報酬がもらえるのだからボロい仕事だ。

「ふんふんふーん」

と、鼻歌交じりにナイフを片手に茂みの中からそれらしき薬草をかっていく。
なんでも、若芽がいいんだとか。
順調に仕事を進めていき、たまたま立ち寄った木のそば。
なんかいる。

「ん?」

見知った妖精…蔦に絡まれて…新手の一人遊びだろうか?

ティネ > 「あっ、ブレイド~~! おーいおーい! たす……
 んむぅ~」

知り合いの声と姿。助けを求めようと口を開いたらそこに蔦の先が突っ込まれて口を塞がれる。
さらに暴れるティネを弱らせようと、蔦がぶんぶんとその身体を振り回し、逆さ吊り状態にしてしまう。
スカート部分はかろうじてデリケートな箇所を守っている。が時間の問題だろう。
かなり恥ずかしい状態だ。

「んぃぃ~~~~」

涙目になってもがいている。

~選択肢~
・蔦を切って解放してやる
・このままながめているのもいいな

蔦は鋭利な刃物があれば問題なく切断してやれそうだ。

ブレイド > →蔦を切って解放してやる
・このままながめているのもいいな

「え?切っていいのか?
一人遊び…とかじゃねーんだよな?」

妖精のオナニーの邪魔をしたならば何も見なかったことにして立ち去ろうとでも考えたが
どうやらそうではないらしい。
よく聞こえなかったが、そうであればこちらに積極的に声をかけてくることはないだろう。
涙目だし、わりと本気っぽい。
妖精にとっては厄介な蔦も、人間の…更に刃物があれば大したことはない。
ティネを拘束している蔦をいくつか断ち切ってやる。

「つか、こんなところで食われそうになってんじゃねーって…」

掌で受け止めようと構えつつも、ティネを解放していく。

ティネ > 蔦は問題なく切られ、妖精は緊縛から解放された。ブレイドは1の経験値を得た。
投げ出された身体が掌の上でへなへなと崩れ落ちる。
蔦の跡が薄っすらと手足に残っているが、それ以外の怪我はなさそうだ。

「うひ~ありがとう。今のは結構やばかった~。
 ……え? 一人遊び? 一人遊びってどゆこと?」

下からジト目で見上げる。わかってないらしい。

「しょうがないじゃん小さいんだから。
 それともブレイドが守ってくれる~?」

ブレイド > 跡が残っているところを見ると、わりと本気で捕食されていてようだ。
助けておいてよかったと言えるだろう。
手の平に乗っけつつ、せっかくだし休憩ということで近くの茂みの影に座り込むことにした。
木のそばは…流石に直前のことがあるので避けたほうがいいだろう。

「んや、いいけどよ。
一人遊びっつーのは…あーえっと…さっきの草とよろしくヤッてんのかなと…
あー…わりぃ…」

流石に冗談にしたって悪趣味か。ジト目で見られると素直頭を垂れる。

「守るって…まぁ、見えてるとこならな。
フラフラ飛び回ってるから守れねーときもあるさ、そりゃ」

守ることに関しては拒否はせず頷いて。

ティネ > 「わーい。じゃあとりあえず今は安心ってことかな?
 頼りにしてますよ~」

掌の上でぺたんと座り、自分に巻き付いていた蔦の一つを引っ張ったり畳んだりして遊んでいる。
さすがに切れた蔦は動かないようだ。

「え~ボクがアレと~? も~ヤダな~ブレイドってばぁ」

ぶーぶー! と口で言いながら掌を裸足でぺしぺし蹴飛ばす。
さほど怒っているわけでもないようだ。

「さすがに草花とアレするほど飢えてないもんっ。せめて哺乳類だよ!
 ……なに? さっきのえっちに見えたの? 実はもっと見たかったりした~?」

今度はニマニマと唇を歪めて、からかうように言う。

ブレイド > 「まぁ、今はな。
でもお前…ちっこいんだから、オレから見つけるのは大変なんだぞ?」

蔦で遊んでいるティネのほっぺを指でツンツン。
じゃれつくならばそのままにしておくか
体もくすぐってやるか…とにかく、ティネに遊ばせておいてやる。

「退屈とか嫌いそうだから、そういうこともあるかなって…
いや、わりぃって」

自分が悪いのだから、蹴られる事自体に文句はない。
むしろ痛くないので何の問題もない。
続くティネの言葉には少し頬を赤らめるが。

「…ばっかおまえ…そんなわけあるかぁ」

少し迷ったのは秘密だ。

ティネ > 「ちび助で悪うございました。そこはほら、愛の力とかで見つけてよ~」

つついてくる指先にじゃれついて遊ぶ。

「あ、そうなんだ。ふーん。
 ブレイドのおかずになってあげてもよかったんだけどなー。
 さっきみたいな蔦、近くを探せばまだ見つかるかもしれないし。
 ほら、命の恩人だし? でもそんなわけないならしょうがないね」

