2018/09/16 のログ
■エズラ > 「ハム……もぐっ……はぁ~……くっそう、酒がないのが悔やまれるぜ――」
気付けば、三本用意していた串がすべて串だけになっていた。
もりもりと一心不乱に食べ続けていたので、ようやく腹の虫は黙ったようである。
しかし、まだ満腹かといえばそういうわけでもない――
「よぉし……――」
解体した鹿の肉は、売るほど余っている――実際、自分で食べる分以外は、明日にでも街で売るつもりである――
そういうわけで、ナイフで少しばかり赤身を切り取り――そこへ適当に塩を振ると、携帯用の小型鉄板を火に掛け、そこへ肉を――途端、激しい音と共に肉が焼け始める――
「ン~……やっぱ肉の焼ける音はたまらねぇな――」
■エズラ > 半面が焼けたら、肉をひっくり返してもう半面も――ほどなく焼き上がる。
さくさくと鉄板の上で肉を一口大に切り分け、一欠片にナイフを刺し、口へと運ぶ。
「んむ……ムニュ……うう~ん、美味い……――」
串に刺して焼いた時とは違い、一切れが大きいため歯ごたえも抜群。
これまた酒がないのが残念至極であるが、仕方のないことである。
薪の爆ぜる音が響く――虫の鳴く声が聞こえる。
晩餐会は、今暫く続きそうである――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からエズラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアンゼリカさんが現れました。
■アンゼリカ > (遠方での踊りの依頼を終えて、いつもの宿屋兼酒場に戻る途中。まだまだ距離はあるが徐々に陽が落ちてきだした。そろそろどこかへ宿を取るべきかもしれない。暗くなり始めた空を見上げて)
大変。暗くなってきちゃった。どこかに宿を取らないと野宿になっちゃう。
(それだけは避けたい。どこかに宿屋はないかとキョロキョロ辺りを見渡して)
■アンゼリカ > (ポツポツと通りにある店にも明かりが灯り始める。通りは賑やかだがどうも宿屋が見当たらない。通行人の邪魔にならない場所で立ち止まり、困ったように顎に右手人差し指を添えて)
どうしよう。宿屋がないと本当に野宿になっちゃう。ないはずはないんだけれど……。
(必ずどこかに宿屋はあるはずだが、宿屋の看板が見当たらない。次の町まで行くにはかなり距離があるし、女一人で夜道を歩くわけにはいかない。)
誰かに宿屋の場所を聞こうかしら…?
(誰か声を掛けやすそうな人。男性でも女性でもいい。この辺りに詳しい人がいれば声を掛けようと)
■アンゼリカ > (お腹も空いてきた。小さく息を吐き)
とりあえず、少し休憩しよう。
(ちょうど大きな木の根元に腰を掛けるのに最適な岩がある。そこに腰を下ろし、ローブのポケットから携帯食と水筒を取り出し、水で咽喉を潤して携帯食をパクリ。モクモクと咀嚼しながら暗くなった街道を見つめる)
……ここで寝るしかないかもね。
(携帯用の灯りはあるし、ローブを羽織っているから寒くもない。一晩だけならなんとかなるかもしれない)