2017/12/04 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にソラさんが現れました。
■ソラ > すっかりと日の暮れた街道を頼りない松明の灯りを片手に歩く影。
外を歩くにはやや寒いと言える服装で肩に小さな袋を下げて街道を歩く。
本当なら日の高い間に帰れたはずの近くの村への配達の仕事。
それが道に迷いこんな時間にとなってしまい。
「確かこの道で戻れたはずよね…」
幾らか歩きようやく見つけた案内と思われた看板。
それに書かれていた事を信じて王都へ続くはずの道をただ歩く。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からソラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 夜。
街道と言えど、街ではない。日が落ちてしまえば真っ暗。
そんな闇の中に、灯りが一つだけ。
その灯が照らすのは、岩に持たれて座る少年と、少し離れたところに倒れる三人…いや、3つの男の死体。
少年のそばには彼の得物が転がっている。
血にまみれたそれは、ここで何があったのかを物語る。
岩に持たれた少年の息は荒い。
■ブレイド > 「はぁ…は、うぐ……」
油断していた、完全に。
街道ならばそうそう野盗などでないと、タカをくくっていた。
簡単な運搬依頼。そのはずだったが…少し予定が遅れた。
夜が明けるまで待てればよかったのだが。
少し急いでしまった。そこを、襲われた。
三人の野盗…いや、追い剥ぎというべきか。
むしろ、三人に襲われてなんとか返り討ちにできた事自体が奇跡に近い。
だが、無傷ではない。
肩は深くはないものの、大きく切り裂かれている。
それはいい。問題はこの、腹から生えた短剣の柄。
「クソ、が……」
荷物は守れた。だが、それだけ。
このままでは、危うい。
■ブレイド > 人を斬り殺したのは初めてであったが…
そんなこと、気にしている余裕はない。
このままでは自分も死ぬ。
近くに簡易宿でもないか……ダイラス方面に来るのは初めてなのでわからない。
「げ、ふ……」
腹からは痛みが、肩からは血が。
まずい。
■ブレイド > 「はーぁ…はぁ…は…はぁ…」
息を整えようとする。
痛みでうまくはいかないが。
「(ここんとこうまく行き過ぎてたか?調子に乗ったツケか…)」
後悔しても仕方がない。
反省は生き延びてからだ。
死にたくない。
だが…どうする…?
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にギャミーさんが現れました。
■ブレイド > 死にたくない…。
死にたくは、ない。
生きたい。
こんなクズどものせいで終わりたくはない。
「(傷薬…残ってたか?)」
荷物袋に手を伸ばす。
手が震えてる。本気でヤバいな…と、うっすら思う。
■ギャミー > 灯りへ、近づいてくる足音がある。
影法師のような黒衣のてっぺんに生えた銀の髪。
闇の中にぼんやりと笑みが浮かび上がった。
「よう。大変そうじゃん。
ほしい? 助けとか」
先日肌を重ねた仲が、緊張感のかけらもない様子でそう口にする。
■ブレイド > 「……ん、あ?」
聞こえた声に顔を上げる。
前に見た顔。たしか、ギャミー…。
「くれるもんなら、な」
手をひらりと振ろうとしたが、うまく手が上がらない。
■ギャミー > 「もっと必死そうに頼んでくれたっていいんだよ~?」
などと微妙に不満そうな顔をしている。
もっとも、傷ついた少年にそうするだけの余裕があるかどうかすら怪しい。
「ま、いいや、ここで会ったのも何かの縁さ。
代価は君の身体とそこに転がってる連中の身体ということで」
意味を測りかねることを言いながら、自分の指先を自分の爪で引っ掻いて傷つける。
赤――ではなく、青い血の珠がそこに膨れ上がった。
「ほら。舐めろよ。」
楽しそうに命じる。
その魔性の血の一滴には、芳醇な魔力が詰まっていることを感じ取れるかもしれない。
口に含むなら、失われた体力を回復する助けにはなるだろう。
それだけで済むかどうかはわからないが。
■ブレイド > 「もっと元気なときに…来てくれりゃそうしたけどよ…ぐっ、ふっ!?」
吐血。内蔵も傷ついているのだろう。
普通に窮地であることは、魔族の彼女から見てもわかるとおもわれる。
「から、だ…?」
意味がよくわからない。
わからないが、それでも…
「ん、あ…んぐ…」
少女の指先を咥える。
このままでは死ぬのは確実。ならば…。
■ギャミー > 「素直でよろしい。君は長生きするよ」
応じる少年に、笑みを深くする。
ブレイドは、自然ギャミーの前に跪く格好となるだろう。
口元を歪ませ見下ろし、指を口の中で、自分の血液を舌に、口蓋に、喉に伸ばしていく。
血を飲み続けていれば、傷が治っているのか、あるいは麻酔のような効能もあるのか、
創傷の痛みは和らいでいく。
少年を助けよう、という意思は本物らしい。
「うんうん。もっとほしいかい……?
