2022/11/23 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にティカさんが現れました。
■ティカ > 「はー…っ♥ はー…っ♥」
病人めいて呼吸を乱したティカが居るのは王都郊外の巨大施設、ル・リエーの水游場。
人出の少ない雨の日には利用料が安くなると聞きつけて、たまにはそんな休日の過ごし方も悪くないかと足を向けたのだ。
噂通り利用料は安くなっていた。
問題なのは、ティカの姿をじろじろと眺めていた職員の言葉に耳を傾けてしまった事。
それは『施設側が用意した水着を着用するならば本日の利用料をタダにしてもいい』という聞くだに怪しい話だった。
先日の仕事で得た臨時収入のおかげでこんな場所に足を運べたわけだが、それでも万年金欠の駆け出し冒険者はその話を断る事ができなかった。
■ティカ > そして現在、小柄な体躯に比して豊かに育った双乳や、しなやかに引き締まった腹部、すらりと伸びた双脚や蠱惑的な曲線を描く臀部の大部分を曝け出すTバックのマイクロビキニで人目を集めてしまっている。
ただそれだけなら想定の範囲内だったのだけれども、問題は―――
「くっそ、やっぱり、これ……ん、ぅ♥ ふ、普通じゃねぇ……。あの野郎、水着になんか、仕込んでやがったのか」
忌々しげな呟きを漏らした顔は熱でもあるかの様に紅潮して汗を滲ませ、乱れた呼吸がDカップの美乳を忙しなく上下させる。
危なっかしくふらつきながらプールサイドを歩く下肢は全身を濡らす水滴とは見るからに異なる粘度の体液で内腿をねっとりと濡れ光らせて、周囲に甘酸っぱいメスの発情臭を香らせてしまっていた。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にヴァル・エイリーさんが現れました。
■ヴァル・エイリー > 滅多に足を運ばない場所ではあるが料金が安くなると聞き足を運ぶ。
ただ無料の条件の水着はさすがに恥ずかしく自前のもので利用をしたのだが…。
「ミスった……普通安いわけ…ないよな、ここが…」
プールに入ることなくそれなりに楽しんでいたのだが貰った飲み物を口にしたのが運の尽き。
飲み物に何か仕掛けがあったのか口にしてから鼓動が早く体が燃えるように熱くなり。
何より普段はその存在を見せることはない女の子にはないものが腰のパレオを押し上げるほどに雄々しく反り立ち、それで歩きにくそうに歩くのだが…。
「……あ、悪い…大丈夫……?」
集中できないままに歩いていたせいで前から人が来ている事に気が付かず。
同じようにふらつきながら歩いていた少女に正面からぶつかってしまい。
ぶつかり感じてしまった発情臭を吸い込み、くらっとしてしまいながらも声をかけて。
■ティカ > 「――――……ってぇ!」
雲の上でも歩いているようなふわふわと力の入らぬ足取りは、同性との正面衝突にもあっけなく尻もちを付かせた。
乳首の尖りもはっきりと目に付く薄手のビキニブラに包まれた双乳が、衝撃に瑞々しく揺れ撓む。
「てめぇ! しっかり正面向いて歩きやが………」
水着の裏地に仕込まれた媚毒に侵された身体。
その弱みを見せぬ様にと咄嗟に吐いた威勢の良い憎まれ口が、相手の姿を見上げた所で尻すぼみに消えた。
ぶつかってきた相手は弱みに付け込もうとする男達ではなく、ティカと同年代と思しき同性だったからだ。
■ヴァル・エイリー > 「……悪い…ほんとに…」
ぶつかった衝撃に身を震わせ、倒れこそしなかったが声に艶が混じり。
尻もちをついてしまった少女に目を向ければ、ビキニの上からでもはっきりとわかる乳首、揺れる乳房に目を奪われてしまい。
「見てたつもりなんだよ……けどな…」
ぶつかった少女からの言葉、憎まれ口が消えていくことに視線を向けて。
そして見下ろすような格好になるのだが、少女と同性にも拘らず違うところ一つ、腰のパレオを押し上げる存在があり。
「立てるか…?ちょっと人目を引いたみたいだから」
唾を飲むようなしぐさと共に手を差し伸べ、周囲の視線がと声をかけて。
少女がその手を掴むなら、どこかに隠れるかと提案をしようとして。
■ティカ > 「あー……、いや。 まぁ、こっちもぼーっとしてたし……悪ぃ」
余りに素直な言葉にはティカもまたバツの悪そうな顔を見せて謝罪を返す。
差し出された手を小さな手指できゅっと握って立ち上がろうとしたその途中、嗅ぎ覚えのある匂いに鼻先を擽られ持ち上げた紅瞳が間近に捉えたのは
「――――んなぁぁあああぁあっ!?」
彼女の腰を品よく飾っていた彩布の不自然極まる膨らみだった。
思わず奇声を上げて繋いでいた手を振り払い、たたらを踏むようにして数歩飛びのく。
そうした動きにもマイクロビキニのDカップは大いに揺れて、その柔らかさと若々しい弾力をふたなり娘に見せつける。
「て、てめぇ! んなナリして男かよっ!?」
■ヴァル・エイリー > 「母、私もぼーっとしてるんだよな……くそ……」
バツ悪そうな顔をする少女に気にしていないと力なく笑い。
伸ばした手を掴まれると引き上げようと力を籠め。
