2018/06/13 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」に紅月/コウゲツさんが現れました。
紅月/コウゲツ > ーーーかつ、かつ、しゃら…

お散歩からの帰り道、ある森から王都へ向かう所…何の気なしに入れ違うキャラバンを眺めていたら、知り合いがいた。

「わぁっボブだ、やっほー!
ボブがキャラバンにいるとかはじめて見た…副業でも始めたの?」

いつもの如く、にぱーっと笑みを浮かべて手を振る。
休日だからって、だいぶ服の系統違うんだけど…気付くかなぁ?

ボブ > (お礼がてらの昼食を終え、次の街へ向かう商隊との分かれ道が近付いている中、商隊と共に歩いていれば
別の分かれ道の方から赤髪の背の高い女性が歩いてきて、いい女だな…と内心で思っていたが、
その女性が明るい笑顔を顔に浮かべながら自分の名を呼んで手を振っていくのを見て、改めてマジマジと見ていけば)

「なんだ、コウゲツじゃないかっ!
洋装も時折着ているとは話には聞いていたが、見違えたもんだな…初見では気づかなかったぞ」

(まず男の口から出たのは男の彼女に持っていたイメージとは全く違う服装でいた事に対する感想であって)

「いや、途中まで一緒の道だったから同行させてもらったんだよ、この次の十字路でそれぞれ向かう先が分かれるから
そこで別れて、俺は村の自分の家に戻る所だったぞ」

(副業でも始めたのかと問われ、違う違うと否定をしてみせた上で、これからの自分の予定を話してみせていく)

紅月/コウゲツ > 「えへへ、ここまでイメージ変えたら『休日です~』ってなるでしょ?
お気に入りなんだー、このワンピース!
…不思議とギルドの知り合いにも見付からないから便利なんだよね」

少し恥ずかしげに笑って、クルリとその場で1回転してみせて。
…そりゃあ普段の黒い民族衣装や黒いアーマーから、驚きの白さのふわふわガールに変われば誰も気付かない訳で。
実に実益(隠行)を兼ねた趣味である。

「ん、なんだ帰りか…あっ!
ねぇねぇそしたらさ、遊びに行ってもいい?
久々に狼くんにも会いたいしさー?」

パチリと手を叩き目を輝かせ、首を傾げつつ提案を。
「もしもお暇なら、だけれど…」と、相変わらず少々控え目な一言を付け足して。

ボブ > 「確かにな。 良く似合ってるよ。
そりゃあ~~、気付かないだろうよ、俺だってコウゲツに名前を呼ばれて、手を振られるまで気付かなかったくらいだしよ」

(不思議と気付かれない……と彼女は言うが、ここまで一変すると気付かないのが当たり前で。
女は化ける…という実例を目の前で見せ付けられた感じに男はなっていた)

「ん?別にいいぞ。 
ただウチの相棒は気まぐれでな、気が向いた時じゃないと家には寄り付かないから、会えるかどうかは運次第だぞ」

(帰り道の同行を気軽に応じていく男、ただ目的の同居人との対面に関しては保証はしない口ぶりで話してみせていって)

紅月/コウゲツ > 「えへ、ありがとう!
えぇっ…ホントに?そこまで?
いやでもボブが気付かないならマジなんだろうなぁ…」

嬉しげに礼を述べ、一瞬きょとんとした後…ワンピースの裾や背中なんかを見つつ、ビックリしたような声色で。
スキル無しで友人ですら気付かないレベルって、なかなか凄いんじゃないだろうか。
「有事の時に使おう…」なんて呟きをこぼしつつに。

「やった!
ん、あぁいいよいいよ、それでこそ野生モフモフだもん。
居たらラッキー、居なけりゃ酒盛り、と!」

クスクス笑いながらそんなことを宣って。
狼も気紛れであろうが、この紅髪も大概だった。

ボブ > 「そうそうっ、気付かないって」

(そんな軽口を叩きながら、商隊と主に道を歩き、じゃれあうような感じで話し続けていて)

「ったく……、何でそんなにアイツが好きかねぇ~?
まぁ、無愛想だが、こっちが踏み込んで欲しくない所に踏み込まないって所は俺も好きだけどさ。
また俺の秘蔵の酒まですっからかんになるまで飲む気だな」

(出会ってそれほど時間が経っていないのにすっかり親友面をしながら歩き進めていけば、
商隊との分かれ道へと至っていき、改めて商隊の面々にお礼と別れの挨拶をして、商隊を見送っていけば)

「そんじゃ、これからは村までの二人旅だな…よろしく相棒っ!」

(商隊を見送った後、顔を彼女の方に向け、そう話しかけていけば、
握り拳を彼女の方に突き出して拳タッチを誘っていくか)

紅月/コウゲツ > 「よっし、今度化粧も込みで変身大作戦してみっか…悪戯の為にっ!」

そりゃあもうイイ笑顔で言い放つ。
才能の無駄遣いとか気にしない、紅月は仕事だけでなく遊びにも全力投球であった。

下らない話をケラケラと、コントのようにかけあいながら。

「だって可愛いじゃん。
フワフワだよ?フワっフワのもっふもふでお日様の香りだよ?
そんなの、もう愛でるしかないでしょ。
…てへ、バレた?
いやぁごめんって、さすがに今回は私も酒の備蓄あるから!
米酒で良ければ未開封の上物もあるぞー?」

