2017/04/21 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にリンさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にチェシャ=ベルベットさんが現れました。
リン > 夕暮れ時。
街道から少し離れた場所に、エノコログサ(いわゆる猫じゃらし)が群生している野原がある。
そこで提琴を背負った少年が一本引き抜いては吟味を繰り返していた。

「ふーむ……」

顎を撫でてしげしげとその長い穂を観察してみたりするが
もちろんエノコログサの良し悪しなどわかるはずもない。
なんとなく雰囲気でやっているだけだ。
かなり金のかからない暇つぶしといえる。

チェシャ=ベルベット > ちょうど街道を通りかかる黒猫が一匹。
用事で外の都市へと出かけた帰り道であった。
本来なら街道で何かしている人物になど声をかけすらしないのだが
それが知った相手となるとどうも気になる。

「なにしてるのさ、豆粒ドチビ」

横柄な口の利き方で少年に話しかける。
ちょうどエノコログサが何本も生えている地帯に、興味深そうに目を細めた。

リン > 開口一番の罵声には辟易こそするがさすがに慣れてしまった。

「うるさいなネズミ退治専門業者。
 ぼくが何をしてたって関係ないだろ」

エノコログサに視線を向けていることを見逃しはしない。
彼の近くで屈み込んで犬の尾に似た穂を鼻先に突きつけ、揺らしてみせる。

チェシャ=ベルベット > 「はん、そんな草きれで僕がたぶらかされると思ったら大間違い……

 にゃにゃーーーん!」

口では大きなことを言いながらリンが草を揺らすとそれに反応してじゃれだした。
必死に獲物を狙うハンターのような俊敏な動きでにゃごにゃごと草を追い回し
ねこぱんちを繰り出す。
とても愉しそうな様子であった。

リン > 「にゃにゃーんて」

ここまで覿面に通じるとはリンも予想外であった。
ミレー族は猫そのものではないはずだったが
ねこじゃらしを追うチェシャの姿は完全に獣の本能に従っているように見えた。

「はっ、気取っていても畜生じゃないか。
 所詮ミレーは愛玩動物ってことかよ」

口端に邪悪な笑みを浮かべて、左右上下と草を操る。
穂を追わせて仰向けにひっくり返させ、腹を撫で回してやろうと手を伸ばす。

チェシャ=ベルベット > 「ち、違う!ミレーは愛玩動物なんかじゃにゃ……
 にゃおっにゃごっふなふなふにゃー!!!」

何かを喋ろうとしても目の前で揺れる草に惑わされて何も言えなくなる。
必死にリンの振る草に追いすがろうと猫同然の姿を晒すが
やがてそれが腹を出させようとしているのだと気づくと最後の理性でもって抵抗しようとする。

「や、やめろ……お前の前で腹なんか、出したくない……っ!」

だが必死に草を追い回しすぎて理性がだんだんと追いつかなくなると
ごろんとその場で寝転がり、無防備な姿を晒す。
最後の抵抗で腹に伸ばされた手をねこぱんちとねこきっくで撃ち落とそうと必死に手足を伸ばしては蹴りつけた。

リン > 「出したくない?
 なら、このはしたない恰好はどう説明する?
 コレのためならどんな奴の前でも構わず浅ましく鳴いて
 身体を開いちまうケダモノめェ……」

我ながら悪い声が出た。
必死な声にやってはいけないことをやっている感じがしてひどく楽しい。
人間の姿だったら興奮を禁じ得なかったが、いかんせん今の相手の姿は猫なので
どうしてもほのぼのとしてしまうのは否めない。

「よーしよしよし……」

多少猫パンチが被弾しても構うことなく抱え上げ、腹毛に指を埋めて撫でて揉む。

チェシャ=ベルベット > 「い、言うな!浅ましくなんかにゃいっ!
 これはちょっとした間違いニャんだ!
 お、お前の手管がひどすぎて……そのせいにゃんだもんっ」

ケダモノと呼ばわれて否定しようにも今は一匹の猫に落ちてしまっている。
エノコログサの魔力には猫のミレー族は抗えないというのだろうか……。
リンの腕に抱え上げられ無防備な腹毛に指をかけられると身体が緊張で強張った。
だが撫でて揉まれると猫の本能として抗えない魅力がそこにあった。

「あ、あ、あああ~~~っらめぇ……おなかもんじゃだめぇ……」

反射的にがぶがぶとリンの手を甘噛する。前後の足で手を抱え込み
猫キックと猫パンチで応戦するがあまり相手に効いていないようだ……。
べろべろに猫として本能を刺激されてもはやこのままミレーに戻れなくなってしまったらどうしようという恐怖がチェシャの中に沸き立つ。

