2016/01/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にマルティナさんが現れました。
■マルティナ > 乗合馬車も使わず、人目を避けるように徒歩で街道の中ほどへとやってきた。
念のため周囲を調べて、危険な魔物や盗賊などがいない事を確認すると脇道へと入って一旦休憩。
こそこそとこんなところへやってきた理由は、どの程度魔法を使えるかのテストの為である。
回復の魔法などは街中でもある程度試す事が出来るが、直接的な攻撃魔法は街中で使う訳にもいかない。
(実戦でいきなり使う事になっては、色々と怖いですしね。)
他の魔法で試した感じから結果は大体予想出来ているが、いざという時に目算が外れては目も当てられない事になる。
休憩を終えると槍を構え、槍の穂先に魔力を集中させる。
攻撃魔法としてはポピュラーな火球を発射する術。
穂先に火の球が形成されていくが、この段階では体に異常は感じられない。
■マルティナ > (やっぱり魔力を集めている間に異変はありませんか。問題は発動時…。)
飼い主の手による呪いのようなもので、魔力の大半は正常な発動に使われず精液に変換されてしまうようになっている。
今自分の肛門に刺さっている付け尻尾はこれの変換先を精液から便に変える効果があり、今回のテストはどの程度なら我慢出来る程度の便で収まるかを把握するためのもの。
どちらにしろ悪趣味で忌々しい効果だが、その場で強制絶頂して吐き出されてしまう精液よりも多少は我慢できる便の方が僅かにマシである。
(でも、我慢できなかったらもっと酷い事になりますよね…。)
精液か大便。
どちらも人前で撒き散らしてしまうのは大いに問題ではあるが、精液はともかく大便は今のところ人前で漏らした事はない。
今後もそんなことはしたくないので、今のうちに調べきってしまいたいのである。
■マルティナ > 穂先に集められた火球は既に十分な大きさ。
これが正常に発動すれば無防備な人間なら一撃で焼き殺せる程の威力になるのだが、発射時に魔力の変換が起きるため体の一部に火傷を負わせる程度に威力が落ち込むはずだ。
そして予想では、変換される便も暫くは我慢出来る程度のもの。
覚悟を決めて、適当な岩へと火球を解き放った。