2020/01/21 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……」

ル・リエーの水遊場。男は、プールサイドのイスに座り、だらだらとすごしていた。
何をするでもない。ドリンクを飲んで、通りがかる女性の体を眺めたり。

「……ん、ん、ん~……」

そのまま体を伸ばし、ちょっとコリを解す。
その間も、女性ウォッチを続ける男。

「……お隣に美人さん、いてくれてもいいんだけどね~」

別段一人でも構わないのだが。
隣に美女がいてくれればなおサイコーなんだけどなぁ。
などと思いつつ、男はだらだらと過ごすことを重視していく。

セイン=ディバン > 「……例えば。カクテルを作ってみたりだ。
 後は、占いをしてみたりってのはどうだろうか?」

誰ともなく、女の子を引っ掛ける方法を考え、口にしてみるが。
反応してくれたのは、近くを通っていた施設スタッフ。
なんか、以前も反応してくれたスタッフで。

『溺れられると困るんで、強い酒はやめてくださいねー』

とか、適当な合いの手を入れられた。

「……だいたい、おかしくないか。
 この水遊場。九頭龍の水浴び場に並ぶ、そ~いうイケナイコトできるスポットじゃなかったか?」

ぶつぶつと文句を言いつつ、ドリンクを飲む男。
スタッフはすぐさまお代わりを差し出してくれるのだが。
オマケに『やっぱお客さんがある程度オッサンなのがいけないんじゃないっすかー』とか言う。余計な世話である。

「んなこたぁ自覚してんよチキショウ。
 くっ、世の中ぁやっぱ若くて財力あってカッコイイ男を求めてるのか?」

チキショー、と。悔しそうに言いつつ、ドリンクを味わう。
ブラック・ベルベット。最近男が気に入っているカクテルだ。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」にリュシーさんが現れました。
リュシー > (水遊場―――噂には聞いていたけれど、足を踏み入れたのは実はハジメテである。
遊びといえば夜に、屋内で、というのがメインになって久しかったうえ、
子ども時代から水泳を試したこともなく、たぶん己は泳げないと思う。
しかして、生来、新しいものは好きだ。
女の姿ならばちやほやしてもらえる、らしい、とも聞いた。
―――――しかし)

……これ、服か、ホントに。
フツーに、ちょっと水ン中で動いたら脱げるだろ…。

(女性客には水着をサービスとかなんとか、そもそも水着ってナニ?
なぞと目を丸くしているうちに、あれよあれよと押しつけられた布面積の少ない装い。
最後の理性としてスタッフの着ていたシャツを引き剥ぎ、それを羽織っての登場である。

そして、見つけた。
見知った顔の男を遠目に、それからそうっと背後に近づいて。
彼の座ったチェアの背もたれに、肘をついて上体を屈め)

いやいや、若くなくても財力なくても、
精力旺盛なら寄ってくる女もいると思うなー。
その点どーよ、おにーさん?

(にへら。
見た目はそこそこ、しかし浮かべる笑みに品がない。
やはり外見がどうあれ、中身は立派なオッサンの要素を備えているということか。)

セイン=ディバン > ぶちぶち、ぐちぐち、ぶつぶつと文句を言っていた男であるが。
人の気配感じ、声かけられればちら、と後ろを振り返り。

「……そりゃあそこん所は自信満々ですよ、お美しいお嬢さん?
 ……久しぶりだなぁ、リュシー。元気してたか?」

なんか飲むか? と相手に声かけつつ立ち上がり。
相手の頭をなでる男。実に気安い反応であるが……。

「……なんでシャツなんぞ羽織ってんのキミ」

相手の姿に、男が率直に疑問を口にする。
せっかくのプールなんだから、水着を披露すればいいのに、なんて。

リュシー > あはははは、ですよねー。

(知ってた、なんてあっけらかんと頷く反応も、
恐らく淑女の慎みとは程遠い。
しかし今更もじもじ恥じらってみたところで、
この相手には笑いをとるか全力で引かれるだけだろう。
ということで、中身のオッサンも開放状態、続行である。)