リン > 「ほぉ……間違いねえ……」

人語に猫の鳴き声が混ざっている無様な状態に笑いを噛み殺す。
本気の害意の篭っていない猫パンチや噛みつきなどこそばゆい程度だ。
この遊びはなかなか打ち切り時が思いつかない。

「ダメと言う割には気持ちよさそうじゃないか。
 もうちょっとさ、人間様に対する態度っていうのがあるんじゃない猫ちゃん?
 またたびも好きか? 試してみようか?」

膝の上の柔らかくてふかふかしたものを撫でながら、もう片方の手で傍に置いたカバンをまさぐる。
普通そんなもの都合よく持っていたりしないのだが、チェシャに出くわしたときに使えるかもしれないと持ち歩いていたのだ。
もっとも、またたびが効くタイプの猫かどうかはわからないが。

チェシャ=ベルベット > またたび、その言葉を聞くとチェシャの身体がびくんと反応する。
またたびはダメだ。おおよその猫をべろべろのだめだめにする魅惑の植物。
無論チェシャもまただめな類の猫だった。

「や、やめろ……そんなことされたら僕っ……落ちちゃう……!」

ぶるぶると恐怖に身を震わせる。否、恐怖だけではない。
またたびに対する歓喜の震えもまた合わさっているのだろう。
リンの膝の上で逃れようと暴れながら、カバンの中から漂うまたたびの微かな匂いに
期待の心をわくわくと膨らませてしまう。

またたびをかがされれば、べろべろとまたたびの枝に頬をすり寄せ舌で舐めあげる。
ちょうど酔っ払いが酒を得たかのような喜びようを示すのだ。

「ああ~、またたびすきぃ……またたびいい匂い……もっとぉ、またたびぃ……
 えへっえへへ……♥」

ついに理性が決壊して、猫そのものとなる。ゴロゴロと喉を鳴らしまたたびの枝に一心不乱にかじりつき始めた。

リン > 「なんで魔術に長けたミレーが
 今日まで迫害されているのかわかった気がするよ……」

かなりあっけなく理性を手放してしまったチェシャに、
それを促した身だというのにヒいてしまった。
猫の姿とはいえ欲情の虜となった甘い声はチェシャそのもので、それを間近で聴かされれば反応するものもある。
といっても猫にひどいことをする気にはさすがになれなかった。

「へえ、もっとほしいんだ。卑しいねえ。
 ぼくのモノになってくれるっていうなら、考えないでもないけど?」

調子に乗ったことを言って、またたびを持つ手を猫には届かないような高さに持ち上げる。

チェシャ=ベルベット > ミレー族のことをさり気なく馬鹿にされてももはやチェシャには反論できる力がなかった。
全部またたびがいけない。またたびのせいなのだと言い聞かせると、自然と自分の罪悪感も和らぐ気がした。
調子に乗ったリンの言葉と、手の届かなくなったまたたびとを交互に見やる。
主に対する忠節は真のものであった。が、いま目の前にぶらさがるまたたびもまた真である。

うんうんと悩んだ末に、チェシャが選んだのは……

「……ちょ、ちょっとだけならお前のものになってやらなくもないかな。
 でも、ちょっとだけだぞ。またたびくれなきゃならないからな!」

かなり中途半端な答えだった。
甘ったるい声を出して反応があったらしいリンの股間に前足をのせると
そこをふみふみと揉んで踏み始める。
ついでに器用に口でチャックを下げて下着から逸物を取り出そうとやっきになりはじめた。

リン > 「ちょっとだけ、ね……
 たかがまたたび一つでこんなに安くなれるとは驚きだよ」

苦笑して、自分の股間を弄り始める猫を微笑ましげに悠然と見下ろす。
またたびをカバンにしまい直した。猫の足の下で股間のものが硬さを増す。

「そのナリでちゃんと人間様のちんちんにご奉仕できるの?
 もう変身の仕方忘れちゃった?
 まあなんでもいいけど、牙を立てたりはごめんだよ」

下着から、ゆるく立ち上がった少年のペニスが露出してチェシャの眼前に突きつけられる。

チェシャ=ベルベット > 「きょ、今日だけ!今日だけなんだからな!」

そう、こんなに気安く慣れるのは今日だけなのだ。
明日になればまたツンと澄ましたチェシャに戻るのだ。

ゆるく持ち上がり初めた少年のペニスは猫のサイズだとちょっと巨大に見える。
ひくひくと鼻をひくつかせ、それをかいでみると人間のペニスの匂いがした。当たり前だが。

「猫の舌、ざらついているからちょっと痛いかもしれないけど
 まぁ痛いほうが気持ちいいからいいよね」

そういってぱくりと先端をくわえ込む。
牙を立てないように気をつけてぺろぺろと肉棒に舌を這わせる。
時折睾丸を前足で踏みつけ、柔らかい肉球で揉んだりしてみたり。
猫の口内は暖かく、獣の生暖かい吐息がふんふんとリンの性器にかかるだろう。
初めてというわけではなく、猫の姿でも奉仕には支障がないようで
わりと小器用に性器を舐めしゃぶり、舌を先端の入り口へとつついたりしてみる。