もうすっかり古馴染みのような調子でトントンと。

キャラバンとはお別れ、ニコニコと手を振って見送れば、本日の相方に話し掛けられる。

「ふふっ、おうよ!
あんま服汚したくないし魔法メインで行くから、前衛頼んだ」

なんともユルい理由である。
握り拳を彼の拳に軽くぶつけて、ニィ、と笑い合う。
その姿は悪友同士といった印象になるだろうか。

ボブ > 「かあぁぁ~~、好きだなぁ~お前、その手の悪戯。
あんまりそっちの知り合いをからかい過ぎるなよ」

(この男の反応から今後の悪戯に対する手ごたえを感じたかのように笑顔を浮かべる彼女に
あまり頼りにならない忠告だけはしてみせていって)

「可愛いか? 俺はアイツと似たような所があって気が合うと思ってたから一緒に住んでるだけだけどな。
そりゃあ、空き瓶の数を数えれば一目瞭然だろ。 
ん?そっちの秘蔵もあるわけか、ならば改めて我が家への訪問を歓迎しよう」

(お酒の件でちょっとした問題が出たが、そこをカバーする提案が彼女から出てくるのを聞けば
男はやたら偉ぶった口ぶりで来訪を許可してみせていって)

「前衛しか出来ねえんだけどな……、あいにく街への商売だったから弓とかは所持できなかったからな。
でもウチの村近辺はそれほど危険もないから程ほどの警戒程度でいけると思うぜ」

(拳同士を打ち合わせながら、簡単な打ち合わせをしていき、村までの短い二人旅の旅路に出発し、
街道から外れ、村に続く徐々に狭くなる道を歩いていく二人。
その二人に向かって徐々に近付いてくる一つの気配が……)

紅月/コウゲツ > 「んふー…ちゃんと後日酒奢ったり、手作りお菓子貢いだりしてるから大丈夫大丈夫!
…あ、ボブ甘いの食べる人だっけ?
今朝はクッキーとブランデーケーキ焼いたんだ!」

クスクス、と、胃袋を掴み笑ってごまかす質の悪さよ。

「ん、可愛い!
それに『もう好きにしろよ…』って結構自由に触らせてくれるから大好き!
あちゃ、瓶か!忘れてた……ん、此度はお招き有り難く存じまする…ぷふっ!あははっ!」

やたら偉そうな許可にノって、何となくお辞儀付きで堅苦しく返してみる。
…が、途中で笑えてきてしまった。

「いいよいいよ、ボブ元々戦士系じゃないさ…回復とサポートとついでに物理は任せろー!」

男はともかく、女の方が鈍器による撲殺特化の回復職、という冒涜的采配であるが…この二人にとっては平常運転。
のほほんと、男の半歩後についていく。

…と、何かの気配。

「……、…ボブ、来る」

ボブ > 「まぁ、気をつけろよ。そっちはまだ血生臭い世界に顔を突っ込んでるんだろ?
下手に怒りを買って、背後から仕掛けられないようにしろよ、これは怒りを買った馬鹿な先輩の一言な」

(色々付け届けをして他人のヘイトを溜めないようにしていると言った彼女に対し、
あんまり調子には乗らないように忠告をしていく男…己の苦々しい過去を思い返しながら)

「まぁ、甘いのも辛いのも両方いける性質だな。
そのブランデーケーキはしっかりブランデーの風味が生きてるんだろうなぁ~? 期待してるんだが」

(甘党でもあり辛党でもある事を打ち明けながら、どちらかと言えば酒の方が好みであるのを示すように
ブランデーケーキのブランデーの活かし方の方を気にしてみせていって)

「アイツ…対面する相手が大抵ビビる事に慣れてて、紅月のようにそっちから構ってくれる相手に慣れてなかったぞ。
時には放置するようにしておけば向こうの方から近付いてくるぞ」

(男は同居人に対する対処法を口にしていけば、彼女から伝えられる何者かの接近の一報に
腰に付けていたショートソードに手をやる男)

「盗賊か?……いや、街道沿いじゃないんだからその手のヤツは現れないはず…」

(警戒心を露にしつつ、もしかしたら……という思い当たるものがあり、ショートソードに伸ばした手と反対の手の指先を
口で咥えていけば、思いっきり周囲に響き渡るような指笛を吹きあげていく。
すると、近付いてくる気配の方向から……

『ウオォォォォ~ンっ!!』

という咆哮が返って来るのを耳にし、ショートソードへと伸ばした手を引っ込める)

「コウゲツ、どうやらお迎えみたいだぜ、ウチの同居人は来客を大歓迎してるみたいだぜ」

(警戒を解除した男は笑顔と共に彼女に話しかけていれば、二人の元へと駆け寄ってくる男の半同居人が姿を現わす)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からボブさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」から紅月/コウゲツさんが去りました。