2017/08/06 のログ
■ボブ > (手に愛用の槍を手にして村からまれびとの道へとつながる唯一の道を歩いている木こりの男。
王都に繫がる道が盗賊などが横行するようになれば、商人などが来なくなり、村は寂れる結果になりかねない為、
村では若い男の有志達が村へと繫がる道を時々見回りする事になっていて、今日はこの男の当番の日で)
「う~ん……実に平和だな。 なかなか盗賊といった輩も大きなキャラバンにちょっかいを掛ける方に夢中で
ウチの村のような小さな商いの所までカバーするのは馬鹿馬鹿しいと思ってるのかな?」
(すっかりリラックスした表情で村へと繫がる…馬車の轍が深く刻まれている道を歩き、時折周囲の森の中に
潜んでいる人影などがないか、確かめ歩いている木こりの男)
■ボブ > (正直、気持ちが緩んだ状態で道を歩いていた男。
そんな男の右斜め前方の茂みがザザッと葉擦れの音がすれば、気を緩めていた男の表情が引き締まったものになって)
「っ!! 誰だっ!! 獣か? それとも風による悪戯か?」
(このような街道の本筋から離れた場所に人など来るはずはないと思っていた男は
しかと気を引き締めなおし、槍を構えながら葉擦れがした茂みに警告の言葉を掛け、ゆっくりと歩み寄っていって)
■ボブ > (男がゆっくりとした歩みで茂みへと近づいていけば……茂みから突如飛び出してきたのは立派な体躯の猪)
「うぉっ!? こいつは美味そうだな。
俺に出会ったのが運の尽きだと思って、しっかり村の皆の腹を満たしてくれよなっ!」
(飛び出してきたのが人……盗賊の類でない事に安心したかのような口ぶりをしてみせつつも
野生の猪という嬉しい山の幸に小さく口端を緩めながら、槍を振りかざしていき……
日が西に陰った頃に両肩に猪の前足を担ぎながら村へと帰った男を村人は歓声と共に迎え入れて、
その日の村人たちの夕食には猪肉料理が各々並んでいったとか……)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からボブさんが去りました。