うん、まぁ、バカはバカなりに忙しい時もあってね、
……あー、いや、アルコールはやめとくよ。
どうも昔より、酒に弱くなってるみたいだからさ。

(彼が飲んでいたと思しきグラスを一瞥し、
少し思案顔で首を傾がせてからふるりと左右に。
ふわふわと掌に馴染む金髪は、栄養状態の良さを伝えるはずで)

―――いや、そっちだって羽織ってるだろ。
女にだけ見せびらかして歩けっての、男のエゴだと思うなー。

(むう、と子供じみた仕草で唇を尖らせて、
胸の前で腕組みしつつの仁王立ち、という体勢に。
おもに胸のサイズ的な意味でボタンは留められなかったので、
胸の谷間はくっきり見せびらかしている状態ではあるが。)

セイン=ディバン > 「まぁ数少ない俺の取り得の一つなんでね」

相手の笑う声に、男はえへん、と胸を張ってみせる。
相手とは、ある程度気心も知れているので。
こういった冗談も受け入れてもらえるだろう、くらいの考え。

「そっか。そりゃあお疲れ様だ。
 ん? そうなのか? だったら、アルコール以外のドリンクにすれば?
 俺奢るよ?」

忙しい、と聞けば。相手の頭を撫でる掌の動きを優しいものにし。
アルコールは遠慮する、と言われれば。別の提案をしてみせる。

「そりゃあオレ、体傷だらけだもん。
 見てて面白いもんじゃねぇだろ」

相手の訴えには、肩を竦めてそう答える男。
相手が不満そうにするような仕草に、やれやれ、と苦笑するも。
胸元が目に入れば、じぃ、と凝視してしまい。

「……逆に言うと、だ。
 俺がシャツ脱げば、リュシーも脱ぐわけ?」

なんて、いきなりとんでもないことを言う男。
口調は軽いが、目はちょっと本気だった。

リュシー > いやいや、ご謙遜を。
…ていうか、大事なことだと思うよー。
男が枯れちゃったら、種の存続の危機だもんねぇ。

(けらけら笑いながら、爽やかとはほど遠い会話を繋げている。
それこそ慎み深い淑女ならば、真っ赤になって逃げ出すはずだが。
頭を撫でる掌は暖かくて心地良いので、ついでにちょっと、
生気を吸っちゃってもイイかな、なんて考えつつ。)

え、セイン、もしかして今、羽振りイイ?
んじゃ遠慮なく、アレとか奢ってもらっちゃおっかな。

(アレ、と目顔で示す先には、「季節のフルーツジュース」なる立て看板。
実りの少ない季節でもあり、恐らく下手なアルコールよりお高めだろう。
ニヤニヤと、相手の懐具合に期待する眼差しで)

男の身体が傷だらけって、そりゃ勲章みたいなモンでしょ、
少なくとも貴族のオッサンの三段腹拝むより……、

(ずっと眼福ものだろう、と続けるつもりだったのだが。
なにやら胸元にガッツリ固定された視線が、あまりにもガチだったので。
知らず、双眸を眇めてしまいながら)

………たぶん、そーゆートコだぞ、オッサン。
女の子が、警戒して寄ってこないのは。

(出せる限りの低音で、冷ややかな指摘をひとつ。
脱ぐ、とも、脱がない、とも、まだ言わないでおく。)

セイン=ディバン > 「はっ、そん時ゃあ誰か別の男が種を蒔くだろうさ」

別段、自分じゃなくてもいいことだ、などと笑いつつ。
男はへら、と笑ってみせる。
モテたいとは思わないがキモチイイことはしたい。
しかも、できれば不特定多数の、なんていうクズ男な思考をしているので。
別に、子供生ませまくりたーい、とかは考えていない。

「オレぁ基本羽振りイイっす。
 ん、いいよ……あ、微妙に高い」

近くのスタッフにフルーツジュースを頼む男だが。
値段を見て、ちょっと呟く。とはいえ、払えない金額でもない。
これで相手が喜ぶなら、安いものだ、と考え、相手にジュースを差し出す。

「物には限度があるだろ?
 ガチの冒険者の傷なんざ、見ても引くだけだ」

そんなもの見て悦ぶ人間はいない、と。
男は掌をひらひらと振りながら言うのだが。

「なにおう。誰にでもこういうこと言ったり、おっぱいをガン見したりするわけじゃないぞ?
 相手は選んでる。少なくとも、リュシーとは親しい仲だと思っているし」

なので、問題あるまい、と言いつつ。
鼻息荒く、両手をわきわきと動かして見せたり。
ゆる~り、とゆっくり伸ばす両手の向かう先は、相手のバスト。
もちろん、相手にも簡単に払いのけられる程度の速度と力加減なのではあるが。