いくらでも舐めていいよ」
それ以外の異変にも気づくかもしれない。
傷とは無関係に、目の前の魔族の血を……体液を、もっと飲みたいという
欲求が持ち上がってくる。
まだ、精神力の強さがあれば抗える程度だ。
■ブレイド > 「んっ…ちう…んぐ、は…ぁ…」
痛みが消える。
指先が口内を這う。血の味。
自分のものとは違うものではある。
無論、血を美味しい感じるような感覚はもってはいないが…
「これ、いったいどういう…」
舐めたい。飲みたい。
まだ、立ち上がるには足りない。
もっと、回復せねば。
無関係かもしれないが、それでもこの少女の血を啜る。
■ギャミー > 舐め続けるなら、順調に少年の傷は癒える。酩酊に似た感覚に満たされながら。
ごろり。腹に刺さっていた短剣がひとりでに抜ける。
外傷に関しては塞がりつつあった。
深い部分の傷に関して未だ残っているが、動くだけの活力も戻っただろう。
ふいに、突っ込んでいた指を、口から引き抜いてしまう。
「残念。血が止まってしまった。
傷はまだ癒えきっていないようだけど……」
言葉の通り、もはや指先から垂れる血はない。
さてどうしよう? 唾液の糸を引く指を、自分の唇の前に当てて
いたずらっぽく微笑む。
「何がほしい?」
……体液とは、血に限らない。いくらでもある。
■ブレイド > 「ぷ、あ……は、あ…あ?」
抜け落ちた短剣を見下ろす。
腹の傷も完全ではないものの癒えている。
藁にもすがる思いではあったが、助かった…ということか?
「なに、が…?」
引き抜かれた指を見送ると、少女はそれを唇に当てる。
その微笑みを受けて…心臓が跳ねる。
血?体液?それとも、目の前の少女そのもの?
血に何か、混じっていたのか?
■ギャミー > 「わからないなら、口にして教えてあげようか。
強い魔力を込められた血は、ときに麻薬のように作用する。
今の君は私が欲しくてたまらないんだよ」
唇にやっていた手を、ブレイドの顎にそっと添える。
そして、頬にそっと生温い舌を這わせる。
「欲しいだろう? まだ、治りきったわけじゃない。
完全に治すには、もっと私を求める必要があるよ。
……仕方ないよねえ。」
頬を濡らす唾液や、ギャミー自体が、
どこか甘やかで、魅力的な香りを放っているように感じるだろう。
ギャミーは、冷ややかに笑んで、眼の前で少年の理性が崩れるのを待っている。
■ブレイド > 「ぐ、うぅ……そんな」
バカな。
いや、言うとおりか。
ギャミーが触れ、舌が這う。
それだけで、射精しそうなほどに滾る。
死に瀕したせいもあってか、活力が戻れば痛いほどに張り詰めている。
「ぐ、うぅぅっ!」
ギャミーの体、ほのかな体臭ですら、理性を崩していく。
触れられれば、更に粘膜が触れればその効果は絶大。
ギャミーを先程まで自分がもたれかかっていた岩に押し付けて、その服を乱暴に脱がそうとする。
■ギャミー > 「あはっ。まるで野獣だ。
無理やり服を剥ぎ取るだなんて、恐ろしい」
襲われている立場だというのに、他人事のようにせせら笑う。
抵抗すること無く、上着は剥がされ、タイは解け、シャツのボタンが弾け、肌着も落ちる。
すでに熱を孕んでいる濃い色の肌が、外気にさらされる。
岩に押し付けられて、うっとりとした紫の瞳が、少年を見上げる。
細い首筋や小ぶりだが形のいい双丘には微かに汗が滲んで、
毒果じみてブレイドを誘惑する。
「……こっちも、脱いじゃおう」
ボトムを自ら下ろす。
黒いランジェリーの中で窮屈そうに突っ張るものがあった。
■ブレイド > 「はぁっ…ん、ぐ、ぐぅぅ!
なん、だ、これ…はっ!」
色づいた肌。その胸に食いつくように襲いかかる。
少し乱暴、歯を立てつつ汗をなめとる。
彼女の言うことが正しければ、この汗にも…。
「うぐ…ぐあ」
張り詰めて痛い。無理矢理に服を脱ぎ捨てる。
少女の体に噛みつき、舐め回す。射精したい、挿入れたい。
■ギャミー > 「君は本当に愛らしいねえ、ブレイドくん。
んっ、う……」
胸の柔肉に噛みつかれ、舌を這わされる。
もちろん、今のブレイドには、汗のひとしずくですら
甘美なる最上の美酒であり、劣情を煽る最悪の媚薬となる。
「あっ……はぁ……。遠慮しなくて、いいんだよ……?」
貪る少年の体の下で、魔族も快楽に悶えながら。
片手で裸を晒した彼を抱き寄せ、昂ぶった肌同士を擦れ合わせ。
もう片手の指で自らの股間を覆う肌着の紐を引っ張る。
じわ、と盛り上がりの頂点に、染みを作っていた。
■ブレイド > 「ギャミー…っ、てめぇ、こんな…」
胸元、首筋、鎖骨…熱くざらついた舌で舐め回す。
それだけで、射精しそう。
抱き寄せられればお互いの亀頭が触れ合う。
粘膜同志、染み出した粘液が触れる。
早く…もっと、犯したい。
ギャミーの片足を持ち上げようとする。