2020/08/28 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にリトさんが現れました。
■リト > 普段、平民が多く出入りする広い広い水遊場。
中央に流れるプールがぐるっと大きく輪を描くように設置され、それに沿って等間隔でデッキチェアが置かれている。
そのうちの一つ、端っこに小柄だがグラマーな体躯の色白の少女が寝そべっていた。
「ふぁぁぁ……」
口元を手で隠しながら、大欠伸を一つ。
泳ぐのも楽しいが、こうしてのんびり寛ぐのもこれはこれで良いものだ。
そんな感想を胸に、人気のない屋内プールを見渡す。
まぁ今時期は外も暑いし、海にだって出かける人はいるだろう。
特に違和感もなく、少女は再びチェア上に寝そべって無防備な肢体を晒していた。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にはばりさんが現れました。
■はばり > 「泳がれねェんですかい、お嬢」
彼女が寝そべるデッキチェアに備え付けられている小さなサイドテーブルに、夏の果実をカットして添えたドリンクを置く。
手ぬぐいを帽子代わりに頭に巻きつけ、薄布の着物を纏う小柄な子供。奇怪なナリだが、ここの従業員らしい。
「いえね、人もいねぇし随分のんびりしてらしたんで、一発冷えるモンでもどうかと思いやして。お嬢は別嬪だからサービスしやす」
ほんのり――かなりなまった言葉遣いで自分の置いた飲み物に目配せをした。
■リト > 「ん?」
コト、と硬い音がして、其方を見遣るとドリンクのグラスと、自分よりもう少し小柄な子供の姿。
従業員らしい素振りに首を傾ぎ、上体を起こす。
「ありがと。うーん、泳ぐのは楽しいけど疲れちゃうからね。のんびりしてた」
目に付くのはその赤い瞳。
赤と青のオッドアイでそれをじっと見つめながら、二、三度と瞬いた。
「ここで働いてる子、だよね?なんだか珍しいカッコしてるけど…」
■はばり > 「さいですか。まあ動き回ると汗も掻くしへとへとになるしで分かりやす。
ここはぐるぐる回るプールだの子供プールだの色々見どころはあるんですが、今は客も少ないですし遊び頃ではございやすが。
快適な温度で本を読むのもオツやもしれやせん」
はたと瞬き。赤色のくりくりとした瞳は彼女のオッドアイをきょとんと見返す。
「ええはい、短期間だけでございやすがここに奉公させて頂いておりやす。名をはばりと申すモンで。
わっちゃの地元の服で『ユカタ』っつうモンなんですが。これがねぇと落ち着かないと言ったら着用を許されておるんです。
……いやまあお嬢も挑戦的なカッコというか、珍しいって返したいトコですが」
紐程じゃあないけど、だいたい紐だ。自分と同じくらいの身長なのに、スリングショットであられもない姿を曝け出している姿にチラチラと意識が向く。
■リト > 「まぁ確かに、誰かと遊びに来る分には楽しいかも? 一人でくる客なんて、大体が私みたいにのんびりするか、ナンパ目的だろうからねー」
明らかに偏見のようなことをあっさりと口にしながら、暫しお互いに見つめ合う。
色気とかは無くて、単純に物珍しげな表情で。
「はばり。短期間かぁ……あ、私はリト。
……あ、これ? 珍しいなーって思って着てみたんだけど、居心地はあまり良くないかな、うん」
素直に感想を口にする。
紐のような水着。胸元のそれに指を引っ掛けて、伸ばすように位置を調整する仕草。
小柄な体躯に比して胸元は豊かだから、どうしてもそこが強調される。
■はばり > 「お嬢くれぇ別嬪さんならわっちゃなぞ霞むほどの美男美女が来そうなモンです。
そういうカッコしてるとアレだ、誘ってンのかって男が寄ってくるでしょうに」
特段、相手は気にするような性質じゃあなさそうなのはこうして話していて何となく分かるけど。
興味半分、好機半分。ドキドキを少量。見つめる目線はそんなところ。
「ここのスポットも暑い時期がすぎりゃあ儲かるモンも儲からんので。人員不足とかで引っ張ってこられたんでございやす。
でもわっちゃあ色々なトコに顔を出すモンなんで、酒場だの風呂場だの旅館だの。お会いするこたぁしばしばあるやもしれんです」
ぽよんと跳ねて強調される胸部にぷいとそっぽを向む。表情が元来硬いからはばり自身の表情の変化も少ないものの、頬を染めれば人並みには赤くなる。
「……零れねぇのが不思議でありやすね。案外丈夫だが開放感を得られるくらいしか利点がなさそうだ。目の保養にはなりやすが」
■リト > 「うーん、でも私は男の人に興味ないしー…?」
さらりと口にしながら、ちら、と相手を横目で見る。
そっぽを向くも、淡く頬を染めている様にふふふ、と小さく笑った。
「そっか。なら、どこかで会ったらまたよろしくね。
……まぁ開放感はある、ような気がするけど。……触ってみる?」
楽しげに囁くと片手を伸ばし、相手の腕を取って自分の方へ引き寄せようとする。