リン > 「痛いほうがって、ぼくをなんだと思ってるのきみは?」

言葉に微妙にひっかかるものを感じながら、
少しおっかなびっくりに自分の性器を相手に預ける。

「うっ、ふぅ……」

言葉通りにざらついた感触に面食らうが、ぴりぴりとした刺激は
普段味わえない新鮮なものだ。
肉球や猫の舌というのも、決して悪くはない。

「オス同士というだけならまだしも……やっちゃいけないことをしてる感じがすごいな。
 というかチェシャ、その姿でも経験済みなの?
 まったく、誰の趣味なんだか」

呆れ半分でそう口にする。
鈴口からは先走りが滲み、舌に苦味を伝えるだろう。
相手の小さな首根っこに手をあてがって、膨らんだ自分のものを奥へと押し込む。

チェシャ=ベルベット > 「どMの変態小人だろ?なぶられるのが大好きな」

奉仕の合間にそう答えてみせる。
これでリンは変態小人の他に獣姦まで経験する正真正銘の変態になるわけだが。
バター犬ではなくバター猫よろしく、リンの性器を舐めしゃぶれば
気持ちいいらしい相手の声音に満足そうに奉仕を続ける。

「そういう趣味の変態も相手にしないといけない時があるからね。
 もっとも入れたことはないよ、舐めてやるだけ」

猫に自分の性器を、しかも雄に入れる相手など正気の沙汰ではないだろう。
まぁ世の中はチェシャが思っているより広いし、もしかしたらそんな手合もいるかもしれないが。

首根っこを掴まれて喉の奥に押し付けられれば、小さな猫の喉奥がきゅうきゅうとしまる。
若干息苦しいが、えづきを我慢して喉奥と舌を使って肉棒を扱く。
舌から味わう苦味に、相手が快感を得ているらしいことに満足して
そっと肉球で幹の部分を抱え込みさすりあげたりしてみせる。

リン > 「今なぶられてるのはそっちだろ? 子猫ちゃん。
 ……ま、極まった金持ちってのはネジが外れた方向に行くのは知ってる。
 あながちありえなくはないか」

締まる喉と、獣の体温に官能を刺激されて、肌にほんのりと朱が差す。
この遊びの味を覚える前にさっさと切り上げたほうが良さそうだな、と思った。
腕の中に収まる猫の背中を軽くさすりあげる。

「先に言っておくけど、ぼくは猫畜生に張り切るほど見境がないわけじゃないから。
 きみだから興奮してるの。
 ……っ、はあ。ほら、ミルクだ。ちゃんと飲めよ。」

ぶっきらぼうに言い放つと、小さく痙攣してチェシャの口内に吐精する。

チェシャ=ベルベット > ぴちゃぴちゃと水音を立てながら性器をしゃぶっていれば
背に優しい手の温もりが伝わってきて心地が良い。
労いのつもりなのかは分からないが、そうされればまぁ悪いようにはしたくはない。

口内に出される精を受け止める。もっとも、人間のときのように全部を飲む訳にも行かない。
出来る限り口に出された分を飲み込もうと舌を絡めて嚥下していくが、
飲みきれなかったぶんが黒猫の口元を白く汚した。
ぷはっと口を離し、飲み込みきれなかった分を舌でぺろぺろと綺麗に舐めあげてからようやく口を開いた。

「……僕だから興奮しているって?本当かなぁ……。
 口当たりのいいことを言っても君のものになるのはこの一時だけだからね。

 それで、猫の口に出しただけで満足?」

みれば膝の上、猫の姿からいつの間にか少年の姿に変わる。
ご丁寧に全裸で、しかも猫耳尻尾を隠しもせず露わにしながら
リンの首に腕を回してふぅっと熱い吐息をその耳に吹きかけた。

