2018/01/27 のログ
■ボブ > (街道沿いにはぐれの魔獣の目撃談がちらほらと耳に聞こえ、騎士団や冒険者への依頼が起こるまで放置していたら
色々面倒な事が巻き起こりそうだと思った戦える技能を持った男は久々にかつての相棒たる硬皮鎧と愛槍と愛剣を装備し、
街道沿いを見回っていて)
「はぁ~~、寒っ!! この寒さで普通の動物達も巣に篭っていて食料になる物も無くって魔獣が街道まで出てきたのかな?
あんまり人の肉の味を覚えて欲しくねぇんだよな……、流石に人が多い王都へは向かわないだろうが、
その近くにあるウチの村辺りなんていい餌場になりかねないからな……」
(腰にショートソードを下げ、片手にショートスピアを持ちながら、寒さに軽く身体を震わせ、
自分が住居を持つ村への被害を前もって排除する為に鋭い視線を周囲に向けながら、少し街道から外れた所を歩いていて)
■ボブ > (街道から少しずれた場所を巡回していれば木々が生い茂った辺りでガザッ!っという物音がし、
それを聞いた男は臨戦体勢になり、しっかりと愛槍を手に構えた状態でその茂みへと近付いていけば
……そこに居たのは幾多の古傷を抱えた漆黒の毛皮を持つ熊の様な魔獣)
「ほぉ~~、お前も弱い者イジメをせずに強い者だけを相手にしてきたみたいだな…。
強い相手に負けず、そこまで大きく育ちあげたんだ、これから先はお前より強い者はなかなか現れないだろうな……
つまりはこれから弱い者イジメになるだろうから、最期に強い者との戦いでお前を終わらせてやるよ」
(魔獣とはいえ歴戦の雄といった雰囲気を醸し出している熊の魔獣…魔熊を真正面から見据え、槍を構えていく男。
その男をジッと見ていた魔熊は「グウォォォォ~~っ!!」という雄たけびを上げ、鋭い爪先を振り上げて、
男に振り落としてくる様を男はしっかり見据え、かわしていく)
■ボブ > (街道から外れた森の茂みの中、獣の叫び声と男の叫び声が響き渡る……誰にもその声を聞かれる事無く。
そして結構長い時間、その声だけが響き渡る時間が続き……その場の空気がシーンと静まり返っていき、
しばらくして指先を土で汚した男が森の茂みの中から出てくる)
「お前も敗れ去ったとはいえ死肉食いのような相手に身体を好き勝手にされたくはないだろう。
この豊かな森を生かすためにその身を生かしてくれ……おそらく俺も似たような運命を辿るだろうからしばし待っててくれや」
(男は出てきた森の方を振り返り、独り言を洩らしていけば、穂先が血で濡れた槍を手に男は苦々しそうな表情で立ち去った)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からボブさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にティネさんが現れました。
■ティネ > 日の落ちた街道、そこから少し外れた茂み。
旅のもの同士だろうか、それとも刺激を求めてか、
野外だというのに若い男女が絡み合って愛を育み合っている。
そして、それを草むらの間から掌に乗るサイズの妖精の少女が
興味深そうに観察していた。
たまたま近くの茂みで寝転んでいたら、身体のちっぽけさ故に気づかれずに
近くでおっぱじめられてしまったのだが……
見咎められないのをいいことにドキドキしながら出歯亀しているというわけだ。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にセレインさんが現れました。
■セレイン > そんな少女の背後に迫る白い狼。
一般的中型犬のサイズであれど、妖精少女にはご立派な体躯。
どきどきしながら出歯亀しているのを見つければ。
すんすん、と鼻を鳴らし足音を潜め後ろに迫り。
その様を見下ろしながらちょこん、とおすわりをした。