2018/04/14 のログ
■トール > 誘いに乗ってキャビンへと入って来た妖精はどうにも機嫌が悪そうだ。
もっとも、素で気難しいのかも知れないが。
妖精が座ったのを確認すると御者へと手を振って馬車を発進させる。
馬の蹄の音と車輪が回る音が静かな夜に響き渡る。
「なるほど、処女好きなのかね。
ずいぶんとまた贅沢な話だね。」
好みに煩い妖精へと苦笑を……しかし、どこか楽しそうな笑みを浮かべて見せる。
キャビンの中へと入ればそのドレスで強調された豊かな膨らみも、一見清楚そうな顔立ちも、足を組んだ瀟洒な姿もはっきりと見えることだろう。
「あいにくうちの店員は男でね、処女かどうかも保証は出来ないな。
しかし、処女しかダメとなるとそうそう女を抱く機会もなさそうだが、その辺どうなのかね?」
たわいない世間話。
傷の残る顔を見せられても少女に動揺の気配はなく、紫の瞳を弓の形に、口元に優雅な微笑みを浮かべながら妖精を眺め続ける。
■ガラッゾ > ――…馬車の中は随分と明るく、時折無意識に目を細めて光を見ないようにしてしまうが、それも慣れれば何と言う事も無く、光の強さだけ言えば炉の輝きの方が強く、慣れる事が出来るだけ馬車の光の方が増しか……。
「アア、家具に組み込むノモ、反応が初々シイ方が面白イと思わナイか?ソレニ、己の好ミニ染め上げるノモいい、特に最高ナノハ泣き喚クオンなダナ……。」
グッグッグッグ、と他のガラッゾに比べて少しは品の欠片がある笑い方で喉を鳴らして笑ってみせると、揺れる馬車の震動、馬の蹄の音を楽しみながら、王都への道のりが確約された事で弛んでか此処で初めて女の方に興味を移す。
組まれた足先、這い上がるように腿、ドレスのスカートを越えて腰の辺りを眺めてから、豊過ぎるほどに実る胸元のほうに乗せ、最後には優雅な微笑を浮べる唇へ……。
グッグッグッグッグッと再び笑うと大きく溜息を吐く、是は別に今の状況への溜息ではなく女の問いに対しての溜息だ。
「ダカラ、契約を掴まセルのさ。飽きたらランタンなり、家具になりしチマエバ金になる。見たこと有るだロウ?ランタンくらイナラ、揺するとよく光るアレダ。処女で無くてもイインダ、染まり尽くしてナキャナ……あと機会の事はキクなよ。これでも我慢シテルンダ、村を燃やさず客をコロサズってな。」
と、饒舌に言葉を紡ぐ、ともう一度言葉の終りを大きな溜息でくくって大げさなくらい両肩を竦めて見せるのだった。
■トール > 「なるほど、君は家具を作るのか。
しかし、ガラッゾは女を抱ければ何でもいいものだと思っていたが、君はずいぶんと悪趣味なようだね。
まあ、気持ちはわからんでもないがね。
儂も恋人を儂好みに染め上げた時はなかなかに興奮したものだよ。」
扇情的な肢体を這い回る視線を感じながら挑発的に足を組み替えて見せる。
もっともフリルがたっぷりとあしらわれたスカートは長く、足首がちらりと覗く程度だが。
「ああ、アレは君の作だったのか。
どういう仕組みで光るのかと思っていたよ。
なかなかの外道っぷり。
それでこそガラッゾといったところかね?」
妖精と同じように肩を竦め大仰に嘆息して見せる。
もっともすぐに優雅な微笑みを浮かべるあたり多分に演技交じりなのだろう。
■ガラッゾ > 確かに言われると自分以外のガラッゾは本能に忠実で誰でも抱くし孕ませて増やせを本能に忠実にこなして行く、だが自分はそれ以上に喚き泣き叫ぶ女を捻じ伏せて、己より美しい存在を汚して骨の髄まで楽しんでから家具にするのが大好きであった。
だから再度喉を鳴らして笑おうかグッグッグッグッグッと笑った後に濁り澱んだ眼を細めて、女のたわわに実る胸元に注ぎ、舐めるようにその形、重さを視線で量ろうと……。
「興味があレバ体験してミルか?何冗談ダ。ランタンの方は中の妖精ガすらいむに犯サレ興奮すル事で光るノサ、逆に人間用ハ、すらいむが興奮して光るつくりダナ。アア妖精も高く買い取るゾ……。」
それでこそ、と言われるとまた思わず笑ってしまう。
他のガラッゾはぬるいのだろうか、矢張り己だけが……と。
妙な気分に浸りながらも、思考は自然と視線の先の女を家具に仕立てたいという欲望にかられていく。
だが他の兄弟に恨まれると判っているからこそ、妄想だけ……。
それでも自然と興奮し身体はそれを求めて疼こうか、自覚も無いままにローブに隠れた腰に巻いた布を押し上げる昂ぶりと広がる確かな卑猥な先走りの匂い……馬が興奮しかねないくらいのだ。
