2020/03/29 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にトルテさんが現れました。
■トルテ > (春を間近に迎えつつ未だ思い出したように冬の寒さを吹き掛ける外とは異なり、常夏の熱気を孕む巨大温室"ル・リエーの水遊場"。その中でも富裕層に近い平民や下級貴族が利用する上層に作られたその施設は、森を縫って走る穏やかな渓流を模した環状プール。植物園の如く立ち並ぶ樹木のアーチが木漏れ日を落とし、幻影魔術で作られた小鳥達の囀りと長閑なせせらぎが響く中、水着姿のお嬢様は仰向けで水面を揺蕩っていた。白地に亜熱帯の花々をプリントしたホルターネックビキニは、たわわな双乳を浮袋めいてぷかぷかさせて、ヘソのくぼみも可愛らしい白腹の下は膝丈パレオでビキニショーツの歪な膨らみを隠している。運動音痴のお嬢様は当然ながら泳ぎも下手くそだったが、浮力の高い駄肉をたっぷりと蓄えたその体躯は水によく浮くので溺れる心配は少ないのである。)
「ふあぁぁぁ~……平和ですぅ……」
(その日は雨という事もあって広々とした面積に比して利用客も少なく、緩やかな水流の醸し出す揺りかごめいた心地良さの中、トルテはそのまま眠りに落ちてしまいそうな声音で呟いた。そんな、油断が水着を着てぷかぷかしているようなお嬢様は気付いていない。後頭でくるりとまとめた亜麻色髪が露出させる、品の良さの中にどこか淫靡な気配を香らせるチョーカーで飾られたうなじにて、ホルターネックの細紐が今にも解け落ちそうな程に緩んでいる事を。そして、そんな水着を奪い取らんと、悪戯っ子の一団が水面下からフカの群の如く近付きつつある事を。)
■トルテ > 「たまにはこういうのんびりとした休日も悪くないですね………、………ふぇ?」
(しゅるるっと引き解かれた細紐がチョーカー越しに白肌を擦って、ほわほわとした独り言の語尾を濁らせた次の瞬間)
「――――……っぴゃぁぁぁああぁあああ!?」
(白色の薄絹にて包み隠されていた豊乳が、ぷっくら膨らむパフィーニップルの薄桃色も露わにぱゆんっと零れ落ちた。『きゃっほー! 作戦成功だー!』『うひゃひゃひゃひゃっ、姉ちゃん胸でけー!』『おっぱいおばけー!』ホルターネックと同時に背後ろの細紐も解いた切り込み隊長が奪い取った戦利品たるビキニブラを高々と掲げ、その傍らに浮上した子分ABと共に戦勝の声を響かせる。気の弱そうな童顔をぼふっと一気に炎熱させたお嬢様は、ちょっぴり溺れそうになりつつもまろび出た巨乳の先をとっさの手ブラで覆い隠し『よしっ、撤収だー!』『『おうっ!』』なんて声音と共に一目散に泳ぎ去る悪戯小僧共を大慌てで追いかけ始める。)
「ちょ、まっ、待ってくださいぃぃいいっ! だ、駄目ぇっ、駄目ですぅ! わたっ、わたくしの水着、返して下さいよぉう~~っ!」
(しかし、ただでさえ泳ぎの苦手なお嬢様。その両手を手ブラで封じられた状態では機動力などゼロに等しく、どうにかこうにかプールサイドに半裸の肢体を引き上げた頃にはもう悪戯小僧達との距離の開きは絶望的。子供達は奪い取った白布を己の平坦な胸に当てて驚きのサイズに歓声を上げたり、それで目隠しめいて頭部に括りつけてみたりと好き放題。『へへぇん、こっこまっでおっいでぇ~♪』などと子憎たらしい挑発を向ける余裕さえ見せつけてくる。そんな3人組を必死の駆け足で追い駆けるお嬢様は、腕振りさえ出来ぬトロ臭さで転ばないのが精一杯なんて有様。そんな動きに合わせてたゆんたゆゆんっと大きく揺れ撓む豊乳は、先端をふにゅっと押しつぶして隠す手ブラから時に乳輪のピンク色を覗かせて、かしましい声音に視線を向けた大人たちに興奮と劣情のデバフを与えていく。)
■トルテ > (結局その後、樹間をすり抜ける子供のすばしっこさには到底追いつけないと判断するに至ったお嬢様は、いつしかじっとりと絡みつく様に向けられていた大人達の視線に気付いて頬の炎熱を強めつつ、手ブラのままで更衣室へと逃げ帰る事になったのだった―――。)
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からトルテさんが去りました。