「ッ……!な、なんだってんだ」
突然に奇声を上げて手を振り払われ飛びのく姿になんだと口にし。
少女を目で追いかければ揺れる胸に膨らみは一層大きくなって。
「私は女だっての!ちょっと……アレがあるだけで!」
その言葉に女だと言い切り、ふらつきそうになるのを耐えて近寄れば強引に手を取り。
そして大きくはない自分の胸、乳首が突起しているそれに水着越しに押し付けて。
■ティカ > 「………な、なるほど……お前、アレか。ええと、ふたなり……? なんかそういう奴だな」
毛を逆立てた猫の様に警戒心を剥き出しにして薄着姿の己を守る様に胸元を掻き抱いていたティカだったが、彼女の言葉に幾らか落ち着きを取り戻し、少々疑わしな視線で改めてその姿を確認する。
その外見は同性そのもの。
木目細かな白肌、双乳の膨らみ、括れた腰に涼やかに整った美貌。
女装した男と言われるよりは、確かに納得の行く話だ。
「………………………」
そうして最後にちらっと向けた紅瞳は、そんな同性にしか見えない彼女の腰布を持ち上げる圧倒的な違和感。………でけぇ。
思わずそこばかりを凝視していた猫目をハッと逸らして彼女を見れば、その頬は今のティカと同じく紅潮し、呼吸も少し乱れて見えた。
「――――もしかして、あんたも入口の職員に勧められて水着の貸し出し受けちまった口か……? それにしちゃあ、あたしのに比べて随分まともな水着に見えんだけども……」
■ヴァル・エイリー > 「それだよ……恥ずかしいから隠してんだ……」
警戒心を見せ身を守るようにする少女が口にした言葉に恥ずかしそうに認め。
疑うような視線に自分の胸を触れさせてまで女と示し。
これでも見た目はそれなりに可愛いという自覚はあり、股間の肉棒さえなければと常日頃から思っていて。
「信じられないか…?」
少女の視線に信じられないかと口にし、視線が向けられた股間は発情臭と視線に反応するように大きく跳ね動き。
その視線に不本意にも快楽に近いものを感じては先端から先走りにが滲み、吐息が更に乱れてしまって。
「私はな…水着は自前なんだよ……貰った飲み物に仕込まれてた方だ……そっちは水着なのかよ…。
なあ……周りの視線…やばくなってないか?」
あの時借りなくてよかったと改めて思えていて。
そんなことを考えていればふと周りの視線、発情した女の子が二人という光景に周りの視線が集まっていることに気が付いて。
■ティカ > 「……まぁ、隠せてねぇけど」
思わずぼそりとツッコミを入れてしまう。
先ほどまでティカにばかり向けられていた欲望塗れの視線が、今は彼女のパレオを持ちあがる怪しい膨らみへの好奇に薄れている事からもふたなりを隠しきれていないのは明らかだ。
「うげぇ……ここの連中、んな事まですんのかよ。水着借りて失敗したって思ってたけど、どーせそうなるならこっちで正解だったのかも知れねぇな」
ふたなりとは言え同性との会話で気がまぎれたのか、先ほどまで強烈に身を蝕んでいた媚薬の効果も少しの間だけは忘れる事ができていた。
とは言え、入念に媚毒を塗り込まれたクロッチからの浸食が止んだ訳ではなく、ティカの身体は相変わらず強制的な発情に苛まれたまま。
「――――チッ、ふたなりだろうと見境無しかよ。おい、とりあえず場所変えようぜ。このままここにいちゃ何されるか分かったもんじゃねぇ」
ふたなり娘への物珍しさ故に緩んでいた周囲からの淫気の集中が、結局は見目麗しい獲物が増えたという結論に落ち着いたのか再び圧を増し始めていた。
彼女の問いからそれを感じ取ったティカは小さく舌打ちを漏らした後に彼女の手を取り駆け出そうとする。彼女がそれを受け入れるなら、二人の姿は程なく"休憩室"という名の個室へと逃げ込む事となるだろう。
■ヴァル・エイリー > 「い、いつもはこんなになんねーんだよ…!」
聞こえた突込みに思わずに声を大きくしてしまい。
少女だけでなく、隠せないふたなりに視線が注がれているのを感じれば顔を赤くして。
「そういう目的で水着を貸してタダにやってるんだろ?借りない奴にはそういうのをってさ……。
どっちも外れだろ……」
結果的に媚薬を盛られてるんだからと熱い息を吐き。
それでもこうして襲われることなく最初は警戒をされはしたが同性と話せたことに多少の安堵感を覚え。
「穴があればいいんだろ……そうするか。何って回されるに決まってんだろ」
見た目がよければ生えていても気にはしないのは多くいるだろう。
きっと今集まる視線の中にもそういう連中はいくらでもいるはず。
なので先ほど少女を連れて隠れようとしたのだが、今度は立場が逆となり、手を取られては引かれるままに駆けだしていき。
休憩室と書かれた個室へと逃げ込んでいって。
■ティカ > 【部屋移動いたします】
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からティカさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からヴァル・エイリーさんが去りました。