2018/09/17 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にブレイドさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にルシアンさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からルシアンさんが去りました。
ブレイド > アンゲロス騒ぎが終息し、比較的安全…いや、以前通りに戻った城壁の外。
久しぶりに受けた依頼は少々距離のある採取依頼。
依頼自体はこなすことができたものの、加減を誤ったというか…

「この辺、宿なかったかな…」

アンゲロスにでもぶち壊されてしまったのだろうか?
野宿自体に抵抗はないが、首をかしげる。
久々の遠出だったので、勘でも鈍ったか…渋々と少し街道から外れると、人影がみえる。

アンゼリカ > (携帯食を食べ終わると携帯用のランプと火種を取り出し、火をつければ辺りが薄明るくなる。ホッと息を吐いて傍らの岩の上に置き)

この辺りに獣は出ない…わよね…

(小さなナイフは持っているが役に立たないだろう。だが、この辺りは物騒な獣が出ると聞いたことがない。物騒な人間はいるかもしれないが。誰かが通りかかれば自分の姿は薄ぼんやりとでも見えるだろう)

ブレイド > 歩み寄ってみれば…薄着の女?
いや、薄着ってものじゃない。
なんというか扇状的な衣装とでもいうべきか。
野盗でもいれば放っておくようなことはしないだろう。
警戒しているように見える女に声をかけてみる。

「おい、アンタ。んなところでそんなカッコで……襲われ待ちか?」

様子を見ればそんなことはないであろうことはわかるのだが…
そのようにしか見えないのもまた事実。
テントもなしでその衣装で野営など…

「その気がねーならこっちこい。どうせオレも野宿しなきゃいけねぇし」

アンゼリカ > (人の気配がした。近づいてくる。少し警戒しながら暗闇に目を凝らすと携帯用の灯りの中に人影が浮かび上がる。見ればまだ少年だ。告げられた言葉に目を丸くする。弾かれたように自分の姿を見る。確かにローブの下は薄い衣装だが彼からは見えるのだろうか。少し首を傾げて)

襲われるつもりはないけれど……。宿もテントも持っていないのだもの。

(どうやら彼も野宿をするらしい。)

野宿…って…やっぱりこの辺りには宿屋がないのね?探していたんだけれど見当たらなくて。

(携帯用のランプを手にすると立ち上がる。自分とさほど身長が変わらない少年だ。彼なら自分を襲うこともないだろう。それに一人で野宿するよりも良いかもしれない。彼の後ろをついて行こう)

ブレイド > 薄暗いながらもいいか悪いか…今の自分は夜間の感覚がすこぶるいい。
なんとなくだが、視界も良好だ。
座る足元、ローブの隙間…気づくところはある。が、自身も吸血される前であれば気が付かなかっただろう。

「オレもこの辺には宿があったと思ったんだけどな。
勘違いなのか潰れたのか…この辺も最近までいろいろあったからな」

手慣れた様子でテントを設営しつつ、こっちゃこいと手招き。
とって食うつもりはないが、怪しまれても仕方はないか。

「とりあえず、火、炊くまで待ってくれ」

テントを指さしつつ、キャンプファイアの用意をする。

アンゼリカ > (彼がどういう能力を持っているのか知らないが、きっと見る人が見れば自分の格好は『襲ってくれ』と言わんばかりの格好なんだろう。それが昼間ならともかく、こんな夜遅くだとそう見えても可笑しくはないんだろう。続く彼の言葉に少し眉根を寄せて悲しそうな表情を浮かべて)

……ああ、やっぱりそうなのね。私の記憶違いかと思っていたのだけれど……。そう……潰れたかもしれないのね…

(この辺りにあった宿屋でも踊ったことがある。見れば彼が手慣れた様子でテントを設営していく。手伝おうかと声を掛ける間もなく出来上がっていくテント。手招きされれば素直に近づき)

野宿に慣れているのね。

(年齢は関係ないだろう。彼に言われた場所で待ちながらキャンプファイヤーの準備を見守り)