リン > 「ふぅ……ま、期待してたよりはよかったんじゃない?
 上出来、上出来」

射精後に訪れる冷静さで、自分の白いもので汚れた小さな姿を見下ろすと、
なんとも濁ったものが胸の中に落ちた。
変わり種としては悪くなかったけど、幾度も繰り返したい遊びではないとわかった。
疑りを隠さないチェシャの言葉に、軽く呆れたような表情を作る。
こいつも大概感性がひねくれている。

「チェシャのご機嫌取りなんてしても何の得になりゃしないのは知ってるよ。
 獣姦趣味にされるよりはそっちのほうが全然恥ずかしくないってだけ。
 って、わっ」

まばたきする間に姿を人に変じたチェシャに目を白黒させ、草むらの上を思わず後ずさる。
耳朶に息が浴びせられると、条件反射のように身体を小さくさせ始めてしまう。

「そっちこそ、口でしただけで満足かよ?」

硬さを失っていたペニスを再び持ち上げさせて、ふうと湿った息を吐いて
相手に向き合い、唇を奪う。

チェシャ=ベルベット > 「ふぅん、ならそういうことにしておくか。
 猫をいじめて喜ぶなんてまぁ人には自慢できない趣味だろうしね」

くく、と喉奥で笑えばリンの上に馬乗りのような形で姿勢を変える。
思わず相手が縮み始めておっと、というように責めの手を緩めた。
唇を奪われると大人しくその口づけを受け、舌を絡める。
持ち上がり始めた相手のペニスを手でさすりながら、自分の後ろ穴をその位置に合わせ、ゆらゆらと腰を動かす。

「今日はサービスだ。せいぜいちんこまで縮まないように気張れよ」

そう言って自分の尻たぶを両手で割り開き、自らリンの性器の上に跨って
菊座でゆっくりとリンのものを飲み込んでゆく。
中はすでに溶けるように熱くほぐれ、リンの性器を受け入れることを待ち望んでいたかのように伺えた。

「ん、ふぅ……っ はぁ、お前の体型に反比例してちんこがでかくなったりしたら面白いのに」

まぁそんな器用なことは出来まいと、タカをくくって笑う。
呪いとはそんな便利なものではないことははなから承知の上で言ってみただけのことである。

リン > 唇が離れ、その間に銀糸の橋がかかる。
若勃起を愛撫し、腰を揺らす相手の卑猥な動きに魅入られる。

「気張ってどうにかなるようなもんじゃ……んくぅ!」

あれよあれよという間に上に乗られ、尻穴に自分のものを食われる。
すっかり出来上がっていた肉筒の蕩けるような感触に、息をつまらせた。

「なんだよ準備万端じゃないか。
 ほんとに淫乱ミレーだな、きみは、っくぅ……」

楽しそうに自分の上で踊るチェシャの両脚を抱える腕が徐々に細くなる。
体格差が生まれているというのにチェシャの下半身が咥えている雄茎は
不思議なことに大きさが変わらないどころか、余計に力強さを増しているように感じられた。

チェシャ=ベルベット > 「あは、淫乱でいいよ、どうせ本当のことだしっ……!んっ……」

罵られるのすら心地が良いといったように艶やかに微笑む。
性器を飲み込んだ腰を揺らし、自分勝手に快楽を貪ろうとするが
予想に反して自分の咥えこんでいるリンの性器は縮むどころか余計に力強くなっていく。

「あんっ、やれば、できるじゃんっ……!
 ふっ、きもちい、……ちんぽおっきいの、かっこいいよっ……あぁん」

そう言いながらも自分の下にいるリンはみるみるうちに小さく縮んでゆく。
このまま尻の下にしけそうなまでに縮んでしまったらどうしようか、
いっそ座布団のようにしいて、好き勝手に肉棒を味わってしまおうかと思う。
肉棒をなぶる菊座は腸壁がうねり、きゅうきゅうと味わうように締め付ける。
前立腺にあたるように腰を調節して動かすとひどく心地が良かった。
チェシャの股に生えた逸物も、喜びを表すかのように屹立し、涎を垂れ流す。

「は、あ、っあぁ、マゾ小人の勃起ちんぽいいっ!
 でかちんぽにちっちゃい小人、あはっ……きもちぃいよぉ……っ」

リン > リンの得物はチェシャの内側で巨大化し続け、自ら意思を持つかのように
めりめりと奥へと前進し食い込んでは戻り、濡れた内壁を傘で抉る。
それと反比例して、リンの本体はチェシャの股間に吸い込まれるように縮んでいく。
身体のエネルギーを結合部分に吸い取られているのではないかと、リンは恐怖を感じる。
欲情のままに相手の男根が揺れ動き、垂れ流された重い涎は
猫ほどに小さくなってしまったリンの身体に浴びせられ、汚される。
縮んだ分漂うフェロモンにも敏感になって、この場所にいるだけでくらくらとしてしまう。

