2023/02/23 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にキールさんが現れました。
キール > 水遊場の一角の飾り気のない室内プール。
冬の時期の事と、ただの長方形のプール故、今は男一人。
男が水を蹴り、腕を回し水を掻く度に上がる豪快な水飛沫。
波を作り水を掻き分けながら男の体は前へ前へと進んでいく。

泳ぐという全身運動を楽しみつつもトレーニングとしてただひたすらに泳ぎ込んでいる。
所謂クロールやバタフライそれぞれで何往復化すると、疲労した筋肉を休ませる様にゆったりとしたフォームを重視した平泳ぎや背泳ぎに切り替え、延々と泳ぎ続けている。

キール > そこからさらに追い込んだのち、今はクールダウンのためゆるゆると足や腕を揺らしながらの背泳ぎ。
見上げる先にはガラスの屋根の奥に瞬く星空。
聞こえるのは力強く脈打つ自分の心臓の音と体にぶつかり弾ける水の音。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からキールさんが去りました。