2016/07/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にイグナスさんが現れました。
イグナス > ――時刻は朝とも昼とも言えない。太陽がようやくしっかりと上がりきった、そんな時間帯。
王都マグメールへと続く街道には、ぼちぼちと行き交う人々の姿が見えていた。
そんな人々がふっと足を止めてはいぶかしんで、すぐに嫌がってちょっと離れて通り過ぎる。
そんなものが、街道のど真ん中には、居た。

「あづ、ぃ、い………。」

傷跡だらけの上半身を完全に裸に露出させながら、まさに街道のど真ん中にごろんと寝転がる巨漢。
全身汗だくで、まだ疲労の余韻が消えないのか、ぜはー、って荒く息。
下手すりゃ街道警備隊とか呼ばれそうな、否、呼ばれるのも時間の問題なはた迷惑さ。
そんなやつが、そこにはいた。