2021/07/12 のログ
ご案内:「夢幻窟」にロブームさんが現れました。
■ロブーム > 魔導機械や香が置かれているベッドの間を、太った男が歩く。
彼の名はロブーム。
魔族の中でも、人間社会を裏側から腐敗させる事を重きに置く魔王である。
今回は、幾ばくかの金を積んで、この夢幻窟の利用者を"利用"できる事になった。
「夢の中を自由に弄るとは、人間も中々面白いことを考える」
と、感心した様な事を言いながら、男は利用者達の夢の中を覗く。
魔導機械のモニターに出力されれている夢は勿論、香で作り出されれた夢幻すらも。
その中で探すのは、美しき夢。
美しき夢は、美しき心から生まれる故に。
「(その後は、夢を弄ってやってもいいし、一度起こした後で、その夢を叶えると囁いてやっても良い――)」
そのどちらも、ロブームには容易いことである。
彼は、悪魔。堕落と退廃の悪魔。
彼にかかれば、大抵の夢は叶うだろう。
ただし、その為に彼の"試練"に耐えられるなら、だが。
ご案内:「夢幻窟」からロブームさんが去りました。