2020/04/28 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にレーナさんが現れました。
■レーナ > 時折に足を運ぶ水遊場は暖かくなりだしたせいか利用客が増えているように見え。
普段ならばそれなりに泳ぎもするのだが本日は隅っこでプールの縁に腰を掛け足を漬けるだけ。
「声以上混雑をしたら……面倒だな」
人が少ないからこそゆっくりと出来るのだが増えればそれも出来なくなる。
仕事人間、魔族な自分が寛げる数少ない場所ではあるが人が増えればそれまで。
もっと暖かくなれば河原にキャンプでも作るかなどと考え…足で水を蹴る。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にボブさんが現れました。
■ボブ > (利用客が多い水遊場内、人目を避けるように外れの方にある競泳用プールで水練を己の身に施した男は
上半身の肌を隠すようにパーカーを着込み、フードも目深に被りながら飲み物とかの露店が並ぶ人通りが多い所へとやってきて)
「いやぁ~~、気候が暖かくなってきたせいかな、冬場は少なかった人影も結構増えてきてんな」
(フードの中から視線を軽く見渡し、独り言をもらしていけば、プールの縁に腰掛け、
チャポチャポッと足先で水遊びをしているような少女の姿が目に入って)
「ずいぶん背がスラッとして、背中の筋肉が適度に発達してんな……
普通の街娘って事はなさそうだな、身体を結構酷使して働く稼業に就いてんのかもな」
(ワンピース水着の生地越しにうっすら浮き上がる筋肉の付き方を見て、思わず感心したような口ぶりの独り言を漏らしていく。
まぁ、セクハラ的視線でないだけまだマシだが、傍目から見ればあからさまに水着の女性を見ている男の姿であって
どう見ても女性に対して失礼な輩として受け捉えられるだろう)
■レーナ > 泳ぐと言う事が今日は出来そうにないが水の冷たさを少しでも堪能できるだけでも悪くはなく。
後少し水遊びをして戻ろうかと考えていると新たな視線を感じ足を止める。
そうして視線を向けると自分もそれなりに背はあるがそれを超える男が目に入り。
パーカーを着込むのは判るがフードを目深く被る姿は一軒不審に見えなくはないが…。
鍛えられていると判る身体つきにそうではないと見て。
「私に何か用か?」
他の利用客とは違うように感じる視線に失礼かと思いながらも声をかけていく。
■ボブ > (プールサイドで立ち止まり少女の横顔と背中が見えるぐらいの位置に立って、少女の身体付きを観賞していたら
さすがに視線を悟ったようにこちらに振り向き、明確に男に言葉を掛けてくるのに対して、
男はフード越しに後頭部を掻く仕種をしていって)
「おっと、不躾な視線を向けて悪かったな。 鍛え上げられたいい身体つきだと感心してたんだよ。
どっかの冒険者……もしくは騎士団に所属している女騎士様と踏んだんだが、合ってるかな?」
(後頭部を掻く姿勢のまま、男は少女の方へと近づき、少女の隣に座るように
男もプールの水に脚を付けながら、男が推測鑑定した少女の身分の正解不正解を問うていくか)
■レーナ > 少なくとも行きつけの酒場やギルドで見る冒険者の中にはこの男の顔はなく。
物好きなナンパかただの好奇心かと男を見上げ。
後頭部を掻く仕草にナンパではなさそうだと。
「別にいい。ここではよくある事だ。……なんだ、身体目当てだというのなら私は去るが?
そんな事を知ってどうする……?まあ隠す事ではないが…冒険者だ。
そう言うお前は傭兵辺りか?」
近づいた男が隣に座れば脇に置いていた眼帯を手に取り右目を覆い。
視線をプールに戻せば人よりも尖って見える耳を隠さないまま、冒険者であっているとあまり愛想のない声で答え、答えるのだから答えろというように問い返して。
■ボブ > (少女の隣に腰掛けて、問い掛けの答えを貰いうけ、その返礼とばかりにこちらの身分照会を求められれば
こっちから話を持ちかけた以上、仕方ないかなぁ~と心の中である程度の折り合いをつけて)
「まぁ、目を奪われたのは君の身体つきに興味を持った事がきっかけだから、広い意味合いで捉えれば身体目的と
言い切られても仕方はないが、今の所は邪な思いはないよ。 やっぱ、冒険者か……
う~~ん? まぁ、あんまり公言はしていないけど元傭兵だ。
今はこの王都の傍の山村で木こりをやっているボブってもんだ」
(元傭兵をやっていたと言う言葉を吐きつつ、パーカーの袖を肘くらいまで捲り上げれば
幾多の切り傷の古傷が残る肌の様子を見せて、すぐさま袖を戻し、あまり元傭兵である事は広めたくない様子を見せていった)
■レーナ > 「身体つきに?また変わったものに興味を持つな……。
だがそこでいい訳をしないのはまだいいか。平民地区のギルドを拠点にしている。
元傭兵の木こり?またわかった経歴だな……。
私はレーナだ、一応よろしくと言っておくべきか?」
元傭兵で用心棒などをやっているならば理解も出来るが木こりと聞けば首を傾げてしまい。
パーカーの袖を捲り上げられると幾多の古傷の残る腕を見せられ、歴戦かと感心し。
「安心しろ。隠すというからには知られたくはないのだろう?
人に言うつもりはないぞ」
そもそもにそんな話をするほど親しい知り合いも少なく。
誰にも言いふらさないと笑みを浮かべて。
■ボブ > 「まぁ、強そうなヤツについつい視線が向くっていうのは前職の時に癖ってやつだ。
……この癖のおかげでちょっかいを掛けちゃいけないヤツも雰囲気で分かって戦場ではその気配を避けて
戦績を上げながらも、命だけは守る事が出来た…、俺に取っちゃあ何よりも大事な癖だよ」
(身体に数え切れない傷を受けながらも生きながらえた感覚を冒険者として戦う者である少女に話しつつ、
腕に刻まれた古傷を晒し、フードで全容は見えないが、口元は苦笑いを浮かべているのは覗き見えたか)
「それは助かる……正直、俺の存在が広まると俺自身の命が危うくなるからな」
(他人に言うつもりはないと言ってくれる少女に礼儀としてフードを取り、しっかりと顔を晒した上で会釈をしていく)
「それにしてもレーナは冒険者として武器を扱うのはあまり得手とはしてないように見えるな。
魔術系統を使いこなして冒険するタイプのように見えるな……
いいよなぁ~、魔法……以前、知り合いに俺も魔力は持ち合わせているけど、
その引き出し方を身に付けていないから使えないと切って捨てられた事があんだよな。
魔法……いいなぁ~~」
(少女……彼女の事を魔族とは気付いてはいないが、魔術に叩けているとはおおよそで掴んでいる男は
その魔法が使えるという事実自体をあからさまに羨ましがる様子を見せていくか)