2020/03/27 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にボブさんが現れました。
■ボブ > (知り合いの商人見習いのヤツに『独り者の男女の出会いを推し進めよう』という趣旨のイベントに
自分一人で参加するのは気が引けると道連れがてらに巻き込まれた男は深く被っていたフードの中で表情を軽く歪めていて)
「一人で参加するのは寂しいと言っておきながら、とっとと一人で女性に声を掛けて、二人になっていってさ。
付き添いに来たこっちの立場はどうなるんだよ……女性は参加費無料だけど、男である俺は参加費支払う目にあったんだぞ。
こっちはこのイベントの後、声を掛けられなかったあいつを慰めるだめに酒場に付き合うくらいのつもりでいたのに
俺だけ残されて馬鹿みたいじゃないか」
(同伴の商人見習いだけがうまくいったらしく、取り残された男は軽く文句を漏らしていくが、
とりあえずプールサイドに建てられたフリーフード・フリードリンクの屋台へと向かい、
ソフトドリンクを手にしていけば、軽く憤る気持ちを収めようとストローでドリンクを立ち飲みしていた)
■ボブ > (率先してこのイベントの参加者は続々と男女二人組になっていて徐々にソロでいるのが目立ってくる)
「それにしてもこういった名目のイベントとなれば積極度がみんな違うな。
出会い目的と堂々と銘打たれているからだろうな」
(ソフトドリンクのストローに口を付けつつ、カップルになっている人たちの姿を眺め、
傍観者視線で参加者のイベントに対する意欲を感心したような口ぶりで呟いていくか)
■ボブ > (一人で歩いている女性参加者の姿も数少なくなってきたのを視認していけば、自分がこの場にいる必要性を感じなくなった男は
空になったソフトドリンクの容器をゴミ箱へと捨てていけば)
「さて……、あいつが首尾よく彼女が出来たのかは後日聞くとして、俺は帰るとしますかね」
(そう独り言を残せば、男はイベント会場を後にしていった)
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からボブさんが去りました。