リュシー > えー、セインが枯れちゃったら、泣く女多そうだけどなぁ。

(もしかしたらホッとする女も居るかもしれないが、
そこは言わないでおくのが、同じ男の情けというものだろう。
いずれにしても、既に男を捨てたやつの言うことであるから、
無責任極まりないのはこちらのほうだった。

基本羽振りがイイ、イコール、結構な働き者ということか。
あっさりOKが出たので、己のほうが目を丸くした。
値段を知った直後の呟きに、へへ、と誤魔化し笑いを洩らしつつ、
彩り鮮やかなフルーツスライスが飾られたグラスを、ありがたく受け取り)

……さんきゅ、いただきます。
なんか、会うたびに奢ってもらってる気がするけども、
―――――ん、コレ、美味しいよ、マジで。

(ひと口、味わって上機嫌に。
新鮮なフルーツの香りと、爽やかな甘さが絶妙である。

両手でグラスを支え持つ格好になれば、谷間はグラスに隠れるが、
むちりと盛りあがった稜線は垣間見えている。
目的がはっきりし過ぎている相手の手つきに、ますますもって双眸を細め)

ぼくは別に、セインの身体見て引きゃしなかったけど、
……その手つきはちょっと、引くぞ。
てか、もうわかった、脱ぐから、見せるから。

(だからその手を止めろ、と唸るような声で告げて、
実力行使としてジュースのグラスを彼の手に押しつける。
相手がそれを大人しく持っていてくれるなら、
己はカラになった手でシャツを脱ぎ落とし、借り物の水着姿を晒すことに。)

セイン=ディバン > 「さぁて、どうだろうね?」

相手の言葉に、へらへら笑いのまま答える男。
そうならうれしいが、そうでなくても仕方ない、と思っている節がある。

「そうだっけ? まぁ、気にすんなよ。
 こういう時に奢ってこそ、冒険者ってもんだ。
 ん~……俺はまぁ、後で貰おうかな。今は酒でいいや」

相手が嬉しそうに味わうのを見つつ、男はカクテルを飲み干す。
相手のジュースを飲む姿は、実に可愛らしくて。
思わず、男は微笑んでしまうが。

「う、それはすまねぇ。ついつい。
 最近、ちっと溜まってんだよ……」

ちょっとさすがに下品だったか、と反省しつつ。
相手からグラス受け取り、水着姿を見る。
なんというか、かなり大胆な水着であった。布面積凄く少ない。
男は、相手にグラスを返すと、自身もシャツを脱ぎ捨て。

「……てか、リュシーはなんでココ来たの。
 泳ぎにでも来たのか?」

傷だらけの上半身を晒せば、微妙に不満そうにしつつ。
男は、相手にそう尋ねてみる。
なお、相手の水着姿を見たせいで、男の股間はテントを張ってしまっていた。

リュシー > とりあえず、ぼくは泣くかもなぁ。

(いや、オマエは女のうちに入れて良いのか、と、
ツッコミを入れる己自身の声が、頭の中で聞こえた気もする。

定期的に決まった収入のある仕事ではないだろうが、
コンスタントに稼いでいるらしい相手。
既に今宵も奢ってもらっている以上、美味しく頂くのが礼儀であろう。
うまうまと、こればかりはオンナノコらしい涼味を堪能することに)

…ま、気にせず奢られますけどもー。
ていうか、いや、セインがエロオヤジなのは知ってるし。
本物の女の子にはしちゃだめだぞー、それこそ泣いちゃうぞー。

(何気なく、しれっと、酷いことを言っているような気もするが、
これでも慰めているつもりである。
グラスをいったん預けて、羽織っていたシャツを脱ぎ落とした後、
脱いだそれは先刻、彼が座っていたチェアに引っかけた。
グラスを受け取り、再びちまちまと味わいながら、
彼がシャツを脱ぐさまを鑑賞し)