ぺたんと手の上で無防備に寝転がる。挑発するように、服の裾を指で摘んで少し持ち上げてみせる。

ブレイド > 「愛の力って、嫌いじゃねぇけどさ…
まぁ、努力はするけどよ」

苦笑しつつもじゃれつくティネの身体を撫で回し
手の平の中で転がすように。

「…おう、だっておまえ…
そんなもんより自分で楽しみたいってなるだろ。ティネが相手ならよ。
てか、そんな……長い間放置しておいて大丈夫か?
死なねぇか?それならまぁ…助けてオレが遊んでやったほうがマシだ」

寝転がるティネに少し悩んで顔を寄せる。
動かないならキスでもしてしまおう。サイズ差はあるが。

ティネ > 「あっははー。そっか。そこまでマニアックじゃないかー。
 いいよいいよ? ボク、ブレイドに遊んでもらうのすきー」

ふいにブレイドの顔のつくりだす影にティネの身体が包まれる。
寝そべっているところに唇で触れられて、目をパチクリとさせて驚く。

「わっ。ふ、ふふぅ。
 なんだかキスされるのって、久しぶりな感じ!」

まんざらでもなさそうな感じで、ティネも頬を朱くする。
おかえし、とブレイドの唇に抱きつきかえして、ちろ、とそれを舐めた。

ブレイド > 「草にくれてやるにはもったいねーしな。
つか、痛くねーのか?跡とか残ってたぞ?」

ティネのキスを受ければそのまま。
こちらから動けば、キスと言うよりは捕食になってしまうだろう。

「愛の力とか言う割には久しぶりなのかよ。
へへ、やっぱ舌ちっこいな。
くすぐってぇ」

嬉しそうに笑って、ティネにキスを重ねていく。
ティネの身体をなでながら、すこしばかりゆるゆるとした触れ合い。

ティネ > 「まあ痛かったけど。痛くされるの好きだし……
 キス少ないと愛も足りなくなる? じゃあ今たくさんキスしよっかぁ」

しれっと性嗜好を漏らしながら、唇を吸ったり舐めたり、顔を埋めたりする。
本人としては大真面目に楽しんでいるのだが、相手にしてみればくすぐったいばかりかもしれない。

