2017/07/13 のログ
■ボブ > (王都から街道を下っていけば……色とりどりの花で飾られた旅芸人の一座の馬車が前からやって来るのを見てとれば)
「よぉっ! もうすぐ王都だが逆に王都を根城にしている荒くれども達が金品や女を狙ってこないとも限らない。
王都の門をくぐるまで俺の腕を買わないか?」
(御者に声を掛けていけば、馬車の中から顔を出してくる楽器演奏や踊り娘っぽい女性の事を横目で見ながら、
馬車から降りてきた座長と護衛の交渉をしてみせていって)
『そんな事言って、アンタが荒くれ者の手の者だとも限らないじゃないか?
信用に足る証拠でも示してもらわないとこちらとしてもアンタを迎え入れる訳にはいかない』
(座長は座長だけあって、男の言い分を100%信じれるものではないとはっきり言い切るのを耳にしていけば、
男はうんうんっとなぜか納得したかのような頷きをしていけば)
「用心深いですね……、その心構えなら皆さんを守れるでしょうね。
そんじゃ俺は用無しって事で失礼しますね」
(男はそう言って、旅芸人の一座の馬車の横を通り過ぎていくが………
しばらくしたら踵を返し、馬車を視認できるくらいの距離を空けた上で後ろから付いていき、
旅芸人の一座が無事に王都の門をくぐったのを確認すれば、男も門をくぐり、己が取っている宿の方へと向かって
祭りで賑わう人ごみの中へと消えて入った)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からボブさんが去りました。