ブレイド > 「ま、冒険者だからな。旅慣れてねーと困るって
アンタは…旅慣れてねぇっていうよりは、アテが外れたって感じだな」

ついてねぇなと笑いつつも、火をつける。
ひとまずはこれで安心か。

「ま、困ってるときはお互い様だ。
オレが強盗だか野盗だかじゃねぇって証拠は出せねぇが…信じれるならテント使えよ。
オレよかアンタのほうが外で寝るぶんにはやべーだろ?」

保存用のハムとパンくらいしか食べ物はないが、炙ればそれなりにイケる。
ついでに湯も沸かせば、お茶だって淹れることはできる。

アンゼリカ > 旅は慣れてるんだけれど、この辺りにあった宿を目指していたから。

(まさか潰れていたとは知らなかった。知っていれば他のルートを通っていたと。火が付けば自分の携帯用の灯りよりも明るくて何より温かい。)

どうも有り難う。強盗や野盗が見も知らない女を助けたりしないわ。

(クスクスおかしそうに笑う)

テント、一人しか眠れないの?貴方のテントなんだから貴方が休めばいいわ。私は火の傍に入れるだけで充分よ。

(ハーブの葉を持っているから湯を沸かしてハーブティーを入れて彼にも渡そう)

ブレイド > 「オレも野宿の予定はなかったんだけどな…。
ま、備えといてよかったぜ。
立ち話もなんだし、アンタもここまで歩きづめだろ?座っとけよ」

とりあえず野営地の設営を終えれば、腰を下ろして一息。
手招きして、女性にも腰を下ろすように促して。

「騙してガブリってのはよくある手口だぜ?やっぱガキっぽく見えるから迫力不足なのかね?」

自分の頬をムニッと引っ張りつつ、女性の差し出すハーブティーをうけとる。

「お、わりぃな。お茶か…なんの茶だ?」

とりあえずいただきますと一口、茶をすする。

アンゼリカ > 有難う。

(にっこり笑って彼の隣に腰を下ろそう。彼の言う通り歩きづめで疲れている。温かい火の傍は本当に有難い。)

ガブリ…?食べられるってこと?

(まさか人食いがいるんだろうか?この辺りにも魔物が出るんだろうか。少し前まではそこまで物騒じゃなかったが、この辺りも治安が悪くなっているのかもしれない。これからは少し考えて遠出をしないといけないかもしれない。自分が淹れたハーブティーを受け取る彼)

カモミールよ。リラックス効果があるの。

(リンゴに似たような香りと優しい口当たりのハーブティーのため癖はないから、彼も抵抗なく飲めるだろう)

そうだわ。自己紹介がまだだったわね。私はアンゼリカ。踊り子なの。今日も遠くの町の酒場で踊った帰りだったの。

ブレイド > 「いいって。
ん、うーん…まぁ、そうだな食われるって言えば。
食人的な意味じゃなくて…まー、あんたみてーな女だったら性的な意味でってのが多いだろうが…」

筋金入りの少女性愛者とか特殊な好みでもなければ
女ひでりの野盗どもには、彼女の存在は刺激的すぎるだろう。
いただいたカモミールティーをすすりつつも、ハムを炙り始める。

「へー、そりゃありがてぇ。
依頼だ野営だじゃ、気も張っていけねぇ…っと、ハーブって言っても結構イケるもんだな」

女性の方にも『食うか?』と、ハムをもう一枚取り出しつつ聞く。
断られても自分で処理するだけなので問題はない。

「ああ、踊り子ね。どーりで美人なわけだ。オレはブレイド。冒険者…ってのはさっき言ったな」

アンゼリカ > 性的な…?…ああ、そういう意味なのね。

(彼の言葉に照れることなく納得したように頷く。別にバージンではないから今更照れることもないし、最悪身体で命が助かるのなら安いものだと思う。)

癖があるハーブもあるけれど、これは飲みやすいでしょう?