■トール > 「興味がないわけではないが、儂が商品になってしまっては一体誰が売るのかという問題が出来てしまうね。
しかし、君は妖精もヤるのかね。
あんな小さいモノによく入るものだね?」
豊かで柔らかな膨らみを推し量るような妖精の視線に対抗するよう紫の視線がその股間へと向けられる。
ガラッゾと言えどサイズは様々であるが……。
「とりあえず、妖精の知り合いはいないな。
儂も興味はあるのだがね、そうそう出会えるものでもないようだ。」
不意に馬車を引く馬の足取りが乱れる。
何事かと内心思うものの、とりあえず進んでいるのであれば問題はない。
前方を覗き込めば巨大な肉棒をそそり勃たせ走りにくそうにしている馬の姿が見えたことだろう。
知らず知らず少女の身体も雄の匂いに反応し、尖った先端が膨らみの頂点に浮いて見えてしまっていた。
■ガラッゾ > 流石に破顔一笑とまでは届かぬが笑った……嗤ったのではなく楽しそうに愉快そうに笑って見せる。
顔を横一文字で走る古傷が残る醜悪な相貌でも判りやすい程に無邪気にだ。
それくらい面白い事を濁った眼に映る女は口にした。
妖精とも交尾するのかと……有り得ない。
「ナイナイ、妖精ナンゾ、ぶち込ンダら裂けチマウ。妖精のヤツはすらいむを使って嬲って美味い魔力を搾りダスンだ。」
と、視線が股座に向ってくるのもまた笑いの要因で、流石噂通り、スキ者で麗しく甘い女だと、聞いていた以上に柔らかくもバランスが崩れない肢体に疼かないガラッゾとして雄として疼かない筈がない、それが足取り乱れ揺れる馬車の中であっても。
丁度良く前方を覗き込み少し視線がずれた女を緩い笑みを浮べて笑ったまま、ローブを自分から脱ぎ捨て、もっこりとテントを張った腰布だけの姿になると、腰に紐で結び付けていた皮袋から大きめの硝子ビンを取り出すと、中に詰まった薄桃色の何か液体の入ったそれを女の目線の高さに持ち上げると、ゆらゆらと左右にビンを揺すって見せた。
すると、ビンの中の薄桃色のそれは揺れた刺激で興奮して薄らと馬車の中が卑猥な桃色の光が滲み広がり始める。
そのうち粘液体はスライムは内側からガラス瓶のコルクの蓋を持ち上げて外へと出ようと……。
■トール > 「そうなのか。
てっきり君たちは女と見れば何にでも突っ込むものだと思っていたよ。」
笑う妖精へと微笑みを向けたまま、口調だけで驚いたと伝えて見せる。
もっとも芝居がかったその声音はどこまでが本音か読み取りづらいだろうが。
「手垢のついた女は嫌いなのではなかったのかね?」
上着を脱ぎ去り股布一枚となった妖精を愉しげに眺める。
取り出した瓶の中身は何だろうか、少し変わった色をしているが。
少し揺らしただけで光を放つそれを興味深げに眺め、なるほど、これが先程話に出ていたスライムかとあたりを付ける。
くすりと笑みを零すと足を組んだまま靴を放り投げるように脱ぎ捨て、晒した素足を妖精の目の前へと差し出す。
■ガラッゾ > それも否定出来ないし、否定はしない、だがサイズの問題はと考えると是もまた笑いの種で有り、笑いが止まらないのだ……。
「ダロウな、そうでなクテハ、ガラッゾで有るなら、そうアルベキ、ダガ、そう矢張りサイズがナ?」
と言葉を続けた後に靴を脱ぎ捨て素足を曝け出す女の方に席を立ち上がり、規則性のない揺れに多少歩くのを苦戦するが、元々距離は1歩か2歩の短い距離、直ぐにも椅子に座る女と立った状態でやっと視線の重なる高さにと近づけば最後の一枚の腰布を脱ぎ、皮袋もまた馬車の床に落す。
ムワッと一気に広がる溜め込んだ精臭と汗の香りの混じる雄の匂い、それが馬車に広がりむせ返るほどの匂いで埋め尽くし、同時に他のガラッゾ達よりも太く逞しく反り返った肉棒と陰嚢を曝け出す。
どちらも姿背丈に見合わぬ人の人間に匹敵するか、それよりも尚雄々しい性の象徴、エラのハッキリと張った亀頭からは透明な汁が女を求めてだらりと滴っている。
「……ダッタノだガナ?コウナルと収まリツカナインだヨ……。」
言葉の終りは欠伸でも笑みでもなく、キュプとコルクの蓋が勝手に捻りあがりビンの蓋が開くコミカルな音。其処からあふれる薄桃色の粘液をビンの口をたわわに実る女のドレスの胸元に傾けると、どろ、と蠢きながら、小さな粘液の滝を作り柔肌めがけて滴り落ちていく。
触れるとまだ冷たく、酷く滑る粘液、それは女が魔力を持ち合わせるならそれを吸い上げて、活性化させするだろう。
■トール > 「なるほど。」
よたよたと寄ってくる妖精が股間を曝け出せば言いたいことはすぐにわかった。
目線が合う高さにも関わらず少女の視線は下へと向き、そのそそり勃つ股間へと向けられる。