「んー。やっぱ大人のキスは望めないねー。別にいいけど」

撫でられながら、キスのマネごとをやめ、身体をずらして
胸やお腹を服越しに少年の唇に押し付けて、擦り付ける。体の曲線が伝わるように。

ブレイド > 「いてーのが好きか…んじゃ、今度は痛くしてやろうか?なんて…
愛が足りなくなるっつーか…ん、なんか…ちっこいのが触れてる感覚嫌いじゃねぇしな」

痛くなどとすこし脅すように言ってみるも、妖精のキスはくすぐったくも気持ちいい。
だが、触れる面積が大きくなれば、ティネの言わんとすることもわかる。

「大人のキスは無理かもだけど、ティネにしかできねーキスもあるだろ?
こういうの、とか…」

服の上から舌を這わせる。
胸はお腹、顔も。体全体を味わうように舌を蠢かせ、甘く吸う。

「体、しゃぶったりも…まぁ、人間相手にゃできねーしな」

ティネ > 「へぇ、痛くしてくれるの?
 でもブレイドくん、ヘタレなとこあるしな~。無理しなくていいよ?」

相当失礼なことを言っている。脅しになっていないらしい。

「ん……」

少年の舌で撫でられ、唾液が重く衣服に染み込んでいく。金色の髪に唾の泡が乗る。
濡れた肉の温かさと、与えられる刺激に、表情が蕩けていく。

「えへへ……。ブレイドのでべたべたになっちゃう。
 噛んでくれたっていいよ~? ふふ……」

伸ばされる舌先に自ら顔を埋め、ちゅう、と吸い付く。
こくり、と喉を鳴らして、ブレイドの唾液を飲み込む。

ブレイド > 「っ…ヘタレじゃねーよ!馬鹿にすんなっ!
ただ、その、アレだ。本気の悲鳴とか聞くとこう、なんか、な?」

こういうところがヘタレなのだろうが
自分としてはヘタレではないと主張したいらしい。
代わりというように、ティネの服に噛み付いて、破いていってしまう。
ティネの体を舐め回し、舌を吸われると、大して刺激もしていないのに勃起してしまうあたり
自分も普通ではない。

「ん、じゃぁ。ちょっとばかり…」

ティネの身体をもちあげ、つま先をしゃぶる。
そのまま太ももまで口に含み、犬歯をゆるく突き立てて。

ティネ > 「わっ。野性的。ケモノみたい……
 ん……ひあっ!」

歯の尖りがあてがわれると、僅かに食い込んだだけでも、びくり、と身体を跳ねさせる。
ティネの身体は見た目のとおりにもろく、骨も脆い。
“そのつもりで”強く歯に力を入れれば
簡単に脚を折ったりちぎったりすることができるとわかるだろう。

「へ……えへへへへっ。はぁぁっ。
 も、もっとひどいこと、する?」

どきどきと豆粒の心臓が跳ねる。
ぬるい交わりしかしていないはずなのに、唇の端から涎をこぼし、
すっかりと法悦に蕩けきった表情になってしまっている。
幼気な男の子に生殺与奪を握らせてしまっている被虐が、この上なく愉しいのだ。

ブレイド > 「ほせぇ…てか、ちっせぇ…
んっ、もっと…ひどいことって、してほしいのか?」

妖精の柔肌、もうすこし、もうすこしと徐々に歯を食い込ませていく。
取り返しのつかないダメージはまだない…とおもいたい。
だが、ティネが『いいよ』といったら…そうしてほしいと言ったら…
どうしてしまうだろう。どうなってしまうだろう。
なぜか、肉棒が服の中で大きく跳ねた。

「ダメになったら、言えよ?」

予め警告はした。だから、ティネの太ももに噛み付く。
サイズの差もあって、少し力を込めるだけでも十分な痛みだろう。
そのままティネの下半身を口に含んでしまう。

ティネ > 「う、ん……。あのね。ボク、ひどいことされるの、すき……
 虫とか玩具みたいに、されたい、の……」

欲望を吐露し、恐怖と高揚に呼吸を早くする。目尻をうるませる。

「あ、あ、……い……!」

犬歯がたやすく肌に食い込んで、血をにじませ。少年の舌を伝う。
妖精の血は、人間のように赤い。けれど、少年の舌に、甘やかで美味なるものに感じさせるかもしれない。
か細い足は、きっと小気味よい音で噛み砕けるだろう。

「たべられちゃう……。ブレイドにたべられちゃうよぉ……」

痛みは確かにあるだろうに、制止の言葉はない。恍惚に震えている。
口に含まれた脚の間から、とろ、と蜜が滴る。

ブレイド > 「変態妖精め…じゃあ、オレの玩具にしてやる…
痛くしてやるから、気持ちよくなれよ?」

傷ついた体から溢れる血は、まるで蜜のように甘い。
妖精の体液というのはどれもそういう作用があるのだろうか?
血液も、尿も、愛液も…すべてが甘露に思える。

「ん、ふ…食ってやる…。ほら、オレが好きなの、出せよ」

求めながらも今度は舌と唇の圧だけでティネの脚をいたぶる。
牙は柔らかな腹を傷つけて、ティネをもっと味わいたいと
舌先が割れ目と傷口をいったりきたり。ティネの身体をねぶり尽くす。

ティネ > 「う、ん……ブレイドの、玩具になる……。きもちよく、なる……」

震えながら従順に頷く。
お腹に新たな傷がつけられれば、更に血が流れ、押し殺した悲鳴が上がる。
唾液にふやけた脚が、舌の力に翻弄されてくねくねと口の中を踊る。
口からはみ出した上半身が、がくがくと快楽に揺れる。

