2021/08/08 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にプリシアさんが現れました。
■プリシア > 少しばかりの雲は掛かるも略快晴。
今日も又暑い一日を思わせる気温と気候。
そうした日が続けば、こうした水遊場は毎日来ても飽きはしないもので。
今日も今日とてお友達と共に水遊場へと遊びに来ていた。
然し元来暑さに強くない上に、常に遊び続ける様な体力も無く。
遊び足りないと元気にボール遊びを続けるお友達を遠目に、休憩スペースで寛いでいた。
「はふぅ…みんな、凄いの」
そんな休憩スペースの端っこのベンチにチョコンと座り、両手で持ったジュースをゆっくりと味わう。
コップを持つ両手越しに感じる冷えた感触がとっても気持ちいい。
其れは言葉にせずとも、背中とお尻にユラユラ揺れる小さな翼と尻尾が示しているだろう。
あそこ以外に何が在るんだろう?
そんな疑問を浮かべば、休憩所から見える範囲で周りを見渡す。
目の前に在る小さな子供でも遊べる浅いプール、其の横に流れているのが水遊場をグルッと囲む様に流れる流水プール。
反対を見ると、仕切りで先が見えなくなっている場所も在る様だ。
其の先は富裕層の者達のスペースで在り、純粋に遊ぶだけでない場所ではあるものの、其れは見て解るものではないだろう。
そんな場所が目に付けば自然と興味は湧いてくるのだが、流石に一人で入る勇気は無い為に見ているだけで留める事にしておいた。
■プリシア > 眺めていると、時々其の中へと入って行く人達が見える。
然し、入って行った人達が戻って来る姿は見えていない。
興味を持って眺めているからこそ気付く事なのだろう。
結論から云えば中での行為の後に此方を通る訳もいかず、別の出口から出ているから其れを見る事がないのだが。
其れに気付いてしまえば依り気に為ってしまうのは当然の事で。
「うぅん…?」
ズズズ…飲み終えたのか乾いた音がコップから聞こえ。
ベンチ横のゴミ箱に其れを捨てる。
不思議そうに首を傾げてみせてから、ベンチから降りると其方へと向かう。
入らなければ大丈夫だから、ちょっと覗くだけだから。
好奇心旺盛な小さな少女は、そう心に決めて仕切りとの間に在る入り口らしき場所へと向かう。
自分が其れなりに目立つ外見をしているのだが、其れは気にしていないらしい。
其れは、最近お友達と来る事が多くて、そうした事が気に為らなくなってきたからで。
実際に其れが無くなったかと云えばそうでも無いのだ。
今度は好奇に揺れる翼と尻尾、そんな小さな少女が、そうした場所への入り口へと近付いて行く光景は如何映るだろうか。
■プリシア > そうして近付きはしたものの、其の入り口は入る事は勿論出来ず、覗き見る事も出来なかった。
入る前に入口に居る案内の人に戻る様に云われたからだ。
残念そうに戻って来る、そんなタイミングでお友達から声が掛かる。
休憩も出来てもう少しだけ遊ぶ元気も出てきた為らば、其の声に其方へと向かって行く。
後は時間一杯迄遊んで、家へと帰るのだった。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からプリシアさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > 夏も本番という雰囲気で、毎日暑い日が続く。店番や出張鑑定に励む平日の間に溜まった疲労を解消しようと、休みの今日は涼しさを求めて、水遊場までやってきていた。
泳ぐのが好きというわけではないけれど、いろいろなプールがあるこの建物の中を歩き回っているだけでも、いい気分転換にはなる。ついでに、途中で氷を削り出したものに甘いシロップをかけたお菓子を食べた。
身体の中から冷やされる感覚に、すっかり足取りも軽くなって、それからなんとなく、いろんな水着を取り扱っているお店に入ってみた。人前で肌を出すのはあまり得意じゃないけれど、自分でも着られそうなものがないか、見てみるくらいはいいかと思って。
「……んー…」
ワンピースタイプの水着を身体に当てて、鏡に映る姿をじっと見つめる。下半身も太腿あたりまでカバーしてくれるタイプだから、このくらいなら、と思うけれど、デザイン面ではとても可愛いとは言えないもの。
恥ずかしさが減るからといって、ここまで野暮ったいデザインの水着を着るのも躊躇われて、鏡の前で難しい顔。
■ミンティ > 一応ビキニタイプのものも手に取ってみるけれど、下着同然の水着を着る勇気はなかった。そもそも一人で遊びにきて、見せる相手がいるわけでもないのだから、デザインなんか気にしなくてもいいのかもしれない。
それはわかっているけれど、いろいろ複雑な思いもあって黙考の時間は続いた。
悩んだ末に、持っていればいつか役に立つかもしれないという理由で日焼け止めだけ買って、お店をあとにする。結局この日も、流れるプールを眺めたりして過ごす事になったようで…。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からミンティさんが去りました。