2021/06/27 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
蒸し暑さが増してくる此の頃。
水遊場の利用客も増えるばかり。夏はプール。冬は温水プールとサービスが整っているのは本当に良い事だ。
かくいう自分も、王都での仕事を終えた後にこうして涼みに来ている訳なのだが。
「…流石に、屋敷にこれだけの規模の設備を作るのは勿体無いしなあ…」
プールやれ、プライベートビーチの類ならまだしも。
これだけ巨大な施設を個人の慰労の為に準備するのは、費用対効果が悪すぎる。
それに此処は、市井の者と王侯貴族が文字通り裸の付き合いをする事が出来る場所でもある。
まあ、大抵の貴族は上層階に上ってしまうのだが…。
(偶には、民が憩う様を見ておくのも悪くはあるまい)
と、今日は平民向けの階層でのんびりと寛いでいた。
普段の礼服なら兎も角、流石に水着姿ならいきなり王族だとバレる事も無かろう、と。
仕立ての良いプールガウンや水着ではある為、金持ちのボンボンくらいには思われるかもしれないが…まあ、それは仕方ないだろう。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ >
プールサイドのデッキチェアに寝転がって、プールサイドから上がったばかりの身体を陽光で温める。
人々の喧騒や跳ねる水しぶきの音が心地良い。
(……いかんな。少し泳いだだけなのに、眠くなって…)
くぁ、と小さく欠伸を一つ。
泳ぐというのは随分と体力を消耗する行為であるのだが
日頃運動不足の少年には少しばかり難易度の高いものだったようだ。
まあ、そもそも泳げないので流れるプールで流されていただけなのだが。