2023/06/09 のログ
エルフェ > 「え、えっ!?わたし、今なんか面白いこと言った……!?」

眼の前で可愛らしく噴き出す貴女の姿を見て、え!?っと、浮かべたのは困惑。
けど、笑う姿を見ていれば、自然とこっちも浮かべてしまう微笑み。釣られるように。

「似合う似合う!……何なら、わたしがこう水着を見繕ってあげよっか?
 それで、いい感じの水着を見つけたら、そのまま一緒に泳ぐ!っていうのも割といいと思うんだよね!――あ、違ったんだ。けど、凄いそれっぽい!
 ……ん、そうだよ? こう見えてそこそこ鍛えてる冒険者だからね!むん!」

流石に冒険者カードとかは今は持ってきてないけど、ここでむん!ってお腹に力を込めてみせれば、しっかり引き締まったお腹周りの硬さが視認出来るかも。
ちょうど、まじまじと見てたタイミングだったので、何処か力強さまで伝えるように……。

「うんうん!良い返事!……それにまだまだ一日は始まったばっかりだからね!
 遊ばなきゃ損!……うん、ミンティだね? ……こっちこそ!一緒に遊ばせてくれると嬉しいな!」

彼女が悩んだ末に零したお願い。
それに対して、私が返すのは満面の笑顔。そのまま、自然な流れで手を伸ばし、貴女が避けないのならその華奢な掌を取ってしまおうとする。
そうやって手を握って、一緒にいるのが当然とでも言うように。

ミンティ > お嬢さまっぽいイメージがあんまりおかしかったから、とは言わない。似合わないとは思うけれど、そういう風に見られた事そのものは、嬉しくないといえば嘘になるから。
なんでもないです、と笑った事をごまかすように、首を小さく振ってみせて。

「…泳ぐ、あの……、多分、浮くのがやっと、くらいかもしれません…けど。
 その、運動とか、苦手…で。……っ、わ。…すごい、ですね」

自分のおなかも、余裕で余っている肉が摘めます、というほど弛んではいないけれど。いかにも鍛えている人らしい引き締まり方に、きょと、と目を丸めたあと、小さな感動。
決めポーズみたいな気合いの入れ方だったから、つい、ぱちぱちと拍手までしてしまったり。

「あ、ありがとう、…ございます。エルフェ、さ……、わっ……」

つい、ぺこぺこと何度も頭を下げてしまいそうになる。それより先に伸びてきた手が、こちらの手を取り。大胆というか、積極的というか、自分にはない親しみやすさに尊敬の念さえいだきつつ。
とりあえず、人の多いところはあまり得意でないからと、もうすこし静かな方へ、二人揃って歩いていって――。

ミンティ > 【移動します】
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からミンティさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からエルフェさんが去りました。