2020/03/02 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にイヌさんが現れました。
■イヌ > 「……ふぅっ」
あまり人のいないル・リエーの水遊場。
そこの流れるプールで、一人の少女がぷかぷか浮かびながら流れていた。
「……きもちいぃ……」
ただ、泳ぐのではなく浮かぶ。
それが、なぜかとても気持ちよかった。
少女は、仰向けの姿勢のまま、どんぶらどんぶら流される。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にカイロンさんが現れました。
■カイロン > 【ダイス判定】1d6
奇数:褌
偶数:湯文字 [1d6→1=1]
■カイロン > 都の気候がさすがに若干は肌寒く感じられた男、臨時収入を握ってル・リエーでのバカンスを楽しんでいた。
ムキムキと割れた腹筋を代表としたよく切れた筋群を晒して日光浴中のサンベッドを立ち上がると、プールサイドへ歩いてくる。
そうしてある程度の深さのあるらし、プールサイドでちらっと手首足首回すと
──バシャリ
と、重たげな水音を立てて飛び込む。
すいすいと潜水気味にプールの中を進み、顔を出したのはちょうど少女が浮かんでいた辺りだろうか。
水の滴る髪を片手で分け、犬耳の少女を認めると。
「邪魔したかな、今一人?」
自然な態を装いて、話しかけるのだった。
■イヌ > 「……ただ、この水着……。
ちょっと、窮屈、かなぁ……」
ぷかぷか浮かびながら、そこだけは不満、という感じに文句を言う少女。
水着をレンタルする時に、スタッフさんが『これがオススメっす! 似合うっすから!』と強くプッシュしてきたのだが。
少女の水着は、王都の学院などで使われている……。
いわゆる指定水着とでもいうものである。
当然、少女のバストはかなり無理して押し込められ。それでも水着をはじけさせるかというほどに張っているくらいなのであるが。
「……わぁぁぁっ!?
び、びっくりした……」
そんな不満状態でぷかぷか流されていれば、近くで男性が顔を出し、声をかけてきたので。
少女は驚き、ばしゃしゃ、と波を上げてしまうが。
幸い、流れるプールは浅かったので、溺れずに相手を見る。
「え、えっと。はい。一人です……」
なんとか気持ちを落ち着けようと、ゆっくりと口を開く少女。
くい、と首を傾げつつ。あれ、どちら様ですか? なんて。
■カイロン > 少女がもし水着に対しての不満を口にしたならばぐいと親指立てて『似合うよ』と二つ返事で返したろう。
どことなく陽に曝されたカルキや塩素の匂いを呼び起こさせるような深い紺色は、犬耳の少女にはそう、似合っていることだろう。
それはさておき、たまたま顔を出した場所の近くを流れていた少女に不愛想な態度を取るという選択肢はなく、なんとなくペースを合わせながら一緒に流れてみることにする。
「ああ、そう──よかった。
俺も1人で来て、退屈しかけたところだから」
面識はなく、ゆるっと首を振って返す。
それから紺色の薄布のぴたりと張り付いた、少女の胸の盛り上がりには本能的に視線が吸われる。
──容赦なしのガン見タイムである。
■イヌ > 「……はぁ」
少女とて、この国で生活して長い身だ。
この場所や……何なら、他の場所でもだが。
どういったことが盛んに行われているのか、知らないわけでもない。
なので……。
「……え、ええっと。
も、もしかして、ナンパ、ですか?」
ぷかぷか。立ち泳ぎにも近い姿勢で流れつつ。
少女は、思い切ってそう尋ねてみる。
相手が自身の身体を見ていることには、うっすら気づきつつ。
少女もまた、相手の肉体を見ている。
なかなかに、というか。すばらしい筋肉と言える。
もしや冒険者? などと思いつつ、筋肉の質を確認。
確かに、マッチョではあるのだが。どうにも、バキバキの前衛職の筋肉には見えない。
どちらかと言えば、バランス重視の筋肉に見える。
恐らくは体力もあるのだろう、と。次第に筋肉の観察から、違うほうへと思考が泳ぎ始める少女である。
■カイロン > 温暖な場所で、薄着の男女が暇を持て余しての出会い。
それを一概に、言葉で縛ることはできない。
(いや、実に良い胸だ)
「──ナンパ?
いや、俺はただ潜って泳いでたら可愛らしい子の近くに顔を出してしまったと。
その僥倖を、」
犬耳の少女。
彼女に笑い顔を見せていると、近くのプールサイドから早馬車のような勢いで飛び込んできた子供が視界に入る。
「危ない!」
子供が少女へとぶつかる前に彼女の体を引き寄せる。
水中では互いの体が触れ合うかもしれず。
■イヌ > 「……え~? 本当ですかぁ?