「あっ、ああっ、あああ、っ」

恐怖と刺激と命令、三つが重なり……ブレイドの口中に、塩気のある
暖かな水が染み出して、血や唾液、愛液と混ざる。

ブレイド > 「んっ、ん…んん…は…美味いぞ?
全部、美味い。ほんとに食っちまおうか」

妖精の雫、ティネの体液…すべてを味わうように
口の中で混ぜ合わせ、飲み下す。
刺激的な味と匂い、ティネの痛みに悶える甘い声。
苦しくなってきたので、ズボンを下ろし、肉棒を晒す。
もう一方の脚にも歯を立てて噛み潰す。
今度は予告もしない。無遠慮に一気に。

「慣れてねーんだ、どこまでしてほしいか…ちゃんと言え
でねーと、ほんとに食っちまう。飲み込んで…オレだけのもんにしちまうぞ?」

ティネ > 「いっ……ああああ……ッ!」

まるで焼き菓子でもかじるように、ティネの脚が砕ける。
その歯ごたえと味は、ブレイドをより狂わせてしまうものかもしれない。
骨も皮も肉も切断され、ブレイドの口中、唾液の中に沈む。
つっかえずに飲み込むことすら出来るだろう。

「ほ、ほんとに、ほんとに食べられてる……
 ぼくを食べて、ブレイド、おちんちん大きくしてるぅ……」

恐怖、痛み、法悦。そのすべてがティネに涙を流させる。

「ボク、もう、それ、選べないよ。だって、ブレイドの玩具なんだもん……!」

もはやティネに何をしても誰も咎めはしない。
片脚のなくなった妖精を、ゴミのように道端に棄てて去ろうが、
踏み潰そうが、食べようが、性具にしようが、四肢をすべて奪おうが、自宅に持ち帰って飼おうが。

ブレイド > 「んっ…ぐっ…はぁ、飲み込んじまった…
はぁ…食っちまった…」

このまま手で…など、満足できるわけがない。
ズルリと口の中からティネを引きずり出せば
何の前戯も、許可を得ることもなく、そのままティネの秘部を肉棒で貫いてしまう。
片足を失ったティネを乱暴におかしてしまう。
いつも以上に荒々しいセックス…。

「オレの玩具なら、オレのもん…だな?
守ってやるって言ったのに…こんなっ、ティネっ!
飼われたいって、言えよっ!」

骨が折れようが、かまいはしない。
ティネが望んでる、だから、玩具のように弄んでやる。
上ずった声でその穴を愉しむ。

ティネ > 「っ……ああ――っ!」

乱暴な挿入に悲鳴を上げる。規格違いの雄茎を、それでも妖精の身体は受け入れる。
傷つき衰弱したティネの身体に、無茶苦茶な熱量が叩き込まれる。

「ぁ、うん、かってぇ、ブレイドぉ……っ。
 ぼくっ、ブレイドのペットになるっ。ペットにしてぇ……っ!」

ティネの身体が上下に揺らされ、残る片方の脚もあらぬ方向へ曲がってしまう。
強く握りしめれば、容易くは傷つかないはずの背中の蝶の翅が、儚くやぶけ、破片になってブレイドの指から落ちていく。
可憐な妖精の姿が、ティネを弄ぶたびに損なわれ、ただの惨めな小人と化していく。
それでもティネの内襞が、健気にブレイドを悦ばせようと、きゅうきゅうときつく締め付ける……

ブレイド > 「う、おっ…!はは、ボロボロ、だなっ!」

脚の断面を撫で、羽の散った背中に血で名前を書いてしまう。
膣内をえぐりつつ、もはや用をなさない脚をつまんで
小枝のように更に曲げてしまう。

「してやるぞっ!かわいがってやるし…痛いこともしてやる!
オレのペットだ、玩具だ!ティネ!」

彼女の傷は治るのだろうか?それすらもわからないのに取り返しのつかない傷をつけていく。
自分のものになった証として、ティネの中に射精して染め上げつつも
素直に求め、悦ばせてくれたティネの頭を撫でてやる。
これまでの扱いとは裏腹な、優しい手付きで。

