2018/07/17 のログ
■リータ > 親切な人の仕草が、遠目で分かる。
しかし、まさか以前も親切にしてもらった人だとは分かっておらず。
それでも不穏な世に比べ、優しい人は多い。
―――少女は、そう思っている。

釣りを終えて去って行く人影を背に、少女は元いた場所に戻っていくと、ひと言ふた言交わして。
すっかり濡れてしまった2人の修道服に困り顔を越して、笑ったりして。
こうして休憩が終われば、馬車は再び走り出す。
ご案内：「メグメール（喜びヶ原）　街道」からリータさんが去りました。