「うーっ、うっ、マゾ小人でごめんなさいぃ。
 おちんぽ小人になるのきもちいっ、ですっ」

ひとりでにピストン運動をする自分のペニスに荒馬のように揺さぶられて、精神の均衡を失いかけていた。
見上げるほどの大きさになった、屹立する淫棒に抱きついて表面をしゃぶり、淫らな味を楽しむ。
リンの肉槍は大きいばかりではなく蛇のようにくねり、チェシャの一番気持ちのいいところを探す。

「うぅ、だめっ、チェシャっ、出るっ」

チェシャのペニスを抱きしめたままぴくぴくと痙攣して、今のリンの体積を越えた量の
熱い粘液をどぷどぷと尻穴に吐き出した。

チェシャ=ベルベット > 徐々に縮んで自分の性器の影に隠れてしまうほどになったリンとは正反対に
リンの肉棒は太く硬く、巨大になってチェシャの中を抉る。
それはさながら魔力で動く玩具のようでもあり、はたから見ればチェシャが一人
自慰でよがり狂っているかのようにも見えるだろう。

「こんなことも、んふ、できたんじゃん……っ
 今度から、あん、僕専用の玩具になってもらおうかな……っ!」

チェシャの性器にすがりつきしゃぶる小さなリンを手のひらで撫でてやり
ひとりでにうねる肉槍が自分の中をかき混ぜ、かき乱す。
それがどうしようもなく気持ちよく、思わず前かがみになって快感を訴える。

「あ、あ、出てるっリンのでかちんぽから、せーえき来ちゃうっ」

とうとう音を上げたリンから意外なほど多くの精液が溢れて自分の中を種漬けていく。
どぷどぷと注ぎ込まれるその量に、さすがのチェシャもびっくりして思わず腰を引き、
だがそこで自分の良いところを擦り上げられ衝撃でチェシャも射精した。

「あ、ああ、マゾ小人に出されていくっイっちゃう……っ!きもちいいの出ちゃうっ!」

びゅるびゅるとリンのすがりついていたペニスから白濁の液体が溢れて溢れる。
それはリンの小さくなった身体を余さず汚すだろう。
リンの身体をペニスごと握りしめたまま、射精の余韻に打ち震え舌を突き出す。
やがて、余韻がひけば、ゆっくりと身を起こし名残惜しそうにリンの肉槍を中から引き抜くだろう。

リン > 粘つき重みのある液体が全身へと降り注ぐ。
チェシャの手と陰部の間で、脱水症状を起こしかけてぐったりと力を失う。
リンの陰茎は、引き抜かれると同時に手品のように規格にあった大きさに戻っていた。

「できたというかなっちゃったというか……。
 妙なこと教えちゃったかなぁ」

高揚は余韻を残して引き、表情には憂鬱そうな色がのぞく。
ペニスが大きい方がチェシャの好みらしいが
毎度こんなことをさせられれば身が持つかどうかは怪しい。

「あ、マタタビなら勝手に持ってって。
 そんで好きなだけハイになればいいさ……」

元の姿に戻るまではしばらく待つ必要があるだろう。
大きさは関係なく、疲れすぎてしまってもいた。

チェシャ=ベルベット > もとの大きさに戻ったリンの性器を名残惜しそうに見送る。
もっと丁寧に堪能しておけばよかったかなぁ、などと思うが
ひいひい言っているリンを見ると多用することも難しいらしい。

自らの汚れた身体と、リンの汚れた身体を見比べて、
再び黒猫の形に戻るとまずは自分の身体を隅々まで毛づくろいし、
それからリンの縮んで小さくなった肢体に絡みついた精液を舐めて拭ってやった。

「ちょっとだけ君のものでいるって言っちゃったからね。
 身体がもとの大きさに戻るまでは一緒にいてやるさ」

そう言ってリンが寝冷えしないように自らの身体で包んで柔らかい毛並みで覆ってやると
とぐろを巻いてしばらくその場で眠ることにした。
無論、またたびはあとでもらうとして。

リン > 茫とした表情のまま、猫の姿になったチェシャの世話を受ける。
手荒にされないことに安堵して、疲労が重なっていることを実感する。

「妙なところで律儀だよね、きみは」

バカにする風でも感謝する風でもなく、平坦に言うと
おとなしくチェシャに身体を添わせて自分も目を閉じる。
まあ、これはこれで悪くないかもな、と心中でだけつぶやいて。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からリンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。