ティネ > 「ん、ぎゃ……っん……ああああああ……っ」

花の茎のように折られる脚と、乱暴な中層の痛みに、濁った悲鳴が漏れる。
注がれる白精に、とぷん、とお腹が揺れた。

「うぅ、うぅぅっ、……うれし、うれしぃよぉ、ブレイドぉ……」

治りそうもない傷を負い、血が流れ、体力は失われ、混濁しつつある。
ブレイドの言葉に、優しげに撫でる手に、歪んだ笑みと声音で答える……心から嬉しそうに。

ブレイド > 「あ、お…ぁ…はっっ…!」

注ぎ込んだ白濁。妖精の花のような香りすらも上書きしてしまうほどの射精。
胎をふくらませた妖精の身体を、ぐっと握る。
潰れない程度だが、痛みがないほどゆるくはない。
腹から精液を絞り出すように。
圧を与えながら、肉槍を引き抜く。

「ティネ、ティネ…かわいがって、やる…から…」

ぼろぼろになったティネに、精液を浴びせる。
慈しみと加虐、相反した双方を与えて、可愛い玩具を自分のものにしてしまう。

ティネ > 「うぅぅぅぅ……っ❤❤」

苦しげにあえぐ声は、どこか甘やかに響く。
ティネの命運は文字通り少年の手中にあった。
その事実が、ティネをどこまでも昂ぶらせる。
白濁と血が、ぽたりぽたりと地面や草に落ちて汚す。

「んぷっ、ふ、へへ、へ……」

内側も外側も、少年に汚されて、徴をつけられる。
彼の所有物である、という徴を。

……

ティネ > ……

「ねえ、ねえ、ブレイド。おきてえ~。もしも~し」

なにやらぼうっとしてしまっているブレイドの頬を、妖精がぺちぺちと叩く。
別に脚は失われていないし、背中の蝶翅でちゃんと浮かべている。
瑕疵のないティネだった。

ブレイド > 「え、う…?うえ………」

なんかぺちぺちされた。
視界がぼやけて何度もまばたきをすれば、ティネの姿が見える。
五体満足、羽もある。
なにがあった?どうなった?
頭がなんだボヤーッとする。霞がかっていると言うか。

「…脚、生えたのか?なら何度でも食えるな…」

ボーッとしたまま口に出してしまう。

ティネ > 「ええ~~? 何言ってるの!? 起きろってばこのねぼすけさん!」

何か剣呑な内容の言葉には触れず、ブレイドの眉間に目覚まし代わりの膝蹴りを入れる。
そんなには痛くない。

「キミはボクを例の変態蔦から助けてそのまま寝ちゃったんだよ?
 だいじょうぶ?」

心配そうに瞳を覗き込む。
ブレイドが自分の指を見るなら、擦りむいたような跡を見つけるだろう。
蔦に不用意に触れて傷つけてしまったのだ。

ブレイド > 「えぁ?って!?あー…え?寝てた?
いつの間に…つか、なんでだ?」

蹴られたことで目が覚めた。
が、頭がぼんやり…まるで無理やり眠らされたような。
そういえばティネを助けて…それから…それから?
記憶があやふやだ。
そういえば、あの手の食肉植物は獲物を逃さないようにとらえたものに幻覚を見せるのだとか。
ふつうならば人間サイズでは効果はないのだが、直に傷口から汁が入ってしまったのがいけなかったのか。

「ん、手…なんか傷ついて……あー、夢…だったか
そうかー、夢かー」

なんだか残念なようなホッとしたような。
五体満足なティネに手を伸ばし、撫でようとしてみる。

ティネ > 「なんでだろうねえ。……どんな夢見てたのかは、聞かないでおこうかな」

追及はせず、目を閉じて大人しく撫でられる。
夢の中となで心地はそう変わらない。

「……ま、ともかく助けてくれてありがと!
 お疲れみたいだし、ボクは失礼するねー。
 お礼はとりあえずこれで!」

ブレイドのほっぺたにキスをすると、羽ばたいて離れる。

「あ、舐めるぐらいならいつでも許してあげるからー。またねー」

そう言い残して、へたくそな軌道でどこかに飛び去っていってしまうだろう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からティネさんが去りました。
ブレイド > 「………お、おう…」

なんだかふわふわとした感覚のまま飛び去るティネを見送る。
キスを受けた頬を抑えてぼーっと。
我ながら…なんてもんを見たんだか。
記憶はぼんやりとしているが、ろくなものじゃなかった気がする。

「…なんだろ…」

なんかいろいろと溜まってるのだろうか?
まだ幻覚効果が残ってるかもしれない。自分は少し休憩することにしよう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からブレイドさんが去りました。