(男性は特にハーブティーが苦手な人も多い。ハムを薦められるが自分はさっき携帯食を食べたから礼を告げながらも遠慮しておこう。)

有難う。美人って言ってもらえて嬉しいわ。お世話になったお礼をしたいけれど……。踊りしかできないし、でもその踊りもちょっと刺激的だし……。

(少し考えるように俯いて。「あ」と小さく呟いた後顔を上げて)

それじゃ私をガブリって食べてみる?

(冗談っぽく笑って)

ブレイド > 「軽く言うもんだな。もうちょっと荒々しい連中に声かけてもらうまで待ってたほうが良かったか?」

女性の口ぶりに苦笑しつつも、ハムを二枚パンに挟んでもぐもぐと食べ始める。
いい感じに溶けた脂が美味い。
ハーブティーの爽やかさに対して、ちょうどいい味の濃さだ。

「そうだな、薬草っぽい味とかじゃねーし…好きだぜ?結構」

冒険者と言うだけあって、食事は素早い。
まぐまぐと数口でパンを平らげて、お茶で流し込む。
が、続く言葉に思わずむせる

「ん゛っ!?ぐっふ…ごほっ……
自分から口に飛び込んでくるやつがあるかよ」

むしろこちらが頬を赤らめる。まんざらではないのだが…。

アンゼリカ > ううん、そういう意味じゃないの。でもね、やっぱり命は大事よ。身体で命が助かるなら、って思うの。軽いつもりじゃないんだけれど……。

(酒場や屋敷、王宮で踊った後、ベッドまで誘われるのは毎回だ。今ではそれが当たり前になっているし、嫌だと思ったこともない。軽い女だと思われても仕方がないが。淹れたハーブティーを気に入ってもらえたようだ。嬉しそうに笑って。素早く食事を終える彼が、自分の言葉にむせた。面白そうに笑う)

ごめんなさい。冗談よ。ブレイドにも好みがあるものね。

(彼からすれば自分は随分年上だろう。年上の女に興味がない男性もいる。不意に眠気が襲ってきた。右手で口を押えて欠伸を)

ごめんなさい。そろそろ休ませてもらうわ。

(テントは彼が使えばいい。自分は火の傍で休むと)

ブレイド > 「ま、それもそうか…生命にゃかえられねーってやつだわな」

むーっとうなりつつも、お茶で気持ちを落ち着ける。
からかわれているのかなんなのか。

「好みとか好みじゃないとかじゃなくてな…本気にしたらどーすんだよ。
思ってるほどガキじゃねーぞ?オレだって」

などと言っている間にも、アンゼリカからは欠伸が漏れる。
火の傍で休むと言っているが…。

「ばぁか、それじゃ誘った意味もねー。
気が乗らねーなら…それこそ一緒にテントの中で休むか?狭いけど」

挑発のお返しと笑ってみせる。
とにかくアンゼリカにはテントにはいったはいったと促して。

アンゼリカ > ブレイドを子供だなんて思っていないわ。でも、多分ブレイドは私には手を出さないって思うの。何となくだけれど。

(見た目に子供でも実際は自分よりもずっと年上の種族もいる。だから彼を子供扱いするつもりはないが、何となく彼は大丈夫な気がする。テントで休むように言われると)

いいわよ。一緒に休みましょう。

(告げられた提案には照れることなく頷いて彼の手を繋ぎ一緒にテントに入ろう。ローブを纏ったまま横になり、しばらくすれば無防備な寝顔を彼に見せて眠りにつくんだろう。翌朝は自分が彼に朝食を用意しよう。彼がどこまで行くのか知らないが、途中まで一緒に旅をしようか……)

ブレイド > 「そう言われちゃ、出そうと思っても出せねーよ。
ったく…うぉっ!?」

そんなふうに言われたら毒気も抜かれてしまう。
そりゃぁ、無理やり犯す気はなかったが…。
などと頭を掻こうとすつるも、手を取られてテントの中へ。

「…あっさりしたもんだ…ったくよぉ…」

言っておきつつこのザマ。
手を繋がれて間近で眠る女性の寝顔に、結局寝不足を余儀なくされることとなる。
王都までの帰り、すこしばかり意識してしまうことになるだろうが…。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からアンゼリカさんが去りました。
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