2019/04/06 のログ
ご案内:「夢幻窟」に幻燈海月さんが現れました。
幻燈海月 > 夢幻窟

二つ有る領域の片側である「夢幻」領域と呼ばれる場所。
其処には無数に部屋が連なっていて様々な身分の様々な人間が夢幻なる一時を楽しんでいる。

その中で今宵は珍しく空きがあるようで、無数の扉の中の一つを手にかけて押し開けるなら、其処は白く明るく清潔なイメージのある部屋であり、その中央には無骨なテーブルが備え付けられ、其処にはクラゲ?にも見える魔導機械が置かれている。

水晶なのかそれとも何か別の素材かゴムか寒天の様な柔らかく肉厚な傘と同色の少し長くテーブルから垂れ下がるケーブル?触手?の様な物が見えるそれは他の魔導機械と変わらずスポっと頭部にかぶるだけで、後は音声で指示をするだけで仮想現実を楽しめる物であった。

白く清潔な部屋はそれを被って移動して、体験してみたかった身分の生活や見たことがない遠方の風景を散策を体験することが出来るためだけに広めに作られた部屋で、今は魔導機械があるだけで、利用者は居ずにがらんと寂しげであった。

幻燈海月 > 利用者が存在しなければ魔導機械も役目を果たせず、利用者が来るまでただただ沈黙していることしか出来ない。

夢幻の領域でも片隅にあるこの部屋に今宵は来訪者は居ないようで、白い部屋の中央に置かれたテーブルの上に設置されている魔道機械はただ置物の様に沈黙を続けていた。

誰かが部屋を訪れるまでずっと……

ご案内:「夢幻窟」から幻燈海月さんが去りました。
ご案内:「夢幻窟」に幻燈海月さんが現れました。
幻燈海月 > 夢幻窟

二つ有る領域の片側である「夢幻」領域と呼ばれる場所。
其処には無数に部屋が連なっていて様々な身分の様々な人間が夢幻なる一時を楽しんでいる。

その中で今宵は珍しく空きがあるようで、無数の扉の中の一つを手にかけて押し開けるなら、其処は白く明るく清潔なイメージのある部屋であり、その中央には無骨なテーブルが備え付けられ、其処にはクラゲ?にも見える魔導機械が置かれている。

水晶なのかそれとも何か別の素材かゴムか寒天の様な柔らかく肉厚な傘と同色の少し長くテーブルから垂れ下がるケーブル?触手?の様な物が見えるそれは他の魔導機械と変わらずスポっと頭部にかぶるだけで、後は音声で指示をするだけで仮想現実を楽しめる物であった。

白く清潔な部屋はそれを被って移動して、体験してみたかった身分の生活や見たことがない遠方の風景を散策を体験することが出来るためだけに広めに作られた部屋で、今は魔導機械があるだけで、利用者は居ずにがらんと寂しげであった。

今夜は特に賑やかだと言うのに矢張り端っこにある部屋は人気がないのか、それとも上客ばかりで安い価格の施設を利用する者などいないのか、部屋に入れば魔導機械が発する魔力に合わせて、室内の温度や匂いまでも変わる他の魔導機械に負けず劣らずのサービスが受けられる筈であるのに……だ。

幻燈海月 > 魔力を動力にした機械、であるが故に材料もまた魔に通じるモノも使っているの物もある。

幻燈海月も例漏れず一部のパーツにそれを使用している、のだから何事もなければ動けない筈であるが、動力である魔力が流れこまなくても、その部分が各々のパーツと連動してうごめくことくらいは……出来る。

びたん

テーブルをケーブルかチューブか触手の1本でテーブルを叩くと、テーブルはぐらりと揺れる。

ただそれだけである。

今のも偶然の産物であり、本来は物言わぬ魔導機械。

そう作られたままに、そう命じられるがままに着用者に甘い幻を見せ、まだ見ぬ世界の果てを地の底を海の中を夢見の如く見せる機械である。


利用者はいまだにいないけど。

ご案内:「夢幻窟」にアリッサさんが現れました。
アリッサ > 久しぶりのオフ。
最近話題になっている施設に行ってみようと足を運ぶ。
シェンヤン風の屋敷に入ればやはり利用客は多いらしく空いている部屋は1つだけ、それでも運が良かったのだろう、開いている部屋に入ればテーブルと変な機械?のような物があるだけ。

「ええっと、確かしてほしいことを言えばいいんだっけ?」

説明は受けているはまだいまいち理解はできず、恐る恐るクラゲのような機械を頭にかぶる。

「あ、あの、何でもいいんですよね?わ、私、触手に滅茶苦茶に犯されたいんです、体も作りかえられて、何度も触手を生んじゃうみたいな、大丈夫です、私なんでも入るぐらい拡張してますから」

こんなとんでもないことを言っても大丈夫だろうか。
そう不安に覚えながら何が起きるのかとドキドキしながら待つ。

幻燈海月 > 音声入力である。

今宵初めての利用者の唇から紡がれた要望に対して、幻燈海月の反応はと言えば、よく言えば丁寧に悪く言えば感情の抑揚のない、きっと製作者の声か誰かが吹き込んだ声なのか、ともかくそんな声色で返答を音声で返す。

「ご利用有難うございます。まずお客様がお好みの場面を音声で入力をしてください。彼方まで広がる草原を歩く夢、翼を広げて大空を舞う夢、はては海の底の未知なる世界、幻燈海月はお客様の夢に応じて、一夜限りの願いを叶えます。」

つまりは無反応である。

要望ではあるし、して欲しいことではあるが、そうも作られているがあくまでも幻を夢を見るための魔導機械である。

なので、行為を望まれてもそれは魔導機械としての仕事ではなく、あくまでも非日常的な夢幻を見せることが出来る、その範疇で選択をしてもらいたいと言う事と。

「もし、夢幻がお好みではなく、より直接的な愛をお求めであれば、夢幻窟のもう片方の連れ込み宿屋娼館を含む施設をご利用ください。」

と、アフターフォローも忘れずに宣伝も行う。