なんか、ちょっと怪しいですよぉ」
少女としては、別段、男性が嫌いというわけでもない。
ナンパだって、されれば嬉しくないわけもなく。
相手の言葉には、ちょっと笑いながら、疑うようなことを口にする。
しかし、そこで急に少女自身に危険が迫れば。
「わぁっ!?
……あ、ありがとう、ございます……」
飛び込んできた子供に驚きつつ。
自分を助けてくれた相手に、少女は素直にお礼を言う。
そのまま、やはりちょっと怖かったのか。
相手に抱きつくような形になり。
「……」
赤面しつつ無言。やはり、相手の身体は逞しくて。
男女、というものを強く意識してしまう。
■カイロン > 「怪しいものではありません、
──ほら」
特に深い意図はないが素手の掌を広げて見せる。
まぁ、こちとら何かを隠し持てるスペースのある着衣でもないのだけれど。
むに。
腕の中で少女の肌が弾めば、にやりと口元も綻びそうなもので。
「──もし嫌じゃなければ、一緒に休まないかい」
言葉を飾らず下半身直結に単刀直入。
個室なり物陰なり、幾らでも人目を憚る場所もあろうし。
問いかけながら彼女の背と腿に手を伸ばして、浮力を得た体を横抱きにしたい。
■イヌ > 「……いえ、その。
手を、見せられましても」
ぱっと見は何も持ってないのはわかるけど。
例えば、魔術とかで物を隠してるかもしれないのでは? と。
内心、少し不審に思ってしまいつつ。
「……え、っと。
はい……」
助けてもらった恩もあるし。相手の身体も逞しいし。
少女も、相手のことを警戒していたりもするのだが。
ただ、このまま流されてしまうのもいいか、なんて。
そう思いつつ。相手に身を委ねていく。
■カイロン > 「うーん、じゃあ嘘ついてる目かどうか見てもらおうね」
ニィ、と笑む。
己は綺麗な目をしているはずだ。
けれど、注視すれば淫らな気分を催すやも知れない(※効果には個人差があります)といったトラップつきだ。
一拍迷うような吐息を挟みながらも承諾を得れば、そのままプールサイドへ上がる階段を探して水から出るだろう。
そうして少女を横抱きにしたまま、どこかちょうどよう場所を探す。
「どこか、いい場所を知らない?」
横抱きにした少女の脇腹の裏辺り、水着にしたリネン1枚越しに相手を押し上げる屹立がある。
■イヌ > 「……むむむむむ?」
相手に言われれば、素直に目を見る少女。
まぁ、見てもその人の善し悪しなど分からないのではあるが。
それでもじーっ、と見てしまい。ちょっとずつ、体が熱を帯びてしまう。
相手に抱かれたまま、プールから上がれば。
「え、えっと。奥のほうに、休憩スペースが……。
確か、個室だったと……」
そのまま、施設の奥を指差す少女。
少女の指し示す先には、お昼寝用のスペースがあるのだが。
なぜか、個室であった。
少女は、落ち着かない様子で視線をさまよわせるのだが。
ちら、と。相手のその猛りが目に入り、思わず赤面を強くしてしまう。
■カイロン > 少女が己の目を覗き込むのなら、含み笑いの声を返して目を細めるだろう。
無論、精神まで変調させるような強い力のある魔眼ではない。
少女を軽々とお姫様抱っこしたまま水遊場を奥へと進む。
温浴の場を過ぎて、蒸し風呂の横を過ぎる。
システムはどうなっているかは知らぬが、空いた個室があるならそこへと少女を連れ込もう。
「名前を聞いてなかった。
俺はカイロン、君は」
少女を寝椅子に横たえて、畳んで置かれたバスタオルを取る。
枕元へ膝立って、少女の髪と犬耳を拭いて乾かそうか。
■イヌ > 相手の仕掛けた罠……と呼べるほどのものかは分からないが。
仕掛けに引っかかってしまった少女。
もちろん、体が熱を帯びているのは、相手のせいだとは思ってはいない。
お姫様抱っこの形で個室へと向かう。
その間にも、少女の体は少しずつ高ぶっていて。
「あ、は、はい。私は……イヌ、です。
イヌって名前をいただいてます」
あれ? カイロンさん?