相変わらず、イイカラダしてるよねぇ。
男としちゃちょっと嫉妬しちゃうかも…、

(ほう、と、なにやら満足気に息を吐く己は、見た目が女であるために
辛うじてエロオヤジ疑惑を回避している、といった有り様。
もちろん、下半身にもしっかり気づいていた。
お値段のわりに中身の少なかったグラスを乾して、飾られていた柑橘系のスライスを咥え、
空のグラスを傍らへ置いた手で、露わになった彼の肩へ触れようとしつつ)

泳いだことないし、泳げないよ、多分。
この格好、明らかに泳ぐって格好じゃないでしょ。
単なる好奇心ってやつ、……ここ、来たことなかったからね。
セインこそ、――――泳げるの?

(純粋な興味、と、ほんのり揶揄を含んで。
下半身事情的な意味で、相手もまた、泳げるようには見えなかった、ので。)

セイン=ディバン > 「お、嬉しいこと言ってくれるね」

その言葉にオッサンの方が泣いちゃいそうだ、などと。
男は、本当に軽い言葉で感謝を告げる。

「おう。奢られろ奢られろ。
 いやいや、気をつけてはいるぞ?
 ただ、この性欲の高ぶりばっかりはなぁ……」

普段ならぜんぜん紳士的だって、と言い訳しつつ。
少し反省を続ける男。男とて、自身の性への奔放さ加減は理解はしている。
だが、制御できなくなってしまう時も、まぁなくはない、ということで。

「そうか? 生粋の前衛職のやつらに比べると……。
 どうにも。我ながら頼りないと思うがな」

相手に体を観察され、男としては、なんだか複雑な気持ち。
やはり、傷のある体、というのは。男としては誇れないものらしい。
相手が肩に触れてくれば、男は逆に、相手の腰を抱き寄せようか、と。
する、と片手を腰へと。

「なんだ、そうなのか?
 あぁでも、確かに。この施設ができるまでは、泳ぎ、なんてレジャーとしちゃあマイナーだったかもな。
 ……二重の意味で聞いてる? 可能か、って話なら。
 オレ、冒険者、着衣水泳、技術の内。
 今、って話なら……まぁ、こんなんじゃあ泳げないな」

ふむ、と男は相手の水着を再度確認。
確かに、泳げる泳げないに関わらず。泳いだらいろいろとはみ出しそうな水着だ。
相手の問いには、マジメに答えつつも。
正直に、こんな状態では泳ぎはムリかな、などと冗談も含め。

リュシー > (返ってきた言葉の軽い響きに、こちらもからりと笑顔で応じ)

あ、でも、男の泣き顔は別に要らないよぉ。
泣き顔は絶対、女の子の方がカワイイ。

(このへんは、きっと男の感性である。
女性、特に好みのタイプの、を前にした時の男など、
実に欲望に正直になってしまうことは己にも良くわかっているから、
反省続行中の彼に、追い打ちをかけるのはやめておいた。)

ごちそーさま、でした。
まあまあ、イイんじゃないの、ぼくはエロいの大歓迎だし、
あんまりムッキムキでも、威圧感で引いちゃう子も居そうだし、
………大事なトコは、バッチリ逞しいわけだし、ねぇ。

(腰へ腕を回されて、両腕を相手の肩へ投げかけて身体を寄せれば、
相手の下半身の盛りあがりが、思い切り下腹へ触れるわけだが。
くすぐったそうに肩を竦ませつつも、まんざらでもない顔で微笑んで)

だいたい、ここ、純粋に泳ぎに来てるやつ少なくない?
この、…えっと、水着?ここのスタッフが貸してくれたんだよ。
明らかに、別な遊び方推奨してると思うんだよね。

(ビキニスタイル、しかも、どちらもたいそう布面積が少ない。
胸は白い膨らみが半分以上露出しているし、下だって色々ギリギリだ。
なだらかな下腹部の肌を、ひた、と彼の股間に触れさせて)

……じゃあ、さ。
泳げないんなら、溺れとく?

(なにに、とは言うまい。
口端に咥えたままだったフルーツのスライスを、背伸びして、顔を寄せて、
彼の唇へ、ちょん、と触れさせる戯れを添える。)

セイン=ディバン > 【継続予定です】
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からリュシーさんが去りました。