2021/07/10 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にアークさんが現れました。
アーク > 鼻歌を歌いながら上半身を浮板にのせ、水に浸かった下半身ばしゃばしゃと水飛沫を立てながら流れるプールの流れ流されながら泳ぐ少年。
水遊場をてらすのは月明かりと、プールの周りに添って配置された魔法灯。

アーク > 夜のプールには不釣り合いな少年。
何だか周りは妙な雰囲気。
もしかして、空気をぶち壊している? なんて上がったテンションだったがはたと、冷静になり、バタ足を止めてきょろきょろ。
少年の視線に映るのはなんだか妙に距離の誓い男女や、男男や女女。

「これがいわゆるあだるてぃ?」

等とぽつりとつぶやきながら浮板に胸を乗せ、闇に紛れながら周囲の観察。
口づけをする男女を見ればなんだか見てはいけない物を見ている気もするけど…もうちょっと見ていたい気もする。

アーク > 目を閉じて見ても、なんとなく瞼の裏に焼き付いた光景。
月の淡い光と魔法灯の頼りない光が作るシルエットというのが、なんとも絵になるのは確かで。
近づく体と顔、重なる陰。
小さな胸の中の心臓がトクトクと早鐘の様に打つその音が外に聞こえてしまうのではないかと心配になれば、なんとなく隠れる様にそろりそろりと浮板をずらし、ちゃぷんっと音を立て鼻の下あたりまで潜り、水中でしずしずと水を蹴っていく。

年上のお姉さんとのキスやら同じ年位の少女とのキスをなんとなく妄想すれば火照った体を包む冷たいプールの水が心地よく感じる。

アーク > 「ちょっとうらやましいかも」

口ではちょっとなんて良いながらも本心は大分、かなり羨ましい。
イチャイチャ。
非常に興味があるが、なかなかそんな相手がいない。

人の多い王都でなんとなく寂しい。
むーとうなり、肺に残っていた空気を薄く開けた口から出しぽこぽこと泡を作り完全に吐き出してから水中で体をひねり俯せから仰向けに。
空に浮かぶ付きを見上げ、浮板を胸にぷかぷかと浮かび流されていく。

「んー 僕もイチャイチャしてみたい。」

と、唇をやや尖がらせながらそんな事をぼやいて。