成功すれば特に躊躇いもなく、その手を己の胸に触れさせるだろう。
■はばり > 「うおう!?」
開放感があるからそうさせるのか、それとも自分が『男の人』ではないからなのか。
触ってみる?という言葉にどぎまぎする間もなく、素っ頓狂な声を上げた刹那。
相手の手に掴まれてその豊満な胸へと手が向かう。
ふに、もに、と指を沈めて咄嗟に胸を揉む。
「あ、べらぼうに柔らか……じゃなくてですね。何してんですかお嬢」
それは現在胸を揉みしだいている己にも跳ね返ってしまう言葉であるのだけど。顔を赤くしたまま、手を動かす事は止めない。相手から拒絶されない限り手の動きは継続するのだ。それにしても柔らかい。
■リト > 「いやぁ、だってはばりが興味津々だったから? …なんてね」
素っ頓狂な声をあげながら、胸を揉みしだかれて此方も気持ち良さそうに微笑む。
拒絶することは無いから、多分相手が止めない限りはしばらく揉まれっぱなしだ。
人気のない場所だからこそできることか。
「まぁ、私も寛いでたけど正直退屈だったし…こうして話し相手になってくれるのは嬉しいなー。
あわよくばその先も……?ってね」
冗談めかし、相手の顔を覗き込むようにして吸血鬼の少女は笑ってみせて。
■はばり > 「いやだって、気になるでしょそんな……胸おっぴろげて煽情的なカッコされちゃあ男もそうでないのも気になるってもんでありやす」
ドギマギ。ドキドキ。その表情を向けてくれるな。その気になるだろうが。
しかも別段嫌がらないとくれば、揉みしだく手の動きも次第に淫靡になるというもの。
笑顔を向ける彼女は蠱惑的で、別段チャームを放っているわけでもないだろうに。
自分と同じくらいの背丈で、発育の良い体のイイオンナが目の前にいれば多少なり崩れるのが性というもの。
「……その先……ってぇと、こういうのとか」
乳房を揉むだけに飽き足らず、スリングショットで隠された先端に指を潜り込ませる。
小さな指は大きな胸の隙間に侵入することにも苦労することなく、先端をピンピンと弾いてみせる。
笑う彼女の顔をよく見ようと、デッキチェアの上に己も乗りかかる。
■リト > 「そう?ふふふ、嬉しいなぁ。褒められてるって受け取っていいんだよね、それ」
徐々に淫靡さを増すような手つきに、此方もその気が昂ってくる。
相手の方が幾らか背は低いものの、ほぼ同じくらいの背丈だ。
そんな彼女の指が水着の内側に潜り込み…先端を軽く弾く。ピリリ、と伝わる刺激に肩を竦めた。
「……ん、…いいよ。もっと先にいっちゃお……んん」
乗り掛かってくる相手の身体。背に片腕を回して、額を突き合わせるほどに顔を寄せていく。
鼻先が触れ合いそうな程近くで、また微笑んでみせて。
■はばり > 「わっちゃあ人様を貶す真似はできやせんので、最大限褒めている心算でございやす」
吐息が混ざりそうな程近づく。草のにおいのする己は、ふかふかの羽毛のような軽さを伴う。
多少なり気の強い喋り口だった和装の子は、乳房を這うような手つきと合わせて先端をくりくりといじめていく。空いている片手は彼女の腰回りへと手を寄せて、露出した肌をするすると撫でていく。
馬乗りになるようにしてチェアーに体を預け、体を押し付けるように体重を預ける。
身長は同じくらいで、重さも同じかそれ以下か。
「これは……従業員からのサービスでございやす」
相手がまんざらでもないと判断して、微笑む笑顔をより間近で見たくて顔を寄せる。
「もっと先へ、先へ――」
顔を突き出し、彼女に口づけを落とそうとする。
■リト > 間近に近づくと、草の匂いがふんわりと漂ってくる。
乳房を、その先端を満遍なく撫で回す片手と、腰に回るもう片方の手。
押し付けてくる相手の身体に、己もまた手を這わせ、真似するように胸元を指で、布越しに弄りながら。
背丈は同じくらい、重みもまたきっと同じくらいだ。
「サービスね……でも、お互いに楽しまなきゃ損じゃん?」
だから相手にも楽しんでほしい。そう思うままにどちらからともなく顔を寄せ、唇を合わせた。
最初は啄むように、次第に深く、伸ばし合う舌を絡めて擦り合わせる。
抱く腕に力を込めて、静かな水音を立ててお互いの唇を貪っていく。
■はばり > 「ひゃふ……!」
彼女のものと比べると聊か貧相が過ぎる胸は、薄い布越しでも形はようよう分かるだろう。
椀にも満たない薄い胸はそれでも柔らかくわずかばかり沈み込み、自在に形を変える。
「ん、んむ。 は……ふ、……ちゅぞぞぞぞ」
甘いかおりがする。唇を合わせて小鳥のようなキスを堪能した後は、どちらともなく舌先が絡み合う。
唾液は混ざり、淫靡に舌を躍らせてこすりつける。空気を求めると同時に相手の唾液を飲み込み、喉をこくこくと動かしていく。
歯列をなぞり、上顎を舐め、口を犯す。
我慢が利かないことを語るように浴衣の上を開けて、薄い胸を露出させる。相手の水着も邪魔と言わんばかりに口づけを交わしながら胸を露出させ、衣を剥いでいく。