どこかで聞いたような、などと思いつつ。
タオルで身体を拭かれていく。
■カイロン > 体温の高い己は、少女の髪や体を拭いている間に体が自然と乾いていくはず。
タオルで体を上から下に、まだ水着は着せたまま拭いていく。
少女のつま先に手が届けば、両手で持ち上げて足先へキス。
そうしながらの見下ろせば紺色を纏った少女の秘部がちょうど魅力的な角度で見える。
「イヌ?」
『昔の名前は捨てましたニャァ』なんて続けた少女に会ったのはダイラスだっただろうか。
もう一度【捻りなさい】という内心の呟きを都の空へと投げるが少女の仕事仲間とも関係を持ったことは語らずでいる。
■イヌ > 身体を拭かれながら、ぽわー、と呆けていたのだが。
足先にキスされれば、少し驚いたような表情になる。
そのまま、名前について聞かれれば。
「は、はい。その。
今の雇用主の方からいただいたお名前で」
改めて説明しつつ。相手のことをじ~っと見る。
いや、正確には相手の股間を見てしまっている。
この人は、どんなセックスをするのだろう、なんて。
そればかり少女は考え始めていた。
■カイロン > ほんわりと温かな個室の空気に、少女の耳が乾けば同じ色をした髪をくしゃっと撫でる。
その仕草はペットへの愛着を示す他愛ない仕草に似る。
「──あぁ、
俺の名前は、生みの親から……星の名だとか」
(ああ、知ってた)という言葉は飲み込んで、告げた言葉に嘘はない。
死線に曝されても水着を持ち上げる逸物の大きさと勢いに変わりはない。
持ち上げていた少女の足を寝椅子に戻すと、今度は少女の片手をエスコートするような仕草で持ち上げてその指先にキスを落とす。
■イヌ > 頭を撫でられれば、少女はくすぐったそうに目を細める。
どうやら、イヤではないらしい。
「そうなんですね。
……え、っと。その……」
お互い自己紹介を済ませれば、なんだか緊張してくる。
これからするんだなぁ、なんて意識しているからこそ。
しかして、相手に、指先にキスされれば。
どう反応していいのか、と困り顔。
「えっと。そういうことされるの、慣れてなくて」
普段は、本当に雑に肌を重ねたり襲われたりが多いので。
少女としては、相手の行為に戸惑っているらしく。
■カイロン > 指先に口づけて、戯れに口へと運んだりする。
男の体温はヒトよりは高く馬のそれくらいだ。
「………?」
なんだか言いにくそうにしている少女へ流すように視線を送る。
続く言葉を聞けば、ああ、と納得したように頷く。
そうして、
「大丈夫、俺はこういうことするの慣れてるので」
片手を指先から離して少女の頭をもう一度くしゃりと撫でる。
「それとも、こういうのが嫌?」
撫でるついでに犬耳の付け根にと指を這わせ入念に擽る。
感じてくれれば好き哉。
■イヌ > 相手がするそのスキンシップ。
少女としては、経験が無いから余計にドキドキしてしまう。
「あの、そのぅ……」
場慣れ、ではないが。行為慣れしている様子の相手。
少女は頭を撫でられれば、ほぅ、と熱く重い息を吐き出し。
「い、イヤではないんですけど。
その、私はどうしたらいいのかなぁ、って」
されっぱなしは、なんだか申し訳ない気分になるのだ。
とはいえ、相手がしていることは。
きっと、愛撫として意味があるのだろうから、と。
下手に動くことも出来ず。ドキドキドキドキ。
■カイロン > 不慣れな様子を口にする様を最後まで見て聞けば、ふむとひとつ頷いて。
寝椅子の上、相手が己に触れられる位置へと腰を下ろす。
「俺のことも好きに触ったらいいよ──、
別に、されて嫌な場所もないから」
バスタオルはひらりと少女の肩へ掛け、言い添えて言うには
「それと、俺の水着は紐を解けば緩むから。
好きなようにしてくれ」
と。
少女へ全てを委ねることもなく、髪を撫でていた掌を撫で下ろしてその両頬を包めばそっと唇重ねようとする。
■イヌ > どこか落ち着かない様子でいる少女に対し。
相手が、近くに腰を下ろしてくれる。
「そ、そうですか?
じゃ、じゃあ……」
お互いに触るのなら、多少緊張とかは軽減されるかもしれない。
そう思って、相手に手を伸ばすのだが。
「え、えぇっ!?
い、いや、その……。
ぁっ……」
いきなりそんなことを言われても、と思い。
また手が引っ込んでしまうのだが。
相手に求められれば。そのまま、静かに唇を重ね。
相手に抱きつくように腕を回していく。
■カイロン > 慣れないそぶりが愛らしく、自ずと目じりが下がる。
拒まれずに唇を重ねることができるなら、つるりと頬を撫でて片手は首筋を撫で下ろそう。
「ん……っ」
一度唇を緩く食めば触れ合わせたままの唇へと舌先で割り入ろうとする。
頬に触れたまま空いた手はサイズが小さく見えるような水着を押し上げて潰れかけた片胸までゆっくり撫で下ろして水着の生地越しにその柔らかさを味わっている。
■カイロン > 【継続予定と致します】
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からイヌさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からカイロンさんが去りました。