立派なそれは女を泣かせるには役に立つだろうが、妖精にはどう考えても入らない。
むせかえるほど濃厚な雄の匂いがキャビンの中へと充満し、少女の女の部分を刺激する。
「収まりがつかないとどうなるのかね?」
胸元へとたらされるスライムはひんやりと冷たい。
晒した素肌を埋め尽くし、谷間へと滴るそれはキャビン内の明かりに負けぬ光を放ち始める。
邪まな魔法使いが欲しがる程度に魔力の豊潤な少女は、しかし、それを使う術に関しては素人に毛が生えた程度。
胸元で光るスライムを眺めていると様々な実験を施された奴隷時代を思い出す。
ゆっくりと視線を妖精の顔へと戻し、それが次第に見上げるものへと変わっていく。
気付けばそうするのが当然とばかりにキャビンの床へと跪き、そそり立つ股間へと清楚な顔を寄せ、濡れた視線を先走り溢れる先端へと向け、赤い舌を伸ばしていた。
■ガラッゾ > 「……ソウだナ、収まリツカナイ分は不貞寝デモしてコラエルか……ソレトモ、目の前ノ女を作品に仕立テル事に情熱をソソグか……。」
言葉が途切れ途切れとなるのは興奮の所為である。
ガラッゾである限り肉欲への誘惑は酷く抗い難く、女はそれを我慢させないだけの蠱惑的な美しさがあった。
妖精を光源にする為に集めた特別なスライムが一滴残らず妖精ではないもっと上質な存在に向けて全て滴り落ちるのを確認すると空瓶はぽいと今まで座っていた場所に投げ捨て、カランと音をたたせて跳ねてキャビンの床に転がるが興味は最早なく、あるのは自然とガラス瓶と同じ場所に跪いた女のことだけ。
馬たちが興奮して嘶く鳴声を聞きながら、赤い舌が近づく姿を濁った眼差しで見下ろしながら、両手を伸ばしその頭部の動きは阻害せぬように力を加減しつつ、確りと金糸を想像させるふわふわの髪を頭部を掴まえる。
「……家具にシテモ構わないダロ?」
戯れであり冗談である、そもそもこの程度の脅しが女に通用するとは到底思えない。
だけど、戯れるための言葉として吐き出せば、女の舌が唇が寄るのを待ちわびて肉棒を上下に大きく弾ませて、においの元である透明な汁を女の清楚な相貌へとぶっ掛け、匂いをより強く女の嗅覚へと注ぎ込む。
滴り堕ちたスライムはほんのりとした輝きから、キャビンの明かりに負けぬ輝きを放ち、キャビンの中を淫靡な桃色に染めると、ぞろ、ぞろ、ぞろ、とドレスと女の柔肌の合間に潜り込み、ドレスを押し上げる乳房の上を這い、背中を這いながら腰元まで希少な魔力をこそぎ舐めるように這い回り始める。
■トール > 「どのような家具に……仕立ててくれるのかね?」
吐き出された白濁が整った顔へとかかり、その匂いが鼻腔へとこびりつく。
妖精と同じように言葉が途切れるのはその雄の匂いにすっかりやられてしまったからだろう。
ドレスの中を無遠慮に這い回る粘体に熱い吐息を引き出されつつ卑猥なピンクの灯りに包まれながら妖精の股間へと顔を埋める。
「ん……じゅ……。」
恋人がいると言った少女は先走り滴る先端へとその可憐な唇を押し付け、濃厚な雄の雫を吸い上げる。
そして、そのままゆっくりと咥内へと飲み込んでいき、軽く頭を前後に振り馬車の揺れと合わせて刺激を与える。
■ガラッゾ > 「柱時計などドウダ?決まった時間ガくる度にモダエてしらせてクレル……トカ。マア、1回上手に飲めレバ後は次の楽シミにしてヤル。」
と、家具のガラッゾ、それは大いに笑うと小さな唇が触れて吸う感触に満足げに瞳を細めて見つめると、咥えこまれる感覚に酔いしれながら、王都までの馬車の旅を楽しむ。
何度吐いたか、何度飲ませたか、スライムはどうなったか?
は1匹と一人しかわからないだろう……。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からガラッゾさんが去りました。
■トール > それもいいなと思う。
柱に吊るされ卑猥な姿を晒し、ただ快楽を垂れ流し時間を知らせるだけの存在……。
しかし、馬車の中で少女はある意味家具と化していた。
町へと着くまで小柄な妖精の股間から顔を離さず、何度も精をその咥内へと受け止める。
全身をスライムに弄ばれ卑猥な声を零すそれはこう呼ばれるべきだっただろう。
――便器、と。
しかし、街へと戻った少女がその後身体の火照りをどうやって処理したか……それはまた別の話だろう。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からトールさんが去りました。