2021/01/15 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にレーナさんが現れました。
レーナ > この所色々と忙しくまとまった休みが取れない毎日。
ようやく少しの時間が取れればある意味安らげる水遊場へと足を運ぶ。

「ここはある意味だが…身を休めるにはいい場所だ」

熱くもなく寒くもない室温は寒い季節にはもってこいの場所。
泳ぐ予定はないが水着を身にまとっては備え付けのソファーベンチに腰を下ろして寛いで。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にエズラさんが現れました。
エズラ > 室内遊泳場の一画で水しぶきが上がっている。
長大な遊泳場の端から端へ、泳いでは引き返し、引き返しは泳ぎ。
寛ぐことが目的ではない、鍛錬の泳ぎ。
それを何周か繰り返し、水から上がって濡れた髪を後ろへ流すと――

「オオッ、こりゃ眼福――」

ソファーベンチで寛ぐ水着姿の女を目にとめ、ムフフと笑みを浮かべるのであった。

レーナ > 寛いでいれば目の前のプールで上がる水しぶき。
自分のように寛ぐために来るものもいれば、目の前で泳ぐ誰かのようなものもいる。
ただ出来れば鍛錬のような泳ぎは他所でやれと眼帯に覆われていない左目を細めて眺めて。

「…誰かと思えばエズラか」

その泳ぐ誰かが自ら上がってくれば見知った顔。
しかも直後のセリフに呆れ…傍に転がってきた大きめのボールを容赦なく投げていく。

エズラ > 「おわっ、あぶねぇ!」

鋭い速度で迫る遊戯用と思われるボールをすんでのところで回避。

「おいおい、本気だっただろ今の!」

しなやかに鍛えられた彼女の肉体による投球は、顔面で受けるには厳しすぎる一投。
ホッと胸をなでおろしつつ、相手が寛ぐチェアの傍、地べたに直接腰かけ、仰向けになる。
水練後の肉体が少し荒い呼吸とともに収縮し、ほのかに湯気も立っている。

「久しぶりに会ったってのにつれないぜ、レーナ」

しかし、台詞とは裏腹に表情はほころんで――その視線は、相手の肢体を上目遣いに盗み見ていたりする。

レーナ > 「ッチ、避けたか。私はいつでも本気だが?」

割と本気で投げたボールを避けられると思わず舌を打ち。
返された言葉にはいつもだとさらりと返す。

そうしてボールを避けた男が傍らの地べたに座り仰向けになったのを見下ろして。

「私はいつもこうだぞ、忘れたか?
それとも……こうして歓迎をしろという気か」

釣れないのはいつもの事、笑顔で迎えるほうが違和感がないかと見下ろして告げ。
身体に視線が向いていることに気が付くと、ギリギリ見えない様に胸元を引っ張りみせて。

エズラ > 「いや、忘れちゃいねぇけ――ど……!」

こちらとしても半ば冗談半分――だったのだが。
その後、彼女の見せた仕草に、今度こそ視線は釘付けになり。
おもむろにムクリと身を起こせば、彼女の腕を取って。

「……そ~いう歓迎、オレが大好きなの、忘れてねぇよな――?」

助平半分、真剣半分の笑みを浮かべ――そのまま腕を引いて。
誘う先にはシャワールームが――

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からエズラさんが去りました。
レーナ > 「ならばいい。次はボールを二つ用意しておくとするか」

次は絶対に充てるという意気込みをにじませ。
ちょっとした揶揄うつもりでのしぐさに男が身を起こす。
何だという目で見れば腕を掴まれ。

「…そうだったな。これは失敗したな…お、おい……!」

失敗だったと息を吐き、急に引っ張られたことに声を上げ。
抵抗をしながらも連れていかれてしまう…。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